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Google USB DriverでAndroid端末をWindowsに認識させる

ライターさん(最終更新日時:2014/9/24)投稿日: アドバイス受付中!

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はじめに

開発したAndroidアプリを自分のAndroid端末で動かす

Androidは開発環境がすべて無償で提供されていることもあり、アプリケーション開発に挑戦される方が多くいらっしゃると思います。開発したからには、自分で所有しているAndroid端末(スマートフォン、タブレット)の実機上で動作させてみたいものです。しかし、実機で動作させるためには、ADBというツールで端末とパソコンが通信できる環境を整える必要があります。


ADBとは

ADBとはAndroid Debug Bridgeの略で、Android SDKに付属して配布されている開発ツールの一種です。パソコンをADBサーバー、Android端末をADBクライアントとして動作させる構造になっていて、端末へのプログラムのインストール/アンインストール、ファイルの転送/取得、デバッグ情報の通信、Android端末のシェル起動など、デバッグに必要な様々な機能を持っています。特に、Eclipseと連携してのJavaのソースレベルデバッグ機能は、複雑なアプリケーション開発に欠かせません。


ADBを使うためには

ADBを使用するためには、パソコンにADB用デバイスドライバーをインストールする必要があります。端末メーカーのウェブサイトでADB用デバイスドライバーを公開している機種の場合はそれを用いれば良いのですが、公開していないメーカーも多くあります。そのような場合、Googleが公開している汎用デバイスドライバーを使うことで解決することができます。本稿では、その手順を紹介します。


本稿の動作確認環境

  • Android SDK r20.0.3
  • Windows 7 SP1 64bit版
  • REGZA Tablet AT570(東芝, Android 4.0.3)


なお、一部の画像を更新されたAndroid SDKのものに差し替えています。


作業手順

デバイスドライバーの入手

まずデバイスドライバーを入手します。Windowsで開発環境を構築されている方は、Android SDKはすでにインストールされていることでしょう。ここではその手順は省きます。


SDK Managerを起動し、Extrasの中にある「Google USB Driver」にチェックを入れ、Installボタンを押します。 

1.png


次の画面で、Accept Licenseのボタンをチェックし、Installボタンを押します。これでしばらく待てば、ドライバーがインストールされます。 

12.png


Android端末の設定

まず、Android端末の設定で「USBデバッグ」を有効にしておきます。Android 4.0.3の場合は、「開発者向けオプション」の中にあります。また、Eclipseで開発したアプリケーションにはまずデバッグ用の仮署名が行われますが、仮署名のアプリケーションを端末実機にインストールするためには、「提供元不明のアプリ」のインストールを許可しておく必要があります。このメニューは4.0.3の場合は「セキュリティ」の中にあります。これもここでチェックしておくと良いでしょう。


端末のVID、PIDを調べる

USBのデバイスドライバーをインストールするためには、Vendor ID(VID)とProduct ID(PID)という情報が必要になります。この2つの情報によって、USBホストはUSBデバイスとドライバーの結びつきを管理しています。今回の場合、Android端末のVIDとPIDを調べる必要があります。


とりあえずAndroid端末とパソコンをUSBケーブルで接続してみましょう。この時点ではまだドライバーがインストールできる状態にはなっていないので、正常にインストールできなかったというメッセージが表示されることがありますが、ここでは無視してください。次に、デバイスマネージャーを開いてみましょう。 

3.png


AT570が「ほかのデバイス」として認識されています。この行をマウス左ボタンでダブルクリックして、プロパティを表示させます。プロパティの画面で「詳細」タブをクリックし、「プロパティ」のプルダウンメニューから「ハードウェアID」を選択します。すると、下図のような画面が表示されます。 

4.png


この画面から、AT570のVIDは0930、PIDは0963であることがわかりました。これらの値をメモしておきましょう。


android_winusb.infの編集

VIDとPIDが分かったところで、インストールしたUSBドライバーのinfファイル(システム定義ファイル)を編集します。USBドライバーは、Android SDKをインストールしたフォルダの中のextras\google\usb_driverの下にあります。このフォルダにある、android_winusb.infをテキストエディター(Windows付属のメモ帳でも可)で開いてみましょう。 

5.png


infファイルでは、[ ] で囲まれた名前をセクション名と呼び、次のセクション名までの区間をセクションと呼びます。ここでは、Google.NTx86セクションは32bit環境向け、Google.NTamd64セクションは64bit環境向けの記述となります。OSが32bit版であればGoogle.NTx86セクションだけを編集すれば正常に認識されるのですが、64bit版の場合は両方のセクションに同じ記述をしなければ正常に認識されないようです。OSがどちらかに関わらず、両方に追記するのが無難でしょう。


先ほど、 AT570のVIDは0930、PIDは0963と分かったので、両セクションに次のような記述を追記します。セミコロンから始まる行はコメント扱いなので、端末名などを記しておくと良いでしょう。


;Toshiba AT570

%SingleAdbInterface% =  USB_Install, USB\VID_0930&PID_0963

%CompositeAdbInterface% =  USB_Install, USB\VID_0930&PID_0963&MI_01 

6.png


[Google.NTamd64]と記述されたセクションの下にも、同じ記述をしましょう。


SingleAdbInterface、CompositeAdbInterfaceとは、パソコンと通信するインタフェースの種類になります。実際に使われるのはどちらか一方(AT570の場合はCompositeAdbInterface)ですが、この2つを記述しておけば大抵の端末はカバーできるでしょう。


当然ですが、VID_0930とPID_0963の部分は、お使いの端末で調べた情報に置き換えてください。 


編集が完了したら、保存してテキストエディターを閉じます。


ドライバーのインストール

再びデバイスマネージャーに戻って、「全般」の画面で「ドライバーの更新」を選びます。「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」を選択し、編集したandroid_winusb.infの場所を指定します。 

7.png


infファイルの編集が正しければ、次のような画面が表示されてドライバーのインストールが完了します。 

9.png


Windows 8では

以前のGoogle USB Driverはデジタル署名されていなかったため、署名強制を無効化したモードで再起動してからドライバーのインストールを行う必要がありましたが、現在はデジタル署名されているため、通常モードのままインストールできるようになりました。


ADBを使ってみる

動作確認

ドライバーのインストールが完了したら、コマンドプロンプトを開き、Android SDKをインストールしたフォルダーの下にあるplatform-toolsに移動します。なお、platform-toolsは前述のSDK ManagerでAndroid SDK Platform-toolsをインストールしていなければ作られません。もし無ければ、インストールしましょう。 

11.png


コマンドプロンプトでplatform-toolsフォルダーに移動したら、


xxx\platform-tools>adb devices


とコマンドを入力してみましょう。ドライバーが正常に動作していれば、下図のように端末リストが表示されるでしょう。

10.png


List of devices attachedの後に何も表示されなければ、認識に失敗しています。これまでの手順を見なおしてみましょう。


PATHの設定

ADBを使用するのに、その都度platform-toolsフォルダーに移動するのは面倒です。環境変数PATHにplatform-toolsを追加しておきましょう。環境変数の設定の仕方は、私の記した知恵ノート「Windowsで環境変数を設定する」をご参照ください。なお、同じくAndroid SDKをインストールしたフォルダーの下にtoolsというフォルダーもあります。ここにも開発に便利なコマンドがありますので、ここもPATHに追加しておくと良いでしょう。


改版履歴

(2012/10/29)初版

(2013/03/26)体裁崩れを修正、一部画像差し替え

(2013/05/03)Windows 8におけるインストール時の問題について追記

(2014/09/24)デジタル署名によって無用になった記述を除去

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