ここから本文です

この知恵ノートを「知恵コレクション」に追加しました。

追加した知恵ノートはMy知恵袋の「知恵コレクション」ページで確認できます。

知恵コレクション」に登録済みです。

再登録しました。

追加に失敗しました。

ノートに戻り、もう一度やり直してください。

すでに1,000件のノートが登録されています。

新しく追加したい場合は、My知恵袋の「知恵コレクション」ページで登録されているノートを削除してください。

追加できませんでした。

ノートは削除されました。

生理周期の安定した女性のための妊娠しにくい日、妊娠しやすい日の計算は

ライターさん(最終更新日時:2017/5/6)投稿日:

  • ナイス!:

    13

  • 閲覧数:471543

印刷用のページを表示する

   明治の終わりの1942年、日本人産婦人科医・荻野久作博士は不妊や多産に苦しむ女性の治療のため、生理周期に関する研究を行ない「荻野学説」を発表しました。いわゆる「オギノ式」です。


この学説は、 妊娠しやすい日と妊娠しにくい日を、次の生理予定日から逆算して割り出す計算方法です。ところがオーストリアの医学者ヘルマン・クナウスは荻野博士の手法の目的を逆転させて避妊法として使うことを提唱し、今ではこの計算方法を避妊のために利用することができ、ローマカトリック教会の教学上、排卵法(ビリングス・メソッド)と共に認められている受胎調節法(自然な家族計画)の一つとして世界中に認められています。インターネットで「オギノ式」を検索すると、妊娠しやすい日や妊娠しにくい日を計算して自動表示するサイトが実にたくさんヒットします。
しかし当時、荻野博士本人は自分の学説が避妊に利用されることについて、失敗した場合中絶の増加につながり、もっと確実な避妊法があるとして大いに反対していました。「女の身体には1日たりとも『安全日』などありはしない」「迷惑だ。むしろ不妊治療に役立つ学説だ」と主張し続けたそうです。


この「オギノ式」は、荻野博士の考え方のとおり、あくまで排卵日を予測するひとつの計算方法にすぎません。また、次の生理予定日がずれる可能性も考えられますし、特に生理周期が不順な女性の場合は、不確かな計算方法となります。
避妊目的の人はより確実なコンドームなどでの方法を選んだほうが賢明です。また妊娠したい懐妊目的の人は基礎体温法なども併用するとより効果的です。
 
生理周期 生理周期.jpg

(上の帯図の黄色い5日間が妊娠しやすい期間おうど色は、精子や卵子の生存可能性期間、白い期間は、卵子が死滅しているか、卵子がなく妊娠しにくい期間、赤い期間は生理期間


荻野博士は、生理周期や生理期間の長短にかかわらず、排卵があって、その後、性行為がなければ、14日目に生理が始まることを発見し、生理は、無精卵が引き起こす現象であることに気づきました。次の排卵に合わせて、性行為があれば、妊娠の可能性は非常に高くなり、赤ちゃんができやすいことを、生理前の数日間は、死滅した卵子が体内にあり、ほとんど妊娠できないことを説きました。


精子と卵子の生存期間から、次の生理予定日からさかのぼって、14日目とその前後2日間を含んだ5日間におこるのでは、という考え方をしています。つまり次の生理予定日の12~16日前の5日間が赤ちゃんのできる可能性が最も高い期間であるということです。
排卵期間の前に、精子の生存期間の3日、その後に卵子の生存期間の一日を加えた期間が、受胎可能性の高い(赤ちゃんのできやすい可能性のある)期間となります。すなわち、赤ちゃんのできやすい期間とは、次の生理開始予定日の前日から数えて11日目から19日目の9日間である、と考えられています。


このように避妊する方法というよりは、赤ちゃんのできやすい日を割り出す方法なのです。オギノ式は避妊目的ではなく懐妊目的として用いる方が、本来の趣旨にそっており、より効果的と考えられます。

このノートに関するQ&A

このノートに関するQ&Aは、まだありません。

このノートについて質問する

このノートについてライターの方に質問できます。

※ライターの方から必ず回答をいただけるとは限りません

※別ウィンドウで開きます

この知恵ノートのライター

アップロード写真

グレード知恵ノートのグレード:2-3

z314piqavさん女性

ピックアップ

お尻や足の贅肉にさよなら、「...
本にできない「正しい」下半身ダイエットなぜ「本にできない...
Android向けアプリ Yahoo!ブラ...
基本的な使い方(メニュー・操作)便利な使い方オススメの使...
ゲーム実況動画(プレイ動画)...
 「実況動画(実況プレイ動画)」と銘打った知恵ノートですが...
本文はここまでです このページの先頭へ