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一眼レフとミラーレスの違い

ライターさん(最終更新日時:2013/4/21)投稿日: アドバイス受付中!

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レンズ交換式カメラには四つの種類があります。一眼レフ、ミラーレスカメラ、トランスルーセント方式のカメラ、距離計連動式カメラです。最後のものはライカのM9ですが、かなり高価ですし、購入予定の人は既にカメラを良く知っているでしょう。ここでは最初の三種類のカメラの構造を説明します。

一眼レフはフィルムカメラの技術を応用したカメラです。フィルムをそのまま撮像素子で置き換えました。撮影レンズが捉えた像を鏡で反射させ、焦点板という摺りガラス(現在はプラスチック板)に結像させます。そのままだと左右逆像なのでペンタプリズムを使って再び反転させて左右正像に戻します。その像を接眼ルーペで拡大しますが、ルーペの性能もファインダーの見えの良さを左右します。シャッターボタンを押すとミラーが上がり、シャッターが開閉し、再びミラーが下がり、ファインダーで像が見られるようになります。ミラーが上がりシャッターが開き始めるまでの時間遅れをシャッターラグと言います。千分の一秒をミリ秒と言いますが、一眼レフのシャッターラグは数十ミリ秒です。シャッターラグを調べるにはストロボを強制発光させます。音や画面の復帰では正確な判断が出来ません。ミラーの音をシャッターの動作と間違えたり、画面の復帰をシャッターが切れたからと間違えることが良くあります。

入門機と言われる廉価版の一眼レフではプリズムの代わりにダハミラーを使います。キヤノンのKissシリーズやニコンのD3000シリーズ、D5000シリーズなどです。ダハミラーは像が暗くなる、像が小さくなるという欠点があります。そのため焦点板の光の透過性を上げて像を明るくする工夫をしています。しかしそうするとピントが合っていなくても像がボケません。したがってこれらの一眼レフでは焦点板でピントを確認できません。これはニコンやキヤノンが悪いわけではありません。そういうカメラを購入する初心者はそういう使い方をしないのでわざわざ高性能なファインダーにする必要がないからです。

ミラーレスカメラというのはデジタルだからこそ実現できた方式です。フィルム時代はフィルムに光を当てれば感光してしまいます。したがって鏡を使って事前に写る像を知る以外ありませんでした。デジタルカメラの場合は撮像素子に光を当てても問題ありません。そこで捉えた像を背面の液晶モニタに表示すれば事前に写る像を確認できます。電子ファインダーと言って小型で精密な有機液晶などに像を表示させ、それをルーペで拡大して見る方法もあります。一眼レフとの一番大きな違いは、鏡を使う機構がないのでカメラのボディを小型に作れること、その機構の部品や調整の手間がないのでコストが安くなること、鏡がないのでレンズの設計に制約を受けず広角レンズや標準ズームを小型で高性能に作れること、ミラーショックと言われる振動がないことです。一眼レフのファインダーの像はレンズが捉えた像ですが、背面の液晶や電子ファインダーの像は撮像素子が捉えた像です。そのため実際に写る画像そのままという利点があります。一眼レフのファインダーはプリズムを使ったとしても実際より焦点深度が深く見えます。欠点は撮像素子が捉えた像を液晶モニタや電子ファインダーに表示するまでに時間遅れがあることです。だんだん短くはなっていますが、現状で数十ミリ秒です。

 

なおミラーレスカメラは小さいのでレンズ交換式のコンデジと考える人がいます。一眼レフの主要な部品であるミラーボックスを取り去ったために小さく薄く出来たのです。またそのためレンズ設計の制約がなく広角ズームや標準ズームを小さく高性能に作れます。ペンタックスQのような小ささを目的としたもの以外、APS一眼レフに画質やレンズ性能で劣るわけではありません。ミラーショックがないため手振れに強いのも利点です。

トランスルーセント方式のカメラはソニーだけが作っています。一眼レフのように鏡がありますが、半透鏡と言って大部分の光は透過させます。一部の光だけを使って焦点合わせをします。ファインダーは撮像素子が捉えた像を利用する電子ファインダーです。焦点合わせの方法は以下に述べる位相差AFを利用します。この方式の利点は鏡を動かさないので時間遅れが小さくなることです。特に連写性能が高くなります。ミラーが動かないのでミラーレスカメラと同じく手振れに強くなっています。

焦点合わせの方法には、位相差AF、コントラストAFがあります。位相差AFはやや不正確だが速い、コントラストAFはやや遅いが正確という特徴があります。一眼レフは位相差AF、ミラーレスカメラの多くはコントラストAFです。風景写真やポートレイトなら正確さを優先しますが、スポーツなどの動きの速いものを撮るには正確さよりも速度が重視されます。ミラーレスカメラでコントラストAFなのがオリンパス、パナソニックのマイクロフォーサーズ、ペンタックス、位相差AFなのがニコンとキヤノンです。コントラストAFはパナソニックが速くオリンパスも最新の機種はパナソニックと同等です。むしろ一部の一眼レフの位相差AFより速いかもしれません。マイクロフォーサーズのコントラストAFが速い理由の一つはレンズの可動部分の慣性質量が小さいこと、もう一つはボディとレンズの通信に専用の端子を付けたため位置情報の通信速度が速いことです。ニコンとキヤノンはレンズがコントラストAF向きでないため撮像素子に測距用の素子を埋め込みミラーレスでも位相差AFを行なっています。キヤノンはさらにコントラストAFと併用しています。同じ撮像面位相差AFでも現時点でメーカー間に差があるようです。先行したニコンの特許が強力なのかもしれません。以上のようにコントラストAFだから、像面位相差AFだから、コントラストと位相差のハイブリッドAFだからと単純に名前だけから速さを予測できません。実機を見て触って確かめる必要があります。


手ぶれ補正の方法は、オリンパスとペンタックスの一眼レフとミラーレスカメラ、ソニーの一眼レフとトランスルーセント方式のカメラがボディ内で撮像素子を動かす方法、ニコンとキヤノンとパナソニックの一眼レフとミラーレスカメラ、ソニーのミラーレスカメラがレンズ内の光学系を動かす方法です。ボディ内補正はどんなレンズでも使えるという利点があります。ただしオリンパスのE-M5を除いて、撮影前のファインダー像は揺れています。手ぶれの可能性を確認するという点では有利ですが、フォーカス合わせの点では不利です。レンズ内補正は補正光学系が組み込まれたレンズでしか使えませんが、撮影前のファインダー像が安定しフォーカス合わせの点で有利です。

 

カメラはボディだけで写真を撮るわけではありません。レンズはボディ以上に大切です。自分が必要とするレンズが自分が買える値段で用意されているかメーカーを決める前によく確認してください。A社のレンズが多いとかB社は少ないという意見がありますが、買えないレンズや使う可能性のないレンズがいくらあっても無いのと一緒です。また水中ケースなどもサードパーティ製は高価なのでメーカーから用意されているかどうかは、水中写真を撮る可能性があるなら事前に調べておきましょう。

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感想アドバイス履歴

  • 送信日時:2013/04/21 13:28:02

    zuiko253さん

    こうしたらどう?

  • 送信日時:2012/08/15 21:44:26

    naomatu1960さん

    学んだ

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