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よくある誤用8──読み方の問題 他人事(ひとごと/たにんごと) 善し悪し(よしあし/よしわるし) 十分(じゅうぶん/じっぷん/じゅっぷん) 

ライターさん(最終更新日時:2012/12/25)投稿日:

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 読み方にかかわる誤用もけっこうあるようです。「雰囲気」は「ふんいき」か「ふいんき」か……なんてホニャララなことを書く気はありません。そんなものはどんな辞書をひいても簡単にわかるはずです。
 

他人事(ひとごと/たにんごと)
 本来は「ひとごと」。近年は「たにんごと」と読んでも「間違い」とは言えないようです。
================================引用開始
 Web辞書(全文は↓)を見ると、『大辞泉』は「たにんごと【他人事】」の項を立てて〈◆本来は「ひとごと」と読んだ語。〉としている。
『大辞林』は問答無用で「ひとごと」にふっている。ただし、「ひとごと」の説明の中に「たにんごと」とある。どう考えているのかよくわからない。
 結論を書くと、「ひとごと」と読むのが一般的だろうが、もはや「たにんごと」を誤用とするのも無理だろう。自分では「ひとごと」としか読まないけど。「たにんごと」って言葉自体が、比較的新しい言葉だと思う。
================================引用終了
 

善し悪し(よしあし/よしわるし)
 本来は「よしあし」でしょう(根拠が希薄なので断言はできません)。でも一部の辞書が認めている「よしわるし」を誤用とは言えません。
================================引用開始
【問題】
 次の1)~4)のなかから「善し悪し」を「よしわるし」と読むことの解説として適切なものを選びなさい。

  1)単なる誤用
  2)最近Web辞書が広めた許容の例
  3)古くから認められている読み方
  4)その他

【解答?例】
 不本意ながら3)です。
 考えようによっては4)とも言えそうです。

「善し悪し」には、「善悪」という意味と「一長一短」という意味がある。ただ、「類似品の善し悪しを見分ける」のような例だと、どちらなのか微妙な気がするけど。
 一部の辞書は、どちらの意味でも「よしわるし」とも読めるとしている。
 一部の辞書は、「一長一短」という意味に限って「よしわるし」とも読めるとしている。
================================引用終了
 

十分(じゅうぶん/じっぷん/じゅっぷん)
 常用漢字表が改定される前は、「じゅうぶん」か「じっぷん」でした。一般には「じゅっぷん」と読む人が多くても、ルールとしては「じっぷん」。
 子供が漢字のテストで「じゅっぷん」と書いて×にされた、と憤慨する親がいたとか……。
 常用漢字表が改定され、「じゅっぷん」も許容されました。教育現場が混乱しないのでしょうか。
================================引用開始
 問題は「10分」。これは昔からよく話題になるテーマで、「じゅっぷん じっぷん」で検索すると山ほど出てくる。歴史的なことも踏まえた下記がわかりやすいかも。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=119628801&sort=1

 問題を切り分ける必要はないのかな。
 そもそも「10分」と「十分」って、読み方はおなじなの?(意味がかわる「じゅうぶん」に関しては考えない)
 たとえば「一人」「一つ」を「ひとり」「ひとつ」と読むのはOKだが、「1人」「1つ」を「ひとり」「ひとつ」と読むのはおかしい、と主張する人がいる。一理あると思う。そういう主張をする人は「10分」をなんて読むのだろう。「10」は「じゅう」としか読まないだろう。少し無理すれば「とう」なんだろうな。
 そんな意地悪を言ってもしょうがないから、「10分」と「十分」はほぼ同じということにしよう(笑)。
 編集・出版業の常識として、「十分」を「じゅっぷん」と読んだら間違い。アナウンサーの現場では「じゅっぷん」も許容とか言われても困る。
 歴史的なことはよくわからないが、常用漢字表を見れば明らか。「十」の読みは「ジュウ・ジッ・とう・と」しかないから、「じゅっぷん」にはならない。これは小学校の低学年で習うらしい。一般には「じゅっぷん」と言っている人が多いかもしれないが、だからと言って常用漢字表を無視してもらっては困る。学校教育は常用漢字表に準じているはずだし、編集・出版業だって、基本的には常用漢字表に従っている。
「実際にはこう言っている」なんてことを言いはじめると、「女王」はどうする「体育」はどうするという話になる。そーゆーことって書くのか、って話も出てくるし、はては最近は「ふいんき」と言う人が多いなんてヨタ話も出てくる(笑)。
 ちなみに、「一人」を「ひとり」と読むのも変則的だが、これは常用漢字表の【付表】にあるから何も問題はない。
================================引用終了

 これが古くからの考え方。ただし、2010年にルールが少しかわった。「十」に「ジュウ」「ジッ」のほかに「ジュッ」の音が加わった。あくまでも「許容」の形だが、今後はこちらが主流になる可能性が高い。
「改定常用漢字表」(「新常用漢字表」とも呼ばれる)(P.66)
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf/kaitei_kanji_toushin.pdf
================================引用開始
ジュウ  十字架,十文字  十重二十重(とえはたえ) 二十・二十歳(はたち) 二十日(はつか) ジッ  十回   「ジュッ」とも。
とお  十,十日
と  十色,十重
================================引用終了



 詳しくは下記をご参照ください。

【表記の話8──「他人事」「人事」「人ごと」「ひとごと」「たにんごと」】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1941.html
【善し悪し よしあし よしわるし】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2232.html
【10分の読み方は「じっぷん」か「じゅっぷん」か、はたまた……】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1462.html

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