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冬至の豆知識——かぼちゃの由来、柚子湯の由来 etc.

ライターさん(最終更新日時:2016/12/14)投稿日:

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n139486.PNG

一陽来復

平成28年(2016年)の冬至は12月21日、平成29年(2017年)の冬至は12月22日す。
冬至は1年でもっとも昼が短くなる日です。
そのため、太陽の力が一番弱い日=
陰の気が極まる日とされ、それはすなわち、これから太陽の力が強くなっていく日=陽の気が強くなりはじめる日ということから「一陽来復」の日とされます。
冬至は陽が復する「始まりの日」であり、かつては冬至を含む月が1年の始まりの月ということから月を十二支で表わすときは
冬至を含む月が子の月とされました。
その後、寅の月が年始・正月とされたため、子の月は11月となりましたが、暦を作るときの基準は冬至であり、冬至の日の直前の新月(朔)の日=11月(子の月)の1日(ついたち=朔日)とされ、11月1日は翌年の暦を天皇に奏上する「御暦の奏」の儀式の日となっています。
また、冬至の日と新月(朔)の日が重なって冬至の日が11月1日にあたることを朔旦冬至といい、とてもお目出度いこととされました。
ちなみに平成26年(2014年)12月22日は旧暦11月1日で朔旦冬至でした

冬至の食べ物

運盛りと冬至の七種(ななくさ)

冬至は陽の気が強くなりはじめる日ということから運気も上昇しはじめる日とされ、その日にもっと「運」をつけるため名前に「ん」のつくものを食べる「運盛り」という風習があります。
とくに、
・南瓜(な)=カボチャ
・蓮根(れ
)
・人参(に
)
・銀杏(ぎ
)
・金柑(き
)
・寒天(か
)
・饂飩(う
)=うどん
の7種類は、名前に「ん」が2つづつ含まれていることから「冬至の七種(ななくさ)」といいます。
談ですがカボチャは英語でもプキで「ん」が2つつきますね。

冬至カボチャ

至にカボチャを食べるのは、南瓜(な)で「ん」が2つつく運盛りからという理由のほかに、カボチャは夏に穫れる野菜であるということもあります。
陰陽思想では冬は陰、夏は陽とされるため、陰の極まる日に陽の季節のものを食べて陽の気を補なうということですね
また、カボチャは南瓜と書くように南方から来た野菜であることや、少し赤味がかった色をしているからとする説もあります。
これも陰陽思想ですが、色や季節や方位を陰陽にわけると、玄(黒)冬—北朱(赤)—南—陽となります。
したがって、方から来たの野菜で味がかったカボチャはの気を補なうのに最適ということです
ちなみにこれとは逆のケースが、陽の季節の夏の土用のなかでも、冬の土用に対応する十二支の丑の日に冬が旬の鰻を食べるという土用の丑の日のウナギです
n19759.jpg
なお、カボチャはビタミンAを多く含むため風邪にいいからという説もありますが、風邪にいいことは経験的に知られていた可能性はあるとしても、ビタミンが発見されたのは20世紀のことですので、江戸時代にビタミンAを多く含むからという理由はありませんね。

冬至がゆ(小豆がゆ)

冬至がゆは小豆の入ったお粥です。
お粥に小豆を入れるのは、小豆の赤い色が災厄除けになるという意味があります。

コンニャク

コンニャクは「胃のほうき」「腸の砂おろし」と呼ばれ、体内にたまった砂を出すという意味があります。
いわば体内を掃除し、清めるということですね。

柚子

柚子は強い香りで邪気を祓うという意味があります。
冬至にゆず湯に入るのは邪気を祓って体を清めるためですね。

その他

前述の冬至の七種や小豆やコンニャクなどを組み合わせればいろいろな料理ができると思います。
なかでも、カボチャと小豆を組み合わせたいとこ煮が有名ですね

冬至のゆず湯

食べ物のところでも書きましたが、冬至にゆず湯に入るのは、柚子の強い香りで邪気を祓い、「一陽来復」の日に体を清める「みそぎ」という意味があります。
また、「冬至=湯治」と「柚子=融通」をかけた語呂合わせで「融通が効くように」という縁起かつぎの意味もあるとされます。

穴八幡宮の冬至祭

冬至といえば早稲田の穴八幡宮の「一陽来復御守」が人気のようです。
この御守りは貼り方に決まりがあり、貼る日時は冬至の夜12時大晦日の夜12時(=元日の0時)、節分の夜12時(=立春の0時)のうちのいずれかで、
新年の恵方に向けて柱か壁に貼り付けるというものです。
御守りの中には前述の運盛りの冬至の七種のうちの
金柑銀杏の実が入っていて、金銀融通のご利益があるとされています。
■■■■■■■正面を恵方に向けて柱に貼った例
一陽来復御守200.png■■■■■■■御守りの説明書(2015年用)の一部
穴八幡御守説明書部分.png
なお、「一陽来復御守」を貼る機会は3回だけですが、頒布は冬至から節分まで毎日受け付けており、頒布時間は冬至〜大晦日は朝8時〜夜7時、元日〜節分は朝9時〜夕5時とのことです。
また、穴八幡宮では「一陽来」ですが、早稲田の放生寺四谷の須賀神社では同様の趣旨の「一陽来」の御守りを授与しています。
n140695.PNGちなみに平成29年(2017年)の丁酉年の恵方は壬の方角=北北西微北(345度)です(毎年の恵方の決め方はこちらの知恵ノートをご覧下さい)。

参考サイト

平成29年(2017年) 二十四節気および雑節 - 国立天文台
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2017/rekiyou172.html

冬至のはなし - こよみのページ
http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0748.htm

冬至の過ごし方…なぜかぼちゃと柚子湯? - All About
http://allabout.co.jp/gm/gc/220635/

冬至 - キッズgoo
http://kids.goo.ne.jp/parent/seasonevent/touji/

穴八幡宮 - レッツエンジョイ東京
http://www.enjoytokyo.jp/amuse/spot/l_00000831/


冬至のカボチャの画像は
http://www.sozaiyakoaki.com/dec/touji/にあるフリー素材です。


【投稿2012/12/19 - 役に立つノート選出2012/12/21】 Copyright (C) 2012 historian1582

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