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煙草の匂いを改善しよう!

ライターさん(最終更新日時:2012/2/27)投稿日:

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はじめに

注意

  •  この知恵ノートには、喫煙に関する事項が書かれていますが、喫煙を勧める内容ではありません。特に未成年は法律で喫煙が禁止されています。未成年の方は、もしこの知恵ノートを読んでも、喫煙をしてはなりません。

タイトル画

 煙草は元々は味と香りを楽しむ嗜好品であるにも関わらず、非喫煙者の間では「煙草は臭い物」と認識されている事が多いです。また、喫煙者においても、他人が吸う煙草の煙は臭いと感じる事があります。

 これは、何故なのでしょう?

 

 多くの非喫煙者が嫌う「タバコの悪臭」の話は、もっぱら紙巻煙草の煙である事が多いです。これに対して、葉巻やパイプ煙草の煙では、非喫煙者でも臭くなく、むしろ良い香りに感じられる事が非常に多いです。この違いは、いったい何に由来するのでしょうか。

 この知恵ノートでは、その原因を探り、非喫煙者にできるだけ嫌われない香りを放つ喫煙ができるようにする事を目標にしています。


ステップ1 臭さの出所

 このステップでは、どういった状況で煙草の匂いが臭くなり、どういった状況では臭くないのかをまとめます。

1.煙草の葉以外の煙

 (1)紙巻煙草の特殊性
 パイプや葉巻の煙に比べて、紙巻煙草の煙の匂いは非常に臭いです。私自身も、以前紙巻煙草だけを吸っていた当時、部屋やエアコン等に残る紙巻煙草の匂いは臭いと感じていました。
 ところが、紙巻煙草からパイプ喫煙中心の喫煙形態にして以降は、部屋やエアコン等に残る匂いは全く気にならなくなり、同居の家族からのクレームもすっかりなくなりました。紙巻煙草には紙巻煙草特有の臭さがあるという事です。

 (2)巻紙
 パイプや葉巻と紙巻煙草との最大の違いは、紙巻煙草では煙草の葉っぱ以外の物を一緒に燃やすところにあります。「巻紙」です。
 紙巻煙草の巻紙だけを燃やすと、目や鼻に沁みる非常に刺激の強い煙がでます。一方、紙巻煙草の中の煙草の葉っぱだけを取り出し、パイプに詰めて吸いますと、目や鼻には沁みないソフトな煙が出て、しかもその匂いは「臭い」類のものではなく、香ばしい良い匂いになります。この事から、巻紙が悪臭の主な原因である事が分かります。

 (3)燃焼剤
 手巻き煙草において、燃焼剤の入っていない極薄の巻紙を使って巻いた場合、煙の刺激はやはり非常に少なくなり、匂いもそれほど臭いものになりません。煙草の葉っぱの匂いに、焚き火をしているような匂いが少し混ざる程度の匂いです。
 ですから、燃焼剤の入った巻紙が特に悪者であることが推測されます。
 ほとんどの市販紙巻煙草の巻紙には燃焼剤が入っています。また、巻紙に燃焼剤が多く入っていると、燃焼速度が速くなり、測定上のニコチン・タール値を低く抑える事ができるので、特に健康志向の高まりによって登場した最近の「軽い」紙巻煙草では、燃焼剤がより多く添加される傾向にあります。
 
2.煙草の葉自体の煙

 (1)過燃焼
 基本的には良い香りを放つパイプや葉巻の場合でも、時折、粘りつくような匂いを放ちながら吸っている人がいます。そういう人は大抵の場合、モクモクと大量の煙を吐き出しています。一方、良い香りを放っている喫煙者は、煙の量が非常に少ない事がほとんどです。
 煙草の良い香りというのは、煙草の燃焼によって生じるのではなく、火種の熱によって火種の傍の葉の中から気化して出てくる葉の成分の中にあります。ですから、あまり高温で燃やしてしまうと、煙草の良い香りの成分が燃えて破壊されてしまい、いわゆる「焦げ臭い」煙になってしまいます。煙をモクモクと大量に出すような吸い方は、火種が大きく、燃焼温度も高いので、煙草の良い香りの成分が破壊されてしまっているのです。
 この現象は、紙巻煙草でも見られます。即ち、巻紙の燃焼剤によって強制的に高い温度で燃やされる事が多い紙巻煙草では、煙草の良い香りの成分が破壊され、焦げ臭い匂いになりがちです。
 また、紙巻煙草の葉だけを取り出して燃やすような実験をした場合でも、上手な燃焼をさせないと、焦げ臭い匂いの煙が出てきてしまいます。
 こうした燃やし過ぎの事は、「過燃焼」と呼ばれています。

 (2)臭い種類の煙草
 煙草の中には、最初から臭い種類の物があります。
 パイプ煙草にブレンドされる事がある人気の煙草品種に、「ラタキア」と呼ばれるものがあります。ラタキアでは、煙草を燻製にするという特殊な熟成方法によって旨みを高めていますが、この薫香が非常に特殊で、「正露丸の匂い」と言われる事もあります。慣れない人には「臭い」と感じる匂いなのです。
 また、深く熟成され発酵の進んだ煙草では、牧場の腐った干草のような熟成臭を放つ物もあり、これも濃度が高いと臭く感じます。
 これらの匂いは、納豆やブルーチーズが臭いけど美味しいのと同じで、愛好家には好ましい匂いですが、慣れない人には異臭となります。

 (3)高濃度
 例えば、良い香りの香水でも、付け過ぎると臭いと感じるようになります。これと同じく、良い香りの煙草でも、その香りが強過ぎると臭く感じられるようになります。
 特に過燃焼させてモクモクと煙を大量に出すと、その分だけ香りも強くなり、良い匂いも悪臭に感じられるようになってしまいます。

ステップ2 基本的対策

 このステップでは、煙草の悪臭を抑え、良い香りをさせるようにするための、基本的な方法についてまとめます。

1.煙草の選択

 (1)紙巻煙草の巻紙
 紙巻煙草特有の目や鼻に沁みる煙は、燃焼剤入り巻紙に主な原因があります。従って、紙巻煙草以外の煙草(葉巻・パイプ・キセル)に切り替えると、この手の悪臭はほぼ無くなります。燃焼剤の入っていない巻紙で作る手巻き煙草でも、状況はかなり良くなります。
 或いは、巻紙の匂いをカバーできる強さの香りを持った紙巻煙草にするのも、それなりの効果があります。即ち、煙草自体の味と香りが弱い「軽い」紙巻煙草ではなく、古典的な強い銘柄を選ぶという事です。

 (2)葉っぱの匂い
 煙草の葉っぱ自体が持っている香りにも注意を払いたいものです。元々特殊な匂いを放つラタキア物や、熟成度の高い煙草、強く着香された煙草は、換気の悪い場所では吸わない方が良いでしょう。特に、煙草を低温で燃やすクール・スモーキングができない場合は、強い匂いは焦げ臭くなり、余計に酷い匂いになりがちです。

2.吸い方

 (1)クール・スモーキング
 煙草を焦げ臭くせず、良い香りを引き出すには、煙草を低温で燃やすクール・スモーキングは必須のテクニックです。
 クール・スモーキングでは、弱くゆっくり少しずつ煙を口に含む吸い方と、煙草に適度な湿度を持たせる事とが重要です。このクール・スモーキングに関しては、別の知恵ノート「煙草を美味しく吸うために・・・クール・スモーキングのすすめ」を参照して下さい。

 (2)煙量控えめ
 良い香りでも強すぎると悪臭になりますので、煙の量はなるべく少なくなるように吸うのが良いでしょう。煙の量を減らすには、なるべく弱くゆっくり少しずつ吸って、火種を小さく維持する必要があります。
 この吸い方は、クース・スモーキングそのものの吸い方でもあります。

ヒント

  • ※葉巻には副流煙がない?
  •  「葉巻には副流煙がない。」という話が時々出てきます。もちろん、これは誤りで、葉巻にも副流煙はあります。
  •  けれども、葉巻では燃焼剤が添加されていることがほとんどないので、吸わずに置かれている葉巻では、火種がどんどん小さくなり、やがて2~3分もしない内に消えてしまいます。このため、燃焼剤によって勝手に燃え進んでいく紙巻煙草に比べると、副流煙は非常に少なく、場合によっては目に見えない程である事もあります。
  •  これが「葉巻には副流煙がない。」という話が出てくる所以です。
  •  また、パイプやキセルでの喫煙でも、葉巻と同じように、副流煙は非常に少なくなりますが、パイプの場合は口に咥えている間に吹き戻しの動作をするので、この時に副流煙が比較的多く出る事になります。
 (3)換気
 良い香りでも、室内に充満し過ぎて濃度が高くなると、臭く感じる事があります。ですから室内での喫煙では、換気に十分注意しましょう。良い香りが微かに匂うくらいが、喫煙しない人にとっては好ましいと思われるものです。

ステップ3 煙草種類別対策

 このステップでは、煙草の種類別に、臭さを抑える吸い方を考えます。

1.紙巻煙草

 (1)銘柄の選択
 紙巻煙草においては、燃焼剤入り巻紙の存在が致命的です。この巻紙から出る刺激の強い煙は防ぎようがありません。ですから、紙巻煙草を止め、他の煙草種類に変えるのが最も手っ取り早い対策ではあります。とは言え、紙巻煙草以外に移行するのは、それなりにハードルが高いですから、紙巻煙草の範疇での対策も考える必要があります。
 巻紙からの煙をごまかすためには、それをカバーできるほどしっかりした香りを持つ銘柄を選択する必要があります。即ち、昔ながらの重い紙巻煙草が良いでしょう。最近流行の軽い紙巻煙草では、巻紙の悪臭をカバーしきれない事が多いです。
 また、一部の輸入紙巻煙草には、巻紙の燃焼剤が非常に少ない銘柄もあり、そうしたものを選択するのも良いでしょう。

 (2)クール・スモーキング
 紙巻煙草の巻紙には燃焼剤が入っており、これが煙草を高温で燃やしてしまう原因の一つになっています。紙巻煙草は、焦げ臭くなりやすいのです。ですから、他の煙草種類以上にクール・スモーキングを意識するのは大変重要になります。煙草を低温で燃やすには、紙巻煙草は最も不利な煙草種類なのです。
 できるだけ弱くゆっくり少しずつ吸って、火種を小さく維持し、燃焼温度を下げて下さい。火種が鉛筆の先のように尖ってくるようですと、火種が大き過ぎです。燃えて光る部分の長さは、少なくとも5mm以下にするくらいに抑えて下さい。また、煙をモクモクとたくさん出すようですと、燃え過ぎになっている可能性が高いです。上手な喫煙者であると、ほとんど煙が見えないくらいに煙量が少なかったりします。

 (3)加湿
 煙草を少し加湿しておくのも、紙巻煙草の悪臭を減らすのに効果的です。紙巻煙草では、他の煙草種類に比べて乾燥した状態で販売されている事が多く、これが過燃焼の原因の一つになっています。
 適度に加湿された紙巻煙草では、燃焼温度・燃焼速度が下がり、過燃焼になりにくくなります。また、煙の中に水蒸気がより多く含まれることになるので、匂いが薄まります。
 紙巻煙草の最も簡単な加湿方法は、チャック付きビニール袋にミカン1個分の皮と一緒に煙草を数時間密封する方法です。これだけで、適度な湿度を煙草に与える事ができます。その他、煙草の加湿については、別の知恵ノート「煙草を加湿しよう!・・・煙草を美味しくするために」を参照して下さい。

2.手巻き煙草

 (1)銘柄の選択
 手巻き煙草を嗜んでいらっしゃる方であれば、一般紙巻煙草の臭さについては意識していらっしゃる方が多いかと思われますので、釈迦に説法かも知れません。(笑)
 ただ、強い着香の煙草は意外に盲点になってる可能性があります。喫煙者本人にとっては良い匂いでも、慣れない非喫煙者には悪臭に感じられる場合があります。また、本当に良い匂いでも、強過ぎると悪臭に感じられます。
 ですから、少なくとも慣れない人が周囲にいるような場面では、着香の強い銘柄や、発酵臭の強い銘柄は避けるべきでしょう。

 (2)巻紙の選択
 巻紙からの刺激の強い煙を抑え、過燃焼を防ぐには、スローバーニングの巻紙を選択するのは大きな助けになります。極薄で無漂白であれば、なお良いでしょう。
 フリーバーニングの巻紙を使用する場合は、過燃焼にならないように、いつも以上のクール・スモーキングを意識するようにして下さい。

 (3)クール・スモーキング他
 煙草が過燃焼にならないように、加湿とクール・スモーキングはしっかりと意識して下さい。クール・スモーキングは周囲に漂う匂いを改善するだけでなく、煙草の味も良くします。上手な喫煙の基本です。

3.葉巻

 (1)銘柄の選択
 葉巻は、周囲を威圧する程の香りを放ちます。「葉巻は香りを楽しむもの」と言われる所以です。けれども、いくら良い香りでも、強過ぎると悪臭に感じられる事があります。
 ですから、葉巻に慣れていない人が周囲にいるようなシチュエーションでは、強い着香物ですとか、サイズが大きい物とかは避けるべきでしょう。非着香のシガリロやクラブ・サイズが良いと思われます。また、アンモニア臭が強く残っている若い葉巻も、避けた方が無難だと思われます。

 (2)クール・スモーキング、換気等
 クール・スモーキングを心がけ香りを焦げ臭くしない事、換気に気を付ける事などは、他の煙草種類と同様です。
 上手でスマートな喫煙ができてこそ、葉巻が似合うというものです。

4.キセル

 (1)銘柄の選択
 キセルは、喫煙時間が非常に短く、煙草の消費量も非常に少ないので、悪臭に関してはほとんど気にする必要はないかと思われます。特に、キセル用として販売されている刻み煙草2銘柄に関しては、周囲の人の悪評を聞く事がほとんどありません。
 けれども、紙巻煙草を挿して吸う場合は、紙巻煙草を吸うのと同じ配慮が必要になりますし、手巻き用やパイプ用の煙草をキセルで吸う場合は、やはり強い着香物や、熟成の深い物は避けるべきでしょう。

 (2)吸い方
 適度な湿度に煙草を調整し、クール・スモーキングを心がけるのは、他と同様です。

5.パイプ

 (1)銘柄の選択
 ラタキア物や、強い着香のアメリカン・タイプは、不評を買いやすいですから、しかるべき場所以外では避けた方が無難です。できればバージニア物、ある程度は許される場で、強くない着香のヨーロピアン・タイプにしておくべきでしょう。

 (2)その他
 パイプ喫煙は、喫煙者の喫煙技術の差が最も顕著に出ます。非常に上手な人が吸えば、ラタキア物でも悪くない香りになったりもします。ですから、喫煙技術に自信が持てるようになるまでは、喫煙場所は良く考える必要があります。
 また、香りの弱い銘柄でも、パイプ喫煙は喫煙時間が非常に長くなりますので、それだけトータルの煙量は多くなります。それなりに換気には気を付けたいところです。

ステップ4 まとめ

 以上のように、「軽い」紙巻煙草を、バンバン強く吸って、モクモク煙を出すという、最近流行の煙草の吸い方というのが、最も悪臭を放つ喫煙方法である事がご理解いただけたと存じます。しかし、こうした喫煙スタイルというのは、長い煙草の歴史の中では、ごく最近登場したもので、且つ、煙草の美味しさを引き出すクール・スモーキングという観点から見ると、本来の喫煙の姿とは言えません。

 みだりに安直さや簡便さを求める近代以降の風潮は、味と香りを妥協した大量生産紙巻煙草を生み出し、更に健康志向によって生まれた「軽い」紙巻煙草は、「(紙巻)タバコの悪臭」を加速させました。「(紙巻)タバコ」が悪臭を放つようになると、煙草嫌いが爆発的に増え、「(全ての)タバコ」のマイナス面ばかりが更に強調されるようになってきました。
 今の禁煙ブームの一つの大きな原因は、近代になって登場した「(紙巻)タバコの悪臭」であると考えられます。

 煙草の美味しさを十分に引き出し、煙草の味と香りを最大限に楽しむ吸い方をしていけば、自ずと煙草の匂いは臭いものではなくなるものです。紙巻煙草が存在しなかった江戸時代の日本では、男女合わせて97~98%もの喫煙率であったと言われています。当時の煙草が臭い物であったなら、これほどまでに高い喫煙率にはならなかったと思われます。元々煙草は臭い物ではないのです。

 美味しくて香りの良い喫煙方法を身に付け、煙草の本来の姿を取り戻せば、煙草嫌いは自然と減ってくるでしょうし、煙草にまつわる数々のトラブルも大きく減るでしょう。
 そのように私は信じています。 

 皆様、煙草の匂いを改善し、良い喫煙ライフをお過ごし下さい。m(__)m

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