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お金は無くても進学できる。奨学金と教育ローンをうまく使いこなそう!

ライターさん(最終更新日時:2014/5/12)投稿日:

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 はじめに 

 大学、短大、専門学校に進学するには、授業料や入学金等で結構お金が必要だ。

 一方、いろいろなところで奨学金や教育ローン、公的貸付や銀行ローンなどの情報があふれている。

 でも、どこがどう違うのか、自分にはどれが利用できるのかがわからない、という声をよく聞く。


 そこで、今回は、日本学生支援機構奨学金と国の教育ローンを中心に、その違いや利用について解説してみよう


注意

  • ※ここでは便宜上「日本学生支援機構奨学金」のことを「奨学金」、「日本政策金融公庫教育一般貸付」のことを「国の教育ローン」と称することとする。
 
 ◆ 奨学金と国の教育ローンの違い 


 奨学金と国の教育ローンは、同じく大学等進学の際に費用をサポートしてくれる公的制度だが、似ているようで、実はかなり中身が違う

 その違いをよく理解してもらうために、以下に整理してみた。

 <各種項目別の違い一覧>

<項目>      <奨学金>           <国の教育ローン>

(申請者)    学生本人             保護者

(保証人)     保護者が連帯保証人     別世帯の連帯保証人必要

(貸付方法)  月々定額の貸付         上限300万円の一括貸付

(貸付時期)  入学後               入学前も可

(成績要件)  成績要件あり          成績要件無し

(利率)      (第一種無利子         2.35%

            (第二種)基本月額        (母子家庭又は世帯年収200万円

             固定利率 0.89%     以内)1.95%

             変動利率 0.30%

    ※利率はH25年10月貸付終了者の場合          ※  利率はH25年11月現在


注意

  • 保証人については、保証料を毎月の貸与額から差し引かれる(実質的に利率を上乗せする)形で「機関保証」という別の保証をつけるやり方もあり、必ずしも保証人を必要としない場合もある。
 


 奨学金には成績要件があるので、一定の成績に達していない人は使えない。  


 奨学金が使えない人は、少し利率は上がるが、国の育ローンには成績要件がない
のでそちらを利用するとよいだろう。

 奨学金は入学後の貸付になるため、受験料や入学金にあてることができないが、国の教育ローンは入学前に借りることができる

 

ヒント

  • 奨学金と国の教育ローン「併用」できるので入学前に準備することが必要な最低の学費国の教育ローンで賄い入学後は無利子ないし低利子の奨学金を月々積み立てておいて授業料その他に充てるいう利用の仕方も可能である。


 参考URL:日本学生支援機構奨学金
http://www.jasso.go.jp/shougakukin/index.html

参考URL:日本政策金融公庫教育一般貸付
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html



 

◆ 日本学生支援機構奨学金の成績要件

 

成績基準についてはいろいろ誤解があるようなので、注意ポイントを幾つかあげてみる。

 

    予約採用の場合

 <第一種>

機構のHPによると、次のとおりの明記がある。

 

高校時代の評定平均値(=通知票の成績の平均)が3.5以上

 

↑ しかし、これだけだとよく判らないので、もう少し判り易く解説してみる。

 

 まず、申請時期は高校3年の5月頃なので、高校1年の1学期から高校2年の最終学期までの通知票成績の平均となる。全体の平均ではなく科目毎に平均を出した上での総合平均である(例えば同学期に古文と現代国語があればそれらを平均してその学期の「国語」の評点となる)。

 

つまり、高校2年の終わり頃から真剣に進路を考え始め、進学するのに奨学金が不可欠だから成績基準に到達するよう平時の勉強も頑張ろうと思い至っても「時すでに遅し」ということがあるわけだ。


また、評点平均値の算出の仕方も正確に理解していないと、自分では大丈夫と思いこんでいても実際は基準に届いていなかったということもあり得る。

 

 さらに、この基準値は「エントリーできる基準」であって、審査に合格する基準ではない。高校間の学力差もあるだろうしそもそも競争相手はたくさんいる。また家庭の収入基準との総合審査となるため、評定平均値が3.5に届いたから安心というものではないことをしっかり理解しよう。

 

実際、同機構の第一種奨学金の貸付決定率は申請者のうちの3割程度にしかすぎないので、確実に第一種の無利子奨学金を利用したいと考えるのなら、評定平均値3.5と言わずもっと高い成績を高校入学時から積み重ねていく必要があるわけだ

 

<第二種>

 

第二種奨学金の場合は明確な数値の記載がないが、3.0以上というのが実際の運用上の基準となっている。なお実際上は、エントリーさえできれば不採用というケースはほとんどないようだ。従って、第一種が難しそうな場合は第二種を併願しておくのが無難だ。

 

    在学採用の場合

 

この場合は、進学した学校によって独自の推薦基準を持っているケースがあったり、学校毎に振り当てられている推薦人数枠が違ったりするので、具体的には予め進学先の学校に質問しておくことをお勧めする。

 

高校時代の成績を用いる場合は、予約採用と異なり高校2年~3年の2年間の評定平均になるので、この点は要注意。



なお、私の書いた別の知恵ノートで説明している(下記URL参照)が、一般的に「専門学校」と思われている学校の中には、そもそも日本学生支援機構奨学金の対象とならない学校もあるので、そういったことを確認する意味からも、進学予定の学校に対し奨学金などの情報を予め確認しておくのがベターだ。

 

 

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n1520

 

 


他にも探すといろいろある学費支援制度

  
 実は、他にもいろいろな進学学費の支援制度がある。よく研究して、自分に最も合い、最も有利なものを上手に選択しよう。



<自治体の奨学金> 

 住んでいる自治体によっては、独自の奨学金制度を持っている場合もある。

 

<大学独自の奨学金>

 大学によっては、独自の奨学金制度を持っている大学もある
 
 入試成績などによって授業料が免除になる「特待生制度」のある大学もある。


最近では、返済する必要のない「給付型」の独自奨学金制度をもっている大学も増えてきている。
 

<国公立大学授業料免除制度>

 意外と知られていないが、国公立大学には低所得世帯の子弟向けに授業料を免除する制度がある。

 
※ 横浜国立大学の例 横浜国大HPより
http://www.ynu.ac.jp/campus/expense/exempt.html
   

 

<参考>

 日本学生支援機構HPに搭載のある、奨学金制度を有している大学や授業料免除制度のある大学等の一覧リストです。

 

http://www.jasso.go.jp/statistics/syogaku_chosa/gakunaisyougakukin.html

 

 

 

<新聞奨学金>

 住み込み新聞配達の仕事をすることにより、学費を貸与してくれる制度。ハードだが、給与が出るほか、卒業まで続けると貸付金返済が免除になる。


参考URL:

http://www.a-kumiai.or.jp/as/sitemap.html

http://www.mainichi-ikueikai.com/whats.html

http://www.yc1.jp/yomisho/about/

http://www.sankei-call.jp/ikuei/pc/gakukin.html

http://www.nsn-tokyo.jp/ikuei/

http://www.tokyo-np.co.jp/hanbai/shougaku/about.html 


 


<福祉的政策による教育貸付>

 母子家庭生活困窮者向けには、次の教育貸付制度(いずれも無利子)がある。ただし、使途は学費限定。


 ○母子寡婦福祉資金貸付制度教育貸付

 ※大学の場合、修学資金貸付は月額上限54,000円。他に就学支度資金一括貸付もある。原則無利子だが、連帯保証人がいない場合でも1.5%の利子により貸し付けてくれる場合がある。相談と申請は、市区町村役場の母子福祉担当課へ。

 ※母子寡婦福祉資金教育貸付は、入学前一括借受と入学後月額定額借受の二本立てであり、しかも原則無利子なので、母子家庭の場合は、まずこれを研究検討するのがお薦め

 

 


参考URL:財)全国母子寡婦福祉団体協議会のHPにこの制度の概要紹介がある。
http://zenbo.org/14keizai.html


  ○生活福祉資金貸付制度教育貸付

※大学の場合、教育支援費貸与は月額上限65,000円。ほかに修学支援費一括貸付もある。相談と申請は、市区町村の社会福祉協議会へ。


※低所得世帯で、他のどの制度も利用できない方向けの「最後の砦」という位置づけの制度


<修学資金貸付制度>

 福祉系・医療系の国家資格(看護師・介護福祉士など)の取得をめざす人向けには、自治体が実施する修学資金貸与制度がある。
 卒業後、資格を取得して指定の施設などで一定期間働くと、返済が免除になる。
  
 ○看護師等修学資金貸与制度

 ○介護福祉士・社会福祉士修学資金貸付制度


注意

  • ※貸与額については、自治体ごとに違うので、注意

  

<参考>

 

看護師等修学資金貸与制度は、自治体の貸付制度の他、各病院地域病院協会などが独自に実施している場合もある。

また、国立病院機構も同様の貸付制度を持っている。

 

国立病院機構の貸与制度(機構では奨学金と称している)はこちら。

http://www.hosp.go.jp/17,6294,85.html

 

 

 

<その他の奨学金>

 交通遺児育英会奨学金をはじめとして、各種公益法人などの奨学金がいろいろある。文部科学省学生支援課のHPには200にも及ぶ奨学金の紹介が掲載されている。                       
     
 リンク先URL
http://www.mext.go.jp/b_menu/koueki/koutou/05.htm
 

◆その他(民間教育ローン等)

  もちろん、どこの金融機関でも教育ローン商品は扱っているが、金利は少し高めになることが多い。

<注>

marinepolarisさんから情報提供がありました↓

 

民間金融機関でも、場合によっては金利が安いこともあります。

 

参考リンク:
http://www.ginko-shohin.com/syohin.html?bn=320&cp=0&st=0&ar=0&sort=6


ヒント

  • ※ 学校によっては、金融機関と提携して学校独自の教育ローンを展開しているところもある。

 

 

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URLはこちら↓

http://www.chiebukuromaster.info/

 

 


 

 

 

 

 

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