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バックカントリーの必要装備①

ライターzenith0555さん(最終更新日時:2013/1/3)投稿日:2012/11/10 アドバイス受付中!

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今回からバックカントリー・スノーボードを始めるに当たって必要な装備を書いていきます。

1.スノーシュー
バックカントリー(略してB・C)は新雪を求めて山に分け入る行為であることは、先の「バックカントリー事始め」で書いた通りですが、当然ながら我々が出向く場所は「道」などというものは整備されておらず、必然的に降り積もった雪の上を歩くことになります。
そして我々、B・Cスノーボーダーはスノーシューが無いと一歩たりとも進めません
疑う方は試しにゲレンデ脇の全く圧雪されてない場所をボードを持って50m程歩いてみて下さい。1歩たりとも進めないはちょっと言い過ぎですが、それでも1歩進むのに多大な労力と時間が掛かることを実感できます

スノーシューはこの労力を1/3に減らし、かつ前進速度は3倍になると言われる位、雪上歩行においては重要な装備です。

さて、皆さんはスノーシューは雪に沈まないから、普段歩きのように行動出来るという認識でいるかと思います。実はコレ、7割正解の3割間違いでして、スノーシューと言えども雪に沈みます。それこそ最近積もったばかりの新雪上でしたら膝下まで沈むこともあります(体験談)。 
スノーシューは何も装着しない状態(これを「ズボ足」といったりします)と比較して脚が雪に沈み込む量を軽減し、かつ沈み込む量が一定になることで労力を軽減し、歩行速度を上げてくれる道具なのです。

自分の知る有名メーカーはMSRとATLASですが、探せば他にも幾つかあります。しかし、ことB・Cでの使用に耐えられる物となると、非常に限られてくるかと思います
有名メーカーのカタログを見ますと、スノーシューでも幾つかのモデルがあり、平坦であまり起伏のない場所を歩くスノートレッキング用から本格的な冬期登山用、その中間モデルなど、どれを選べばよいか迷うところでしょう。
自分としては初級者であっても山岳用の上級モデルをお薦めします。というのは、バックカントリーではどこでどんな登攀斜面に出くわすか分からずその点、上級モデルならばどんな斜面でも安定して登ることが出来るからです。
これは別に中級モデル以下が駄目と言っているわけではありません。地形は向かう山域にもよりますし、ルート取りを上手くすればこれらでも十分に使えます。 ですが、総合的な走破性・安定性はやはり上級モデルに軍配が上がるので、予算が許せばこちらをお薦めします。
スノーシュー上の写真は自分が愛用しているMSR製のスノーシュー:LIGHTNING ASCENTです。このスノーシューの特徴はこれまでパイプでフレームを組み、クランポンと呼ばれる足元に配置された「歯」で雪へのグリップを確保していた従来構造に対し、フレーム自身を「歯」とすることで、走破性およびグリップ性を大幅に向上させたことです。自分は実感がありませんが、従来タイプと比較すると特にトラバースに強くなったとの評価です。

2.スキーポール(ストック)
スキーの経験がある方はお分かりでしょうが、スノーボードしかやったことのない方はピンとこないかもしれません。
B・Cではスノーシューに履き替えて登攀するわけですが、スキーポールは歩行時のバランス補助目的で使用します。が、スノーボードで滑る時は当然ながら必要無い物でして、どこかに収納することになります(状況によっては持ったまま滑ることもありますが)。しかし、普通のスキー用ストックでは長くて嵩張りますので、専用品の出番となります。

専用品は登山用レッキングポールと同じく伸縮機構や折り畳み機構を持ち、使用しない時はコンパクトに収納できるという特徴があります。強度はスキーストックには適いませんが、先にも書いたように目的はあくまで歩行時のバランス補助なので、何ら問題ありません。
さて、このスキーポール。先に書いた通り登山用トレッキングポールと形は同じであり、自分も1シーズン目は経費削減の為、トレッキングポールを流用していましたが、 シーズン中にわざわざ専用品があることの意味を身をもって体験しました。

 登山用のトレッキングポールは快適に扱えるように手で握るグリップ部分がスポンジやコルクで出来ており、手を通すストラップは汗を吸収しやすい素材で出来ています(※トレッキングポールは握力で保持するのではなく、ストラップを手首にからめることによって腕で荷重を支えるので、こういった工夫がなされています)。
無雪期での使用でしたらこれで良いのですが、B・Cの舞台となる厳冬期の山ならば氷点下10℃~20℃は当たり前です。そしてこれだけ温度が低いと、無雪期用のトレッキングポールではグリップやストラップが凍るのです。
1シーズン目の吹雪の中のツアーでこれらが凍るという事態に遭遇し、ストラップに手を通したり抜いたりするのが難儀しました(凍ったからといって使い物にならないわけではありません)。

スキーポールはこの点が考慮されており、グリップ、ストラップ共に凍りにくい素材のものが使用されています。
春先や厳冬期でも晴れた日であれば普通のトレッキングポールでも大丈夫ですが、個人的には専用品を購入することをお薦めします。

注意

  • トレッキングポールは雪上で使用する場合は先端部分にあるバスケットというパーツを雪用に交換してください。有名メーカーならば別売りされています。

トレッキングポールの有名メーカーはLEKI、Black Diamond、シナノといったところです。 特にLEKIとシナノはトレッキングポール・ストックの専業メーカーですので、信頼性は高いでしょう。
 スキーポール写真は自分が所持しているBlack Diamond製のトレッキングポールとK2のスキーポールです。K2製のこのモデルはB・Cスノーボード用に開発されているので、非常にコンパクトに収納できるようになっています。 

3.バックパック(リュックサック)
B・Cでの登攀はスノーシューを履き、スキーポールを歩行時の補助として使用するのはここまで書いた通りです。

では肝心のスノーボードはどうやって持ち運ぶのか? 

そこで使用するのがバックパック(リュックサック)です。B・Cスノーボーダーにとってバックパックは単なる装備品を入れるだけのものではなくスノーボードを持ち運ぶ道具でもあるのです。
B・C用バックパックはスキー・スノーボードを取付けられるベルトがあり、それを利用してバックパックに括り付けます。
バックパック写真は所持しているTHE NORTH FACE製のB・C用バックパックです。ご覧のように背面側のベルト2個所でスノーボードを括り付け、背負って持ち運びます。

このB・C用バックパックですが、有名バックパックメーカーもしくはアウトドアメーカーでしたら大抵ラインナップにあります。なので、お好きなメーカーを選んでください・・・・と言いたいところですが、バックパックは見た目やブランドで決して選ばないでください。 

スノーボード用具選びのポイント①でも触れましたが、バックパックもブーツやゴーグルと一緒で、自身へのフィッティングが一番重要です。特に我々スノーボーダーはB・Cスキーヤーと比較して「スノーボード」という装備を余計に背負って行動せねばならず、ザックの背負い心地というのは体力の消耗具合・疲労の進行具合に大きく影響を及ぼし、ひいては集中力や注意力の維持に関わってきます。ですので、登山用品店へ出向き、しっかりと試着をして決めてください。

注意

  • 登山用品店とわざわざ太字で記したのは、当方がこういったバックパックは専門店で買うべきであるとういう考えでいるからです。
  • スポーツ用品店でも登山用具に対するしっかりとした知識があれば問題ありませんが、大手量販店なんかは季節ごとに大量の製品を扱わねばならず、どうしても知識が広く・浅くになってしまいます(そもそも量販店でB・C用具を取り扱っているのは見たことありませんが)。
他にもBURTONやK2、DAKINEといったギアメーカー、周辺用具メーカーもB・C用バックパックをラインナップしています。自分は登山をやっている為、専門メーカー以外のバックパックについてはイマイチ信用していませんが、先に書いたように自身の体にフィットし、機能にも満足が行けば問題ないでしょう。

他にバックパックを選ぶ際のポイントとしては容量内部へのアクセス方法が挙げられます。

容量は日程および行程によって異なってきます。日帰りや山小屋1泊程度でしたら30L前後でも間に合うでしょう。山小屋泊でも2泊以上となると、食糧や衣類が増えてくるので40L前後。テント泊ならば60L位は必要になります。

私は日帰りでしたら行動食・非常食・飲料・防寒着・予備のゴーグル・予備の手袋を持ち歩きますが、これらを入れると34Lのザック内がほぼ一杯になります。ザックの容量計算方法はメーカー任せのため、同じ容量表記でも多少の違いがあります。また、実際の収納容量は表記よりも少ないことが多いので、注意が必要です。

次に内部へのアクセス方法ですが、これはトップローディング方式パネルローディング方式の2つがあります。 ローディング方式右側は登山に使っているバックパックで、荷物の出し入れは上部(TOP)から行います。
左側はB・C用のバックパックで、ご覧のように上部のファスナーに加えてバックパネル(背中が当たる部分)を開いて内部へアクセスすることが出来ます。これは特にスノーボードを装着した状態でバックパック内部へアクセスするのに便利です
(自分は休憩のときはザックごとスノーボードを雪面に突き刺すので、あまり便利に感じたことはありませんが)。逆に言えば滑走道具を装着することの少ないB・Cスキーヤーにはあまり必要のない機能でしょう。

さて、このアクセス方法ですが、どちらも一長一短です。トップローディング方式はアクセスは多少面倒であるものの、上辺に「雨蓋」と呼ばれる覆いがあり、降ってくる水滴の侵入を抑えるという点では有利です。一方のバックパネル式ですが、見ての通りファスナー剥き出しの構造なので、ここから水が侵入する恐れがあります。実際、3月初旬のB・Cで途中から雨に降られたことがあり、バックパックおよび荷物が濡れてしまった経験があります。
もっとも両者とも降雪時の使用でしたら雪が積もるだけで、水が侵入する心配はあまりありません。
登山用品メーカーが出しているバックパックの中には素材に防水性を持たせ、ファスナーも止水ファスナーと言う特殊な物を使用することで水の浸入を防ぎ、荷物を濡らさないようにしたモデルがありますが、総じて高価です。
比較的安価な対策としては防水性を持った小分け袋(ドライバックとかドライサックと呼ばれています)を利用するという方法があります。荷物を取り出す時はちょっと面倒ですが、荷物を整理出来るという利点があります。

繰り返し書きますが、バックパックは自身へのフィッティングが最も重要です。その上で使い勝手なんかを比べ、ご自身の気に入った物を選択してください。

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