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なぜ同性愛者になるのか。(自分が異性愛者であっても、子供が同性愛者として生まれてくる場合はあります。)

ライターさん(最終更新日時:2013/1/14)投稿日:

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この知恵ノートは、現在の有力説に従って作成しています。

(また、内容の多くが、私の過去の回答からの一部転送になります。)

 

1.なぜ同性愛者になるのか。

現在では生まれつきの脳構造の違いによるものとする説が有力(ほぼ通説)です。
(先日発表されたストックホルムの医師団による論文も、ほぼこの説を裏付けるものでした。)

 
ゲイの男性の脳の構造は、一般の男性とは異なり、女性の脳に近い形をしています。

同様に、レズビアンの女性の脳の構造は、一般の女性とは異なり、男性の脳に近い形をしているのです。
 
それゆえ、ゲイの場合は、体は男でありながら、脳は女であるため、恋愛対象を男に求めるのです。同様に、レズビアンの場合は、体が女でありながら、恋愛対象を女に求めるのです。(脳構造の違いがあるという点では、ある意味、性同一性障害と似ているところがあるのかもしれません。)
 

つまり、同性愛や異性愛は、個人の好みの問題(好きでそれをやっているの)ではなく、個人が生まれながらにして持つ、個人の努力では変えることのできない体の問題なのです。そのため、同性愛や異性愛は【性癖(性的な好みの問題)】ではなく、【性的指向】というものに分類されています。決して、近親相姦やスカトロのような、個人の好みやセックスの好み(いわゆる性癖)を指しているわけではないのです。(国際連合のWHOや、日本精神神経医学会が『同性愛を精神的な病気の問題ではない』と宣言しているのも、そのためです。)
 
ちなみに、私はゲイですが、私からすれば、私は男でありながら、男の人と付き合うのが、私にとって【自然】なのです。こんなことを言うと、「体は男の体をしているのだから、普通は彼女が欲しくなるんじゃないの?」と思われる方もいるとは思いますが、女性と付き合うなんて、私からすれば【不自然】なのです。隣に女性が恋人として歩いているなんて、凄く間違っている感じがします。
 
この知恵ノートをご覧になっている、多くの異性愛者の方たちからすれば、仮に貴方が異性愛者の男だったとして、自分の隣に【男性】が恋人として座っていたら【変】な感じがしないでしょうか。自分は男なのだから、隣には女の人に座っていてもらいたいと思うのではないでしょうか。同性愛もそれと同じ気持ちなのです。
 
決して、セックスがどうのこうのとか、性的興奮がどうのとか、そんなことは二の次なのです。いったんセックスの話題は横に置いてみて下さい。セックスをしたい以前に、そもそも自分は「異性と同性のどちらと付き合うのが当たり前だと感じているのか」、「本能的にどちらと恋愛するのが正しいと感じているのか」、それが性的指向の問題です。

 

異性と恋愛するのが本能的に当たり前だと感じているのなら、その方は異性愛者ですし、同様に、本能的に同性と恋愛するのが当たり前だと感じているのなら、その方は同性愛者なのです。

 

ですから、異性愛者の中にも、「異性を恋愛対象にするのが当たり前だと感じているけれど、同性とセックスするのは気持ち良くて好き」と言う方もいます。その人は、「異性愛者で、かつ、同性とセックスをするのが好き」な人です。決して、同性とセックスをしたからと言って、異性愛者が同性愛者になったりするわけではないのです。

 

→性的指向は生まれつきのものなので、自分で自由に変えられるものではないですし、また、あくまで誰を恋愛対象にするのが普通かという問題なので、その後に生じた「どういうセックスをするのが好きか」というセックスの好みは無関係なのです。簡単に言えば、同性愛者(性的指向)であって、SMをするのが好き(性的な好み)な人も存在しますし、異性愛者(性的指向)であって、近親相姦をするのが好き(性的な好み)な人もいるということです。

 
2.機会的同性愛

知恵袋で見る多くの回答の中に、『環境によって同性愛に走る人がいる』というものもありますが、確かに、環境的な理由で同性愛に走る方はいます。例えば、「レイプされたために、男性恐怖症になり、その結果、同性愛に走ってしまった」ような女性が存在するのも事実です。あるいは、人生において、『この人だ』と思う同性の相手が出来て、その人とだけなら同性愛であっても構わないと思い、同性愛に走る人もいます。しかし、これらは本来の同性愛者とは異なります。

 
先ほども説明したように、同性愛・異性愛は、その人個人が持つ、生まれながらの体の問題なのです。環境によってコロコロ変わったり、影響を受けるものではありません。ですから、このように後天的に(環境などによって)同性愛に走った方々は、機会的同性愛(同性愛をしている異性愛者)と呼ばれ区別されているのです。


同性愛や異性愛は心に病があるからなるわけではなく、元々持っている脳の構造による(本人にはどうすることもできない)ものなのです。
 

3.脳構造が変化する原因

ちなみに、なぜ、脳の構造が変化するのかについては様々な原因が考えられています。
ホルモンシャワー説(母親の胎内にいるときに、男性ホルモン(あるいは女性ホルモン)を多く浴び過ぎてしまったため、脳の構造が変化してしまうと考える説)も有力ですが、一方で遺伝子にその原因を求めようとする立場もあります。同性愛者のいる家系には、兄弟や従兄に同性愛者が多く生まれる傾向があるのです。そのため、同性愛者を生み出す遺伝子があるのではないかと考える立場が現れたのです。(他の説は長くなるので省力します。)

 

このことからも分かるように、仮に自分が異性愛者であったとしても、自分の子どもが同性愛者として生まれてくる可能性は十分にあります。そして、性的指向は体の問題ですから、一度、同性愛者として生まれた場合には、その子供は死ぬまで同性愛者です。親や本人の努力で異性愛者にすることはできません。
 
4.動物や昆虫の同性愛

また、同性愛は、人間だけでなく、羊やペンギンなど、多くの動物や昆虫でも確認されています。キリスト教的な考え方が普及してしまったせいか、よく【同性愛は自然に反している、異常だ】なんて言う方もいますが、それは間違っています。同性愛は自然に反しているわけではなく、むしろ自然が多くの動物に対して、少しずつ少しずつ同性愛者を生み出させているところがあるのです。自然が生み出している以上、自然に反しているという言い方は適切ではありません。


なぜ、自然が同性愛を生み出すのかについては多くの考えが主張されていますが、有名な説では、数の調整機能に、その原因を求めようとする立ち場があります。つまり、一つの種は、次々に子孫を増やしてしまうと、結局、生き残ることができません。数を抑制するものも、生き残っていくためには必要不可欠だという主張です。

 

 

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