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「うつ」の話 1

ライターfatluscalさん(最終更新日時:2013/8/20)投稿日:2013/8/20 アドバイス受付中!

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はじめに

「うつ病」と色んなことを含むものを一括りにしてしまっているために混乱が起きているように感じます。私は医者でもないただの一うつ持ちでしかありませんが、自分が治療をしてきた経緯で読んだ本、医者やカウンセラーから教えてもらったことの断片から自分なりにまとまった内容を書き出してみようかと思いました。そんなわけで「正確性」とか「学術性」とかいう知識とは異なることは先にお断りしておきます。また、補足等あればぜひお教えください。

「うつ」、「うつ病」って?

以前、国がうつ対策のためのキャンペーンを打ちました。「パパ、ちゃんと眠れてる?」というようなキャッチフレーズだったかと思います。正確なのはいまだにネットで見つけられるでしょうから関心がおありな方はご覧になってみては。

その中にあったチェック項目は、
「疲れているのに眠れない日が二週間以上続いている」
「食欲がないのに体重が減っている」
「体がだるくて意欲がわかない」
「集中力が低下している」(考えがまとまらない)

というようなものでした。なお、ここから続くのは「うつかも」です。「うつです」と断定するものでも「うつ病」確定でもありません。早期発見を促すためのキャンペーンです。何にせよ、健康に問題ありな状態が続いたら病院行こうよってな話でしょう。

「うつ」って何なの? 「うつ病」じゃないの?

この説明は実は非常にめんどくさいです。それぞれがどんなものを指すのか詳細に述べなければならないからです。

「鬱(うつ)」という漢字があります。便宜上、「鬱」と「うつ」は分けて使われています。単純に「鬱」という漢字が一般的に使われる漢字に含まれていなかったことから、メディア等で使えなくて「うつ」というひらがなで表現されていたからなだけのようですが、「憂鬱」と「うつ(状態・病)」は別なものなので区別として使われている意味もあるようです。

それで、「うつ」というのは、「うつ状態」、「抑うつ」などを指すことが多いです。ときに、うつ病も「うつ」と言うことがあるので紛らわしいことになっているのは否めません。

で、この「うつ状態」や「抑うつ状態」は何かというと、冒頭のチェック項目に当てはまる様子が見られるもの、です。もっとも、キャンペーンでも「かも」で〆てますね。詳しくは医者に診て判断してもらいなさいってことです。夏バテだってこういうのありますもんね。二週間は長過ぎるけど。

なぜ、早期発見を、なのか。マイナス思考にはまり過ぎてさらにそれを何とかするエネルギーも奪われ、ひどくなって学校・仕事を休めばビハインドはそれだけ大きくなるからです。その前に立て直せた方が楽だよね、ということ。薬で調整して負担を減らす取り組みをすれば早くに良くなることも多いのです。

さて、今度は「うつ状態」とは違う、「うつ病」。実はこれの診断基準になるDSMやICDは改訂のたびにかなり分類が変わっています。それに、どこまでを「うつ病」と呼ぶかも規定はされてません。以前は、大まかに言ってしまえば、「大うつ病」、「気分変調性障害」、その他になっていたのに、今度の新しいのでは「うつ病性障害」なんていう分類になっているようです。

従来は、「大うつ病」が「うつ病」。医師はそういう風に捉えていたようです。今も大半はそうなのかも? たぶん、「新型」なんて騒がれるようになったのはこれに当てはまらないものが増えたからなのでしょう。

気分障害>うつ病性障害

これらの診断基準はズバリ。症状。です。細かく言うと、エピソード。どういう過程を経ているか、どんな状態かということ。ですので、初診で何も診断がなくて不安という方もよく見かけます。が、しばらく診ないとわからないのですね。

しかし、身近な人が亡くなったとか、職場でパワハラに遭ったとか、そういう理由は基本的には関係なく、不眠、激しい落ち込みの状態、運動抑制(体が重い)、思考抑制(頭が働かない、記憶できない)諸々の度合いなどから判断されていきます。

治療する側とされる側の認識のズレ

医者が判断する材料としてはきっかけや経緯は尋ねますが、そのきっかけや経緯は医者が何とかすることではありません。医者の仕事は症状の軽減です。 その症状の軽減にきっかけや経緯で何とかすることが必要ならば本人がそこに目を向ければ医者やカウンセラーが若干の精神的補助はしてくれる、くらいです。

もっとも、症状が重い内に色々考えてもマイナス方向へしか向かず事態は悪化するばかりですので薬である程度安定してから、自分に無理のない生活の見直しをするのが定石となっています。

ネット掲示板における「うつ」「うつ病」の認識のズレ

こんなわけで、「うつ」、「うつ病」は一連の症状に該当する患者がそう診断される疾患を指すに過ぎません。ところが、ネット上では個人の問題があたかも、「うつ」、「うつ病」による問題のように捉えられている傾向を目の当たりにします。「新型」はそのいい例です。

自己愛性障害や発達障害、適応障害でうつ状態やうつ病とともに診断される場合、ほとんどはうつ病は「二次障害」です。対人関係等で摩擦や葛藤が大きく、うつを招くものです。

この場合、「うつ」だから、「うつ病」だから、ではなく他の要素でも生活に支障を来しているものと想像されます。

特に、今はあまり使われない言葉になっているらしい、「神経症」。「ノイローゼ」とも。これは今の診断基準に含まれることのない概念です。それは、原因で分類するものだからです。先ほども書きました通り、今は症状で分類をします。

神経症は、脳の異常というよりはその人間の認知、考え方に不都合があることから起こるものという考え方をします。気合い、根性が大好きな人だと、「気の持ちよう」と言ってしまうアレです。それで片付くならほんとに楽なんですが、それを実感するベースがない・なくなってる人間に押し付けてもまったく無意味なんですが。

不安なことを振り払えないためにずっと不安を抱えていることから体にも異常を来たします。その不安が心理的なところから来ているのか生理的なことから来ているのか両方なのか、これもまだ明確にはなっていないようです。

実は、気分変調性障害がこの神経症の関わる抑うつ・・・抑うつ神経症とかぶる部分が大きいです。それでは、これが「新型」かというと何だか違う気がして仕方がありません。

「新型」として騒がれているのは、先ほどから書かせていただいている、「うつ」とは別の部分な気がして仕方がないのです。よく見かけるのは、「うつだからこれは免除しろ」と黄門さまの印籠のように自分がうつであることを盾にしている様子についてです。

これまで書いてきた通り、「うつ」、「うつ病」は症状によってそう診断されるに過ぎないものです。また、神経症系統のうつを抱えてる人間すべてがそれを盾にして生きているわけでもありません。うつの要因持ってる自分が今の自分でそのできる範囲でしか生きられないもんね、と本人が納得できればまた話は変わってくるのですがそう簡単な話でもなく。

また、「うつ病」については本当はわかっていないことも多く、発症プロセスですら仮説の段階のものです。きっかけや原因も、「内因性」、「外因性」、「反応性」、「心因性」と様々なのですが、これらは診断基準には含まれません。これをカバーする意味で診断基準の他の部分の細分化がなされている気はしないでもないのですが。

「うつ」って何だろう? このものすごく基本的なところが抑えられていないまま、「うつ」について語られていることに強い違和感を抱く一うつ持ちです。もっとも、私自身もまだまだまとまりきっていませんので、このノートの内容もあちこち飛んでますし抜けてる内容がたくさんです。お目汚し失礼しました。






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感想アドバイス履歴

  • 送信日時:2013/10/20 23:22:18

    soka_rakudaさん

    こうしたらどう?

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