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RAIDって何?
ライター:tkase375さん(最終更新日時:2011/9/25)投稿日:2011/9/25 アドバイス受付中!
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最近、「RAID」と聞いたり見たりしたことありますよね。
このRAIDって、いったい何なのか、どうやってやるのか、どんなメリットがあるのか記載します。
RAIDとは、複数台のHDD(SSDを含む)を使って、HDDの読み書きのスピードを上げたり、データのコピーをしたりすることをいいます。
RAIDは、単にスピードアップだけを目的としたものと、データのコピーだけを目的としたもの、それらを重ねたもの、トラブル時の対応に適したものなど種類があります。
最近は、PCのマザーボードでもこの機能を持っているので、デスクトップPC(セパレートタイプの拡張性のあるもの)をお使いであれば、利用できるか仕様書やマニュアルで確認してみましょう。(WinodwsのDVDが別にあることが前提ですが)
ただし、RAIDを構築するときは、すべて最初からやり直すことになるので、今までのデータはバックアップしてからになります。
ICH10Rなどという記載があれば、利用できますし、別途、RAIDカード(PCIスロットに接続)でも実現できます。
また、HDDを搭載するスペースも確認しましょう。RAIDによって、実現する最低台数がありますので。
RAIDは、同じHDDを複数台で構築しますので、「同じHDD」を用意する必要があります。
<主なRAIDの種類>
・RAID 0(ストライピング)
最低2台での構築が可能です。
2台でRAID0を構築したとき、見た目上、HDDに書き込むデータは、2台に
分散されて書き込まれ、読み込みの際もそれらを読み込みます。
HDDの容量は、2倍になりますが、冗長性がないので、1台が故障したときは、
復旧はできません。
ただし、分散化により、データの読み書き速度は、向上します。
Windowsの起動速度を求めたりするときには有効です。
ただし、1台でも故障したら復旧できないことを忘れずに。
・RAID 1(ミラーリング)
最低2台での構築が可能です。
2台でRAID1を構築したとき、見た目上、HDDに書き込むデータは、2台とも
同じデータが書き込まれます。
HDDの容量は、1台分なので、2台の総量の半分ですが、冗長性があり、
いづれか1台のHDDが故障したときに、復旧が可能です。
書き込み速度などの向上はありませんが、データを守るという点では、
有効な手段です。
特に、データ用としたドライブではこのミラーリングは有効で、データの保持に
威力を発揮します。
・RAID 5(パリティRAID/分散データガーディング)
最低3台での構築が可能です。
3台以上でRAID5を構築した時、見た目上、HDDに書き込むデータは、分散し
障害時に復旧するためのパリティを付加したデータが書き込まれます。
HDDの容量は、3台で構築しても、3台分よりは少なくなりますが、傷害復旧
能力が高く、1台のHDDが故障した場合でも復旧できます。
RAID1よりも、高速なため、サーバ用途では広く使われています。
ただし、例え5台でRAID5を構築しても、2台のHDDが一気に壊れた場合は、
復旧できないです。
データ復旧用のパリティというものを、2倍にして書き込むことで、2台までの
故障に対応したものが、RAID6というものです。
・RAID 0+1
最低4台以上。RAID0の構築単位でミラーリングすることです。
RAID0のアレイ(RAIDの1ドライブの単位)を2組用意してミラーリングします。
RAID0に冗長性を持たせる為、速度的に有利です。
ただし、RAID0単位で、それぞれのHDDの故障が発生した場合、
復旧はできません。
・RAID 10
RAID0+1の逆の考え方です。RAID1のミラーリングのアレイを、分散化します。
RAID0+1との違いは、HDDの故障時、RAID1のアレイのそれぞれの1台が
故障したときでも復旧できるということです。
RAID0+1も、RAID10も、導入コストとして高価な為、企業やサーバは、RAID5
RAID6を利用するほうが高いです。
・その他
RAIDの数字が飛んでいるように思う方もいらっしゃるとおもいますが、
RAID2、RAID3、RAID4、RAID50も存在します。
利用価値や、コストから、導入はほとんどありません。
また、PCで利用するのは、RAID0、RAID1が殆どで、余裕があって、RAID5
の利用が殆どでしょう。
RAIDの用語について
・アレイ
RAIDでは、HDDを複数台用いて、1つのアレイというものを作ります。
このアレイは、RAIDの1つの単位であり、このアレイ1つが1つのドライブと
なります。
ただし、複合RAID(1+0や10など)は、このアレイを、もう一度2アレイ以上で
組んで、1つのアレイとしています。
・ソフトウエアRAIDとハードウェアRAID
ソフトウェアRAIDとは、OSのアプリケーションやRAIDのアプリケーションで実現
するRAIDです。RAIDの構築内容は同じですが、ソフトウェアの処理速度と、
CPUへの負担で、RAIDの能力が決まってしまいます。
その点ハードウェアRAIDは、専用のコントローラで行う為、CPUへの負担は
ありません。よって、処理において、OSに負担を掛けたりすることはありません。
・デグレード(デグリ、デグった)
RAIDの構成が確保できなくなった状態を、デグレードといいます。
RAID1でミラーリングしていたが、エラーが出た。
こんな状態をデグったともいいます。
問題のあるHDDを交換し、再構築(リビルド)することで、解決します。
なぜ、こうなるかというと、RAID1で言えば、データを2台のHDDに一気に書
込みますが、1台のHDDの不具合で書き込めなくなったため、
このような状態になってしまいます。
注意
- RAIDはRAID0以外、冗長性を確保していますが、完璧ではないです。RAID6でさえ、3台のHDDが故障したときは、復旧できません。
- RAIDだから安心という考え方だけは無くしてください。
- また、HDDである以上、突然の電源OFFはクラッシュの可能性が高いです。
- ですので、UPSなどの設置をお勧めします。
ポイント
- これからRAIDを構築したいと思っている方は、データ用HDDとして構築してみましょう。
ヒント
- 自作でPCを作られた方は、RAID機能があるけど、どうやるかわからない。
- そんなときは、マザーボードのマニュアルをみましょう。
- PCの起動は、次の通りです。
- 1,BIOS(POST画面)←RAIDを使う設定に変更
- 2,コントローラ起動(RAID、USB3.0等)←RAID画面に入って構築です
- 3,OS起動
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