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よくある誤用18──ラ抜き言葉 的を射る/的を得る 全然+肯定形

ライターさん(最終更新日時:2014/11/24)投稿日:

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 言葉の問題で、いろいろな説が飛びかって、結局何がなんだかわからなくなっているものがいろいろあります。Yahoo!知恵袋でもおなじみの質問ですが、ホントのところはどうなのでしょう。
 

ラ抜き言葉
 現段階では×でしょう。「誤用」と言うよりも「現在の標準語/共通語においては規範的でない」くらいの考え方が妥当だと思います。「乱れ」か「変化」か、と言うと、現段階では「乱れ」と言うしかありません。
 とくに若い世代は「ラ抜き言葉」のほうがフツーとか言う人が多いようです。話し言葉ならそれでいいと思います。ただし、「ラ抜き言葉」の是非を語るなら、お願いですから「ラ抜き言葉」がどういうものかくらいは調べてから主張してください。
 次のうち、どれが「ラ抜き言葉」か理由をつけて説明できますか。
  しゃべれる/掘れる/守れる/攻めれる

 下記をご参照ください。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1486038474 



http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1801.htmlから抜粋。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
================================ 
 かつて五段活用の動詞が、受動、尊敬、可能がすべて「書かれる(kak-ar-er-u)」だったのに、しだいに可能だけがarが抜けて「書ける(kak-er-u)」になったのと同じことだと思います。 

 ただし、少し考え方をかえてもいいかもしれません。もう何十年も「ら抜き」は乱れだ、乱れではないと論争が続き、こういうのはだいたい「進化」していくはずなにのに、いまだに「乱れ」だといわれる。それだけ、「ら抜き言葉」には拒絶反応を呼ぶ何かがあるような気がします。 
 そう考えると、まだ当分の間は「乱れ」という主張が主流を占めるのでは。 

 個人的には、「ら抜き言葉」は使えません。他者が言っているのは「もうしかたがない」とあきらめますが(ただし、年配者には使ってほしくない)、書いているのにはかなり抵抗があります。 
================================ 
「行く」の例で考えると、受動、尊敬、可能(ほかに「自発」も?)の意味があった「行かれる」のうち、「可能」だけが「行ける」になりました。可能の意味で「行かれる」と言うのは、多少古いイメージはありますが、決して間違いではありません。 
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


 

的を射る/的を得る
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1155316126
================================引用開始
「的を射る」を「的を得る」とする人はけっこういるようです。
 原因は2つ考えられます。
  1)よく似た意味の「当を得る」との混同。
  2)よく似た意味の「正鵠を得る」との混同。

 1)に関しては「的を射る」と「当を得る」が一般的です。
 2)に関しては、本来の形は「正鵠を得る」です(「正鵠を射る」でも間違いではないと思います)。
 ここから類推して、「的を得る」でも間違いではない、と主張する人がいます。一理あるかもしれませんが、一般には「的を射る」です。
================================引用終了


 文化庁の調査では、「的を得る」を使う人が多いそうです。ホントなんでしょうか?

■Web辞書『大辞泉』から

http://dic.yahoo.co.jp/detail?p=的を射る&stype=1&dtype=0

================引用開始

的(まと)を射(い)る

うまく目標に当てる。転じて、うまく要点をつかむ。「―射た批評」


◆「当を得る(道理にかなっている)」との混同で、「的を得る」とするのは誤り。

文化庁が発表した平成15年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方である「的を射る」を使う人が38.8パーセント、間違った言い方「的を得る」を使う人が54.3パーセントという逆転した結果が出ている。

================引用終了


 下記のように、「的を得る」は誤用とは言い切れないという考え方もあるようです。ここまで掘り下げてしまうと「学説」って気もします。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1061145880
【BIFFの亜空間要塞】
http://biff1902.way-nifty.com/biff/2010/05/post-fc48.html


 下記を見ると、『日本国語大辞典』は「的を得る」も採録しているらしい。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13101863768

================引用開始

まと を 得(え・う)る

的確に要点をとらえる。要点をしっかりとおさえる。当を得る。的を射る。

================引用終了


 天下の『日国』が採録しているということは、新しい動きではなく古くからの方針なんだろう。ますます「的を得る」を誤用と断ずることはできないようだ。

 まあ、実務的には「的を射る」を使うしかないけど。


 

全然+肯定形
 Yahoo!知恵袋に限っても、同様の質問が何度出たことか。
 結論だけ書きましょう。
 もともと肯定でも否定でも○だったようです。一時期肯定は×になりましたが、最近は「×とは言い切れない」という説が増加傾向にあるようです。
 ただし、現在の出版・編集の現場では基本的に肯定は×です(微妙なものもありますが……)。

http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1641.html
以下は要約。
全然+肯定形はいくつかに分けて考えるべきでしょう。 

●「全然+フツーの言葉」
「全然明るい」「全然おいしい」など「全然」を「very」(とても)の意味で使うもの。これは基本的に×でしょう。
 

●「全然+否定的な肯定形」
「否定的な肯定形」は、形の上では肯定形だけど、意味が否定的な言葉のことです。
「全然ダメ」「全然違う」「全然別(のこと)」
 この場合の「全然」は「まったく」の意味なのでOKでしょう。
 

●「全然+大丈夫系」
 これがイチバン微妙です。「全然大丈夫」のほかに「全然平気」などがあります。
個人的には、異和感がなくなりつつあります。おそらく、「全然大丈夫」が「全然問題がない」とほぼ同じニュアンスになるからでは……。「全然OK」だとさらに得体がしれなくて……。
 下記の2記事は読みごたえがあります。
【なぜ広まった? 「『全然いい』は誤用」という迷信 】
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO37057770W1A201C1000000/
【「『全然いい』は誤用」という迷信 辞書が広めた? 】
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO42854280R20C12A6000000/
 

 ただし、ちゃんとした原稿を書く場合は話が「全然別」になります(やはりちょっとヘンだな「まったく別」とかを使うべきだろう」)。「誤用」と思われる可能性のある言葉をわざわざ使う理由はありません。

「ラ抜き言葉」は使いません。
「的を射る」を使い、「的を得る」は使いません。
「全然+肯定形」は基本的に使いません。「全然+否定的な肯定形」は、ラフな文体ならこっそり使うかも。

Yahoo!知恵袋のやり取りだと、下記あたりが参考になると思います。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1180749001
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1481231859
 


バックナンバーは下記。

【お品書き】よくある誤用
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n118365

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