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全身麻酔による親知らず抜歯 体験談

ライターさん(最終更新日時:2013/4/17)投稿日:

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●全身麻酔に至った経緯●

右上の親知らずを局部麻酔で抜歯した。

 

そのとき抜歯したのは親知らずだけでなく、隣接した右上の奥歯2本も

抜歯をしたので、一度に3本抜いたことになります。そのときの恐怖感

が激しく、時間も3本分とやたら長く、精神的に限界を超えたので、

「次の抜歯はもう絶対に全身麻酔!」と術中から決めていました。

 

私は歯が弱く、極度に歯医者を怖がっているので、虫歯の数も進行具合も

かなり悪い。残り3本の親知らずも、2本はもう崩壊していて破片や根っこが

歯茎の中に埋まってるだけのような状態で、痛みもすでにありませんでした。

けれど、炎症を起こし白血球も増え、放置していてはいけないということで

抜歯をすることになりました。

 

今回の手術で抜く歯、処置は、

○親知らずの3本

○普通の歯で抜歯しかないような酷い虫歯2本

○完全に崩壊して歯茎に埋まってしまっている歯の破片除去

の計6本と、

○一度もやったことがなく、たまりにたまっていた歯石除去

 

を一度に全部やってもらうことにしました。(要は、私が怖いこと全部です・・・)

全てその時点でどこにも痛みがなく、放っておいてもいいんじゃないのと

思っていたのですが、自分でも酷い状態の自覚があり、それで痛みがない

のは逆に危ないんじゃないかと思い、思い切って踏み切りました。

 

では、入院前~退院後までのことを書いていきます。

今後入院で抜歯される方の参考にしていただけると幸いです。。

 

●事前検査

口腔外科に紹介状を持参し、手術の予約を入れる。

(夏休み、冬休みなどの学校が休みの時期は、混むようです。)

同日に術前検査あり。この費用が7000円ほど。

採血(6本抜かれてガクガクしていた。注射怖い)

心電図(胸にシールみたいなの貼って、ちょっと寝転ぶだけ)

肺活量の検査(「吸って~止めて!限界まで吐いてください~」)

胸部レントゲン・歯のレントゲン(ぐるっと回るやつ)

入院の説明のパンフレットもらって帰宅。次は入院の日。

 

●入院

<1日目>

2時に入院。手続きをして入る病室を言われる、行く。

担当の看護師さんにベッドを案内されて、パジャマに着替える。

ベッドに座り、ボーっとしていると看護師さんや担当医や麻酔科医が

かわるがわる来て、挨拶と、手術の説明をしてくれた。書類を渡されて

サインをしたりしているだけで、あとは何もなかった。夕食も普通食で

21時からは絶食ですと言われていた。下剤も点滴もなし。

 

<2日目>手術当日

手術は14時から。朝ごはんはなかったが、手術2時間前までは

水、お茶、ポカリなどはOKといわれていたので売店で買ってきて飲んだ。

緊張していたけれど、お腹は減っていた。下剤はいつ、と思ってたけど

結局無しだった。術前の点滴もなく、呼ばれて徒歩で手術室に入った。

 

手術室に入ると、手術用の服のお医者さんたちが5~6人で出迎えて

くれて、「任せてくださいね」みたいな感じで手術台まで肩に手を添えて

連れて行ってくれた(逃げる人でもいるのかな?)・・。緊張して目が

泳いでいたが、横になるとあっという間に心電図やマスクや点滴(手の甲)

酸素確認の機械?とか、あちこちでワーーっと付けられて、一瞬で

点滴開始、「今から眠りますよ~」と言われてる間に眠った。

入室から眠るまで、5分ほどしかかかってないと思います。

 

次はもう術後。「終わりましたよ、起きましょう~」といわれて目が覚めた。

夢も見てないし、普通に目覚めたような感覚で目が開いたけれど、

同時に気管の管を抜かれていて、一瞬息ができず、焦った。「息できない」

も言えないし、麻酔が効いてたのか手を上げようとしたけど全く上がらず、

とても怖かった。が、10秒もしてない間に息ができるようになり、体も動いた。

管を抜かれてからはのどが痛く、咳を何度もしていました。

 

体が動いたと同時に時計を見た。2時間ほどかかっていた。と同時に

腰が強烈痛いことに気づき、「痛いです!!腰!!!」と言った。

自分でも「歯じゃなくて腰かよ」とちょっと思ったけど、歯や口はしびれてて

痛いかどうかもあまりわからなかった。腰痛かったけどストレッチャーに

自力で移動して、病室に運ばれた。意識は結構しっかりあった。

あまりの腰痛で、病室に戻ってすぐにベッドで起き上がり座っていた。

それくらい麻酔の後遺症はなかった。吐き気などもなし。

 

戻った時点で止血の点滴をしていた以外は、酸素マスク(2時間)、心電図

が貼ってあった。尿道の管とかはされてなかった。特に制限もされておらず

「トイレ行くとき、最初だけ呼んで下さいね」といわれた。歩いていくので

転倒などしないかを見るためだそうだ。私は酸素マスクと点滴が外れてから

トイレにいったけれど、別にふらつきもしなかった。

 

歯の痛みは麻酔が切れだした頃にじわじわと痛み出した。抜いた跡と

いうよりも、切ったところとか縫ったところ、歯石を取ったところの痛みが

酷く、「チリチリ」とした痛さというのか、「ズキズキ」ではなかった。

一回目は夕方にロキソニンを飲み、二回目は夜中に座薬をしてもらった。

それ以降はそんなに痛みもなかった。出血も点滴のおかげでほとんどなく、

唾液をティッシュに出しても薄いピンク程度のもので、翌日には完璧に

止まっていた。局部で抜いたときは結構出血したのに、すごいと思った。

 

夜中、不整脈になった?心臓がどきどき!!として、怖かった。この

まま寝たら心臓止まるんじゃないかとか思ってなかなか寝付けなかった。

結局は少し寝たようだ。全身麻酔はやっぱりそれなりだと初めて思った。

 

術後の不具合は、腰痛・のどの痛み(気管の管)・不整脈でした。

もう、ぶっちゃけ歯とか口より、この三つが猛烈苦痛でした。

 

<3日目>

朝一で大嫌いな採血があった。炎症確認のためらしく、一度きり。

朝と夕方に抗生物質を点滴する予定だったが、血管がつまり、刺しなおす

といわれたものの、採血の脱力感に加え、点滴も大嫌いで顔面蒼白になり、

ぼたぼたと冷や汗をかきながら涙目で「飲み薬にならないですか」と懇願した。

看護師さんは気の毒に思ったようで、先生に相談してくれ、点滴は終了

飲み薬に変更できたのは、そのときの点滴が抗生剤のみだったからです。

飲み薬は本来は退院後の処方だったのかもしれません。どちみち飲んで

もらうものだから、と言われました。

 

そりゃもう喜んだ!刺しっぱなしだった点滴の針とか発狂モノだったので、

予定よりずっと早くに抜いてもらえてほんとにうれしかった。

 

点滴なしで飲み薬とか入院する意味はないんじゃないかと、一瞬思ったが・・・

 

朝ごはんはしっかり固形で出てきた。食パンと野菜サラダ・・さすがに

食べられなかったので「次、おかゆにしてください」と頼んだ。

口の中がつぎはぎだらけで、どこで噛んでいいのかわからなかった。

痛みもあるし、歯石除去後の知覚過敏もすごかったので、食べる楽しみ

はあんまりなかった。顔も若干腫れてきた。驚くほどではなかった。

うがい薬をもらっていたので、ぶくぶくうがいを何度かしていた。

 

診察室で消毒(消毒液が染みた脱脂綿でサーっと歯茎をなぞるだけ、

所要時間1分かからず)があり、外来にいった以外は何もやることがなく、

ぼんやり寝転んだり、売店でお茶買ったり、ご飯食べたりしていた。

夜に発熱した。しんどかったけれど汗をかいて翌日には治っていた。

「熱は出た方がいいよ、菌をやっつけてるから」とお医者さんに言われた。

 

<4日目>

前日よりかなり楽になった。相変わらず食べにくかったけど、知覚過敏も

和らいできて、飲み物も飲みやすくなった。昨日同様朝に外来で消毒が

済むと「2日目と思えないくらいきれいな術跡。明日退院ね!」と言われた。

痛みもほとんどないし、体調も良くなったし、処置もなし。4日目は本当に

「入院体験」みたいな感覚だった。1階の売店に行き、家族に電話をし、

ちょっと院内散策して、部屋に戻って昼寝する。二人部屋だったが

相部屋の人がその日に退院して行ったので、個室状態でご機嫌だった。

プリンやゼリーを買ってきて食べたり、かなり自由でいいのか?と思った。

 

<5日目>退院

朝ごはんを食べて、診察が済んだら退院。家に帰ると、早速ちょっとした

家事とかがあり、改めて入院中は至れり尽くせりで、治療・休養に専念

できるところなんだなあと実感した。大量に抜いたし、不整脈や発熱も

あったので、やっぱり日帰りじゃなくて良かったと思った。

 

●退院一週間後

抜糸。「痛いんじゃないのか」と怖かったけど、全然大丈夫だった。

元々すこぶる注射嫌いなのに、歯茎と尻への注射はどんなに痛くても

平気なので、抜糸なんかは刺さった魚の骨を抜いたくらいの感覚だった。

そして、何箇所も縫ってたけれど、一瞬で抜糸完了。椅子に座って3分

そんなに怖がる必要はないと思いました。

 

抜糸後はさらに楽になった。抜糸までは突っ張れるようななんだか痛い

ような感覚があったけれど、抜糸当日ちょっと違和感があったくらいで

2日3日と過ぎるにつれて、「歯とか抜いたっけ?」くらい楽になった。

私は歯茎切開・縫合はあったけれど、顎の骨を削ったり、神経を触ったり

はしていません。なので回復も早く、腫れも酷くなかったようです。

腫れは2週間ほどぷくっとしてましたが、ゆっくり引いていきました。

 

●抜歯後1ヶ月(現在)

もう、何の不具合もありません。全部縫ったので、抜いた箇所に穴は

あいていない。歯茎はmみたいな形で詰まっていて、食べかすも入らない。

最近ではm⇒nみたいなかんじになり、もう平坦でつるっとしていて、

ただの歯茎になりました。食事も通常。肉類、スナック菓子など、何でも

食べられます。困ることは特に無し。歯はかなり減ったけれど、あっても

意味がない・・むしろダメな歯だったので、なくなってスッキリしています^^

気がかりで「いつかやらなきゃ、でも怖い」と長年引きずってたものだったので

今はやってよかったと心から思っています。

 

お勧めかどうかですが、やはり全身麻酔はそれなりのリスクというか、

いっぱしの手術向けというのもあり、「寝てるだけ!楽勝!!」という

ものではなかったなと思います。実際は寝てるだけで全部終わったんですが

事前の検査も大掛かりだったし、目覚めてからの痛さとか後遺症などが

出る人もいると思います。私も翌日まではだるかったですし・・・

 

それに、費用が。一応「高額医療控除」の申請をしましたが、4泊5日で

10万ほどかかっています。健康保険でほぼ全額返ってくると聞きましたが

手続きに時間もかかりますし、一旦はそれくらいの金額を支払いしない

といけません。局部であれば、こんなにはかかりません。明細を見ると、

ほとんどが麻酔のお金でした。高いんだなあ~・・と。

 

けど、一度経験した「局部麻酔での抜歯」を6回も経験しなきゃならない

のなら、やっぱりリスクを抱えてでも全身麻酔で一発解決を選択する

んだろうなと今でも思います。

 

手術を受ける方は、やはり体調は万全で臨んでください

歯抜くだけ~と気軽に構えていましたが、やっぱりれっきとした手術だと

終わってから痛感しました。なかなかの体力、精神力、使います。

抜歯時の恐怖感がない分、それ相応?のなんらかはしっかり

奪われたなっていうのが、正直な感想です。。後悔ではないんですが

ほんとにどっちもどっちで、局部か全身か、難しい選択だ、と思いました。

 

 

 

 ●追記抜歯後6ヶ月

抜歯から半年。もう抜いた後の凹みもなく、つるんとした歯茎になった。

術後数週間は、前歯の裏の歯茎部分に痺れが残り、舌で触ると

感覚がなくて気持ち悪かったが、今はもう感覚も戻っています。

 

かなりのヘビースモーカーでしたが、この手術を機会に禁煙に成功。

以前はマッ黄色だった前歯も、綺麗に白いままで気分いいですw 

 

以前は「いつか(激痛とか)爆発する」と思っていた爆弾抱えてる感

ももうなく、余計な心配などもなく快適です。歯がほとんどない状態なので

入れ歯を作らなければならない時期です。今のところなしでも結構

器用に噛めているんですが、噛みあわせがずれると良くないので

早いうちに作りに行こうかな・・・と思っている今日この頃です。

 

 

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