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アルコール依存症とは?

ライターさん(最終更新日時:2015/7/2)投稿日: アドバイス受付中!

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■はじめに

アルコール依存症という病名は、多くの方もご存じだと思います。しかし正しい情報となると??・・・
病気を知らない為に起こる苦労、不幸、その他etc
ここでは「アルコール依存症」の本質、影響、回復の為の情報、アルコール依存症で苦しむ ご本人や ご家族に出来る治療的行動をまとめました。

 




■アルコール依存症とは?


①病気の本質はコントロール障害

・飲みだすと適量では切り上げにくくなっていく
・酒が切れると無性に酒が欲しくなっていく

・飲酒後のコントロールが効かなくなっていく
・飲んではいけない、飲まない事が明らかに良いと分かりながらも「つい一杯」という事が多くなっていく

・次第に大きな犠牲を払ってでも飲酒を選ぶようになっていく
★回復していないアルコール依存症者は、最も飲んではいけない時に飲みつぶれる事の天才!
・最後には、飲んでいるかアルコールで寝ているかどちらかという「連続飲酒」に陥る



<原因>

アルコールが 「依存性薬物」 であり、飲酒を続けるにしたがって、心身の囚われが出来ていくためです。

☆ この心身の囚われを「身体依存」「精神依存」と呼びます。


☆ポイント!
☆アルコールに対する “心身の囚われ” によって飲酒のコントロールを失うから 「アルコール依存症」 なのです。




<アルコールは「遅発性の依存性薬物>
酒(アルコール)は多くの人にとって「嗜好品」ですが
、習慣的に飲酒をしている人の4%弱は、ごく初期も含めてアルコール依存症になると言われています。

なぜ多くの人にとって「嗜好品」であるか?・・・

それは、アルコールが「遅発性の依存性薬物」で、すぐには「依存性」が発動しないからです。


個人差は大きいのですが、多くの人は 摂取した純アルコール量が200リットルを超えた辺りから、この心身の囚われが徐々に現れてきます。

この個人差は、体質、心理的、社会的要因などが影響します。



「身体依存」を作り出している原因の一つは、アルコールの代謝産物が脳内麻薬の「ニセ物」に変化するという脳の代謝異常と言われています。


詳しくは下記の知恵ノート

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n3437
●アルコール依存症に関するお復習い」 をお読みください。



★ここでは説明しておりませんが、アルコール依存症の心の囚われは、別のプロセスがあります。






②アルコール依存症の特徴

 

<治癒しない病気>
一度この病気になると、殆どの方は、再び飲酒を始めると、最も悪かった状態に逆戻りします。例え長年の間、飲まなかったとしてもです。

そういう意味で「治癒」しません。

 

2013/05/27 に、「レグテクト」という新薬が発売されました。これは飲酒欲求抑制剤です。

しかし、アルコール依存症者を普通の飲酒者にする力はありません。

今の医学では、アルコール依存症者を普通の酒飲みにする事は、不可能なのです。


 


<進行性の病気>
飲み続けている限り、薬物アルコールへの心身の囚われは更に強まり、アルコール依存症に伴う健康障害なども深まります。

そういう意味で進行性の病気です。




<死に至る病気>
飲み続けるアルコール依存症者の平均寿命は 52、3才
*女性の場合、もう数年短い。
・死因の多くはアルコール関連身体疾患。
・肝疾患などを連想する事も多いですが、心疾患や消化器系疾患、糖尿病、脳血管障害、悪性腫瘍など全身に及びます。

*詳しくは、下記 知恵ノートを

「アルコール依存症と合併症」

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n30046


・事故死や自殺なども多く、時には事故とも自殺とも判断できないケースもあり。
・身近な人に殺害される事も、決して珍しくありません。

・もし生物学的に死に至らなかっても、社会的信頼を失ったり、家庭崩壊、認知症などに陥るなど、社会的な死に至る事が多いものです。
*もし認知症に陥ってしまっても、介護を行うはずの家族をすでに失っていたり、失わないまでも、家族関係が甚だしく損なわれている事も多々あり、悲惨なものです。

「この世の地獄を見たければ酒害者の家庭を見るがよい
この世の天国を見たければ断酒家の家庭を見るがよい」 

・・・松村春繁氏の言葉・・・




<人を巻き込む病気>
アルコール依存症は「人を巻き込む病気」
正しい知識、適切な支えもなく進行中のアルコール依存症者と接していると、「共依存」と言われる不健康な相互依存関係に陥り、結果的に、ご家族の「善かれ」という想いと裏腹に、病気を進行させてしまいます。

この過程を「巻き込まれ」と言います。

 「この世の地獄・・・・」
これは、進行中のアルコール依存症者と「巻き込まれ」によって陥っていく世界です。

∴ご家族など身近な方の正しい認識と行動が大事なのです。



*下記の関連知恵ノートを
「ご家族のアルコール依存症でお悩みの方へ」

*ご家族の「巻き込まれ」の程度は下記
「アラノンは私に必要?」
http://www.al-anon.or.jp/checklist/index.html



<影響は世代間を超える>
アルコール依存症の影響は、配偶者、兄弟、親などだけでなく、子供などにも及びます。

アルコール依存症の親(親同様の人)に育てられ、すでに大人になった人を“Adult Children of Alcoholics” (ACOA) と言います。

アダルトチルドレンという概念は、診断名でも人へのレッテルでもありません。
しかし、人によっては、生きづらさを持ったり、ACOA以外の人より依存症に罹るか、依存症の配偶者を持ちやすいという統計もあります。

ただし、これは運命ではなく、アルコール依存症者本人の回復、影響を受けた子供が正しい認識を持ち、場合によっては正しい支えを持つなら危険は減ります。

★関連知恵ノート 
 「アダルトチルドレン」について を参考に



<否認の病気>

アルコール依存症は「否認の病気」
進行すればするほど、自分自身の問題に気づけなくなっていく厄介な特徴があり、それがアルコール依存症をより難治性にしています。

○「否認」の原因

・ブラックアウト

アルコールの直接の影響によって、酔っていた時の記憶が曖昧になったり抜け落ちたりします。
この現象を「ブラックアウト」 と言います。

★程度の差はあるものの、アルコール依存症者の多くは、そもそも、自分の酒害を覚えていません


・防衛機制
アルコール依存症者の心の底には、必ず「このままではいけない」 という気持ちがあります。
しかし、酒の上での失敗を重ねる中で自尊心を維持するために、コントロールを失いかけている(失っている)事が認めにくくなっていきます。
自尊心を保つ為に 「否認」という防衛の上着 を必要とするのです。

*この二つが、アルコール依存症を難治性の病気としている「否認」の原因です。


○「否認」を強める、二次的な要因
・「巻き込まれ」た ご家族などは、病気と知らず 必死に責めたててしまうものです。

・「巻き込まれ」に基づく言動によって、さらに「否認」という防衛の上着を重ね着する必要が高まります。
イソップの寓話 「北風と太陽」  にある「北風」 のようなものです。

・巻き込まれたご家族などは、「北風」とともに 飲んだ後始末 もしてしまいます。
その為、酔っていた時の痕跡 が残っていない事も多く、ブラックアウトと相まって、さらに自分の酒害を認識できない状況が強まります。

・ご本人の酒害による問題を、周囲の人が解決してしまう事も多く、アルコール依存症者に不健康な依存心 を作り出します。

*これらの行動が  “イネイブリング” です。


アルコール依存症の治療では、ご本人の治療を受ける意志が最重要で、それを引き出す為に「否認」を切り崩す事が重要です。
否認を切り崩す為のポイントは、身近な人のイネイブリングをなくしていく事なのです。


∴ご家族の行動の変容が必要 なのは、このような意味からです。



<回復可能な病気>
アルコール依存症とは、飲酒する頻度や量を減らしていく事(節酒)が不可能な病気 です。
いっさい飲酒しない事、「断酒」 以外に回復への道はありません。

正しい治療的行動を自ら続ける事で、「断酒」も不可能ではありません。

断酒を継続する事で、治癒はしないものの、健康な断酒生活が送れる可能性も十分あります。

これがアルコール依存症からの「回復」です。


★ポイント!
・「断酒」は可能ですが、「節酒」は不可能です。
・「断酒」とは、自ら飲酒しない生き方を選択し、実践を続ける事、言い換えると 「生き方の選択」です。
・それに対して「我慢して飲まない」、誰かに酒を飲まさないようにする事を「禁酒」と言います。「禁酒」とは、「酒との闘い」です。

★この「闘い」こそが、アルコール依存症者に酒への囚われを、そしてご家族の共依存強めるマイナスの原動力 なのです。


★なぜなら“Addiction”だからです。



<一人だけでは回復しにくい病気>

アルコール依存症は、一人だけの力では、中々回復しません。

・第一の原因は、嗜癖行動(Addiction) だから

嗜癖行動 には、その問題となってる事に意識を集中すればするほど、ますます囚われるという特徴があり、一人だけで必死に酒を我慢してると、この悪循環にハマり込んでいき易いからです。


・もう一つの原因は「否認の病気」だからです。
「否認」の一番の原因は、アルコールの薬理作用ですが、それだけでなく、アルコール依存症に対する世間の誤解や偏見に基づく風当たりの強さによるところも大きいのです。
さらに、巻き込まれたご家族などのイネイブリングが、それを強めます。

アルコール依存症者は、決して好き勝手に酒を飲んで、好き勝手にアルコール依存症になったのではありません。

必死に自分の酒と闘い、そして破れていったのです。
しかし、誰もそのように理解などしてくれませんから、さらに必死になって酒との闘いを続け、敗北を重ねていきます。

その中で、認めにくい酒に対する敗北を心の中に納めるために出来上がっていくものが「否認」です。

*心の中にある「健康になりたい」という気持ちが、「否認」という厄介な心のあり方を作り出しているのです。


アルコール依存症者にとっての相互支援グループ(自助グループ)とは、この様な風当たりの強い世間の中でのオアシスのようなもので、否認という防衛の上着を脱ぎやすくします。

また、相互支援グループ(自助グループ)で行っている「言いっぱなし」「聞きっぱなし」は、語りの精神療法 にも通じるものがあります。


回復を目指すアルコール依存症者にとって相互支援グループ(自助グループ)は、居場所 であるとともに治療の場 です。
しかし、一人では、このような回復を目指す事はできません。




<人任せでは回復できない病気>
アルコール依存症は、医療機関に「治してもらう」的な病気ではありません
アルコール依存症となった方の治療的行動が重要です。
具体的には、断酒会やAAなどへの出席、マックなどの依存症回復施設のプログラムを利用することなどが大事です。それを支えているものが専門医療なのです。




<誤解と偏見が多い病気>

アルコール依存症には、多くの誤解と偏見があります。
最も多い誤解と偏見は、いわゆる「アル中」イメージに基づくものです。
多くの人が「アル中」という言葉から受ける印象とは、下記のようなものではないでしょうか?


「意思が弱い」
「人格的に問題がある」
「酒を飲んで暴れる」
「常にアルコールを飲んでいる」
「手が震える」
「酒の為に幻覚が見える」
「酒の為に精神病院に入院したことがある」
「酒を止める気持ちがない」
「酒の為に仕事を失った人」
「昼間から公園で酒を飲んでいる」
「朝から酒を飲んでいる」 etc


*もっとあるかも知れませんが・・・


朝酒や、はっきりした離脱症状の有無、いわゆる“酒乱”など酔い方の異常の有無がアルコール依存症か否かの絶対的な判断の材料ではありません。
・「山型飲酒」に見るように、常に飲酒をしているとも限りません。
・飲酒量でも、アルコール依存症か否かの判断はできません。要はコントロール障害があるか否かです。

★あくまでも診断基準やKASTなどに沿って判断される事で、少なくても、上記のような「アル中イメージ」から判断されるべきではありません。


*アルコール依存症のコントロール障害は、人間の意志力を大きく上回っている もので、「アル中」イメージにあるような「意思」の問題ではありません。



ほとんどのアルコール依存症者は、これらの「イメージ」にあるような特徴の一部分は持っていますが、このイメージの多くに該当するアルコール依存症者は、よほど病気を拗らせた人以外にありません。

「否認」の病気であるアルコール依存症者にとって、うってつけとも言える「否認」の材料となります。「私はまだ ○○ はないから」etcと。



さらに、周囲の人にとっても、アルコール依存症という病気として正しく捉えられないなら正しい対応は不可能です。


まだ病気であると知らず適切な支援を受けていないご家族などは、必死になって目の前で起こっている問題を解決しようとします。
しかし「人を巻き込む」病気ですから、「巻き込まれ」行動をとってしまうのです。


このようにアルコール依存症への誤解と偏見が、アルコール依存症者自身に正しい治療を受ける機会を妨げ、周囲の人も、正しい行動を起こせず、病気の進行を、それとは知らずに後押ししてしまいます。



③アルコール依存症の新定義
アメリカ嗜癖医学協会と全米 アルコール・薬物依存評議会による定義

 1990.4/26

「アルコール依存症は第1次的な慢性の病気であり、遺伝的、心理社会的、環境的諸要因がその進行と現われ方に影響を与える。病気はしばしば進行性で致死的である。これは継続的あるいは断続的な、飲酒に伴うコントロールの喪失、薬物アルコへの囚われ、不利な結末をもかえりみないアルコールの使用、思考の歪曲、もっとも著しくは否認、によって特徴づけられる。」


*アルコールシンドローム(現 Be!) 

第20号 1990年9月刊 より



★ポイント!
・この定義の中のどこにも、アルコールに依存する、などという言葉はありません。

・第一次的とは、コントロール障害そのものが 「病気」 だという事です。

この「コントロール障害(コントロールの喪失)」が病気なのです。

・「薬物アルコールへの囚われ」=「精神依存」と「身体依存」の事です。

・「否認」とは、アルコール依存症ついての重要な概念です。





■飲酒の問題を自覚されておられる方や、ご家族の飲酒問題を心配されている方へ



①アルコール依存症か否かの基準

<診断基準>
・・・アルコール依存症は、きっちりした診断基準のある「病気」です・・・

・ICD-10 に基づくアルコール依存症の診断基準
http://www.doctors-cosme.info/icd-10-check06.html


<スクリーニングテスト>
・久里浜式アルコール症スクリーニングテスト(KAST)

新Ver  http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_alcohol_test1.html

旧Ver http://www.enjoy.ne.jp/~ikuro/alcohol/altest.html

*新バージョンは 男性用、女性用が用意されています。
旧バージョンは 周囲から見た情報でも、ある程度判定し易いものです。



②ご家族に「巻き込まれ」行動が あるか否か?
・アルコール依存症は前述のように「人を巻き込む」病気です。
アルコール依存症者のおられる家庭では、「巻き込まれ」に基づく行動パターンや苦しさ、苦労などがあります。
・前述の「アラノンは私に必要?」 をチェックして下さい。



③アルコール依存症の相談機関
・アルコール依存症の相談機関は、保健所や精神保健センターです。
・多くの保健所や精神保健センターでは、酒害相談を受け付けております。
・多くの精神保健センターでは、「家族教室」などを開催しており、適切な対応ができるようにアドバイスをしておられます。

○精神保健センター
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html

 



④アルコール依存症についての正しい情報
・アルコール薬物問題全国市民協会(ASK) http://www.ask.or.jp/
・高知アルコール問題研究所 http://www.kochi-al.org/

・お勧めの本/パンフレット
 アルコール依存症を知る! 森岡 洋(著) ASK
 アルコールで悩むあなたへ  ASK
 あなたが変わる 家族が変わる  ASK

 アルコール依存症 家族に贈る「回復の法則」25 ASK

http://shop.a-h-c.jp/eshopdo/refer/refer.php?sid=ns74060&cid=14&vmode=

 

☆もっと多くありますが、この辺りが特にお勧めです。


また、保健所や精神保健センターに置いてあるパンフレットも活用を。
 





■アルコール依存症の治療とは?

アルコール依存症の治療とは、アルコール依存症の専門医療機関+相互支援グループ(自助グループ)、そしてご家族の正しい協力です。

また、抗酒剤や飲酒欲求抑制剤も補助的な意味で使用します。

*ご家族の正しい協力とは、正しい知識を持つ事と、断酒会や家族グループへの出席、正しいスタンスで接する事などです。




①アルコール依存症の治療は何をするか?
・安全な解毒治療

・アルコール関連身体疾患の治療

・アルコール依存症に伴う、心の病気からの回復を支える
・アルコール依存症からの回復への動機付け
・アルコール依存症についての正しい情報の提供
・飲酒習慣に伴う生活習慣や対人関係の歪みを治していく為の知識と場の提供
・AAや断酒会などの相互支援グループ(自助グループ)への導入
・ご家族に対しては、その「巻き込まれ」と言われる不健康な関係を、健康な関係にしていく為の知識と場の提供(具体的には、家族教室や家族グループへの出席をお勧めしたり、個別面談を通じ)。
・退院後は、専門外来への通院でフォローしつつ、安定した相互支援グループ(自助グループ)への出席を応援します。



②アルコール依存症の専門医療機関について
・一般の精神科ではなく、あくまでも専門医療機関を。

・その地域に専門医療機関がない場合には、相互支援グループ(自助グループ)や家族グループのメンバーの口コミで、信頼できる医療機関(医師)を教えてもらう事。
・入院治療となるか、外来で治療を行うかは、その方の心身の状態(離脱症状の程度や関連身体疾患の重症度、さらに、ご本人の治療の意志の程度)によって、担当医が判断します。
・入院の場合は、2~3カ月の治療プログラムを目的とした入院です。
・入院形態は、ご本人の意志に基づく「任意入院」が基本です。強制入院では、治療効果はあまり期待できません。
・外来で治療という場合には、後述の自助グループへの出席を併用する事が望ましいのです。


☆専門医療機関で行っている事は下記を
「アルコール依存症の専門医療機関でしていること。」
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n3437



③相互支援グループ(自助グループ)などへの出席
・安定した断酒を継続する為には、相互支援グループ(自助グループ)への出席を続ける事が望ましいのです。

「断酒会」 窓口は全断連  http://www.dansyu-renmei.or.jp/
「AA」(Alcoholics Anonymous) http://www.cam.hi-ho.ne.jp/aa-jso/

*もし、数カ月~数年の間、昼間のミーティングに毎日出席が可能なら、リハビリ施設であるマックの利用が治療的です。
ここでは、回復の為の基礎づくりを行います。


「マック(MAC)」(アルコール依存症のリハビリ施設)

http://homepage3.nifty.com/AmayadroriCompulsive/m-a.html



☆相互支援グループ(自助グループ)に関しては下記を
「アルコール依存症からの回復と、自助グループ(相互支援グループ)について」
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n4703



④家族グループへの出席
・アルコール依存症は「人を巻き込む病気」です。
この不健康な関係を健康的な関係にする事が、ご本人の断酒への気持ちを引き出す可能性を高めます。


・利用可能な家族グループは下記。
「アラノン」(Al-Anon)家族グループ http://www.al-anon.or.jp/
「家族の回復ステップ12」 http://frstep12.info/


*断酒会の家族会も家族グループです。
断酒会の場合には、家族会だけでなく、ご本人と一緒に、普通の断酒例会にも出席を。




 


■治療意志のないアルコール依存症者を身近に持っておられる方へ

アルコール依存症は「否認の病気」です。
しかし、前述のように、「否認」は周囲の人との関係性の中にも、それを強める原因があります。


自らの酒害を認めない困った人を身近に持っておられる方も、その方との関係を修正する事で、ご本人から断酒をする気持ちを引き出す事も不可能ではありません。




①ご家族が、正しい知識を持つ


②保健所や精神保健センターへ相談し、適切な支援を受ける。


③家族グループへの出席をする。


④正しいスタンスで接する

・基本的なスタンスは、アルコール依存症者の責任を、ご本人にお返しする事。
周囲の人は、ご本人の飲酒をコントロールする力はありません。この無力こそが、正しい対応の出発点です。

ただし、身近な方が適切な対応を始めると、それにアルコール依存症者の回復力は引き出せます。


・よほど危険な場合以外は、飲んだ後始末は一切しない。これは、アルコールの影響で、酔っていた時の記憶の一部分~大部分が抜け落ちている可能性が高いからです。
ご本人に正しい認識を持ってもらう事が、ご本人から断酒をする気持ちを引き出す上でのポイントです。


・アルコール依存症の「否認」は、周囲から責められる事によって強められます。
イソップの 「北風と太陽」を思い出して下さい。

★この正しい対応を支えてくれるものが、保健所などの相談員や家族グループのメンバー、断酒会のメンバーです。



*適切なスタンスで接していければ、ご本人から断酒をする気持ちが引き出せる可能性も出てきます。



☆下記も参考に

「CRAFT 依存症者家族のための対応ハンドブック」

 ロバート・メイヤーズ (著)  金剛出版




⑤断酒の為の治療を勧める
・「CRAFT」も参考にすると、その気になるのが早められる可能性もあります。

・ご本人が、痛飲した後や飲酒上の問題で反省している時に、断酒の為の治療を勧めましょう。これは、ご本人の酒が完全に抜けている時にです。
・断酒の為の治療以外の手助けは基本的に不要。
・アルコール依存症者の取引には乗らない。

*その気にならないなら、まだその時ではないのかもしれません。
正しいスタンス、家族グループなどへの出席を続け、次のチャンスを待ちましょう。

深追いは禁物!

☆命に関わる状態であるか否かは、保健所や精神保健センターとの連携で、ある程度は判断可能でしょう。
命あっての断酒です。





 ■まとめ

・アルコール依存症は、進行性で致死的な病気で、治癒する事はありません。
しかし、断酒を継続する事で回復も不可能ではない病気です。

・アルコール依存症は「家族ぐるみの病気」と言われる通り、何も支援もなく飲酒中のアルコール依存症者と接していると、ご家族も心の健康を損なっていき、「善かれ」と思ってとった行動が、アルコール依存症の進行を後押ししてしまいます。
したがって、ご家族の行動を変える事で、アルコール依存症者の治療成績が大きく変わっていきます。

☆ここが大事なポイント!


繰り返しますが、アルコール依存症は正しい治療で、回復可能な病気です !! 




元アルコール依存症専門治療病棟 看護師より

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  • 送信日時:2015/01/18 10:34:54

    tanshigeさん

    こうしたらどう?

  • 送信日時:2015/01/18 10:17:05

    tanshigeさん

    こうしたらどう?

  • 送信日時:2012/12/16 05:03:10

    keigou9014さん

    助かった

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