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美容師になりたい方必見

ライターさん(最終更新日時:2014/5/7)投稿日:

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はじめに

1990年代後半から2000年代にかけて、カリスマ美容師ブームが起きました。

キムタク主演で美容師のドラマが放送され、シザーリーグという美容師同士の腕を競うTV番組も放映され、原宿の美容室アクアが美容室として初めて武道館を含む全国ヘアーショーツアーを行い、まさに美容師全盛期でした。


また、ヘアーディメンションやスタジオV等のすでにカリスマサロンとして名を馳せていたスター美容師が次々に独立を果たし、美容師戦国時代の幕開けともなりました。


それまでは美容師と言うと、そこまで脚光を浴びていた職業ではありませんでしたが、この頃を境に一気に人気職業となり、美容師も爆発的に増加しました。


また、カキモトアームズやボムス、イマイのようにヘアカラーリストというヘアカラーの専門職を作り、ヘアカラーの普及が一気に進んだ時代でもありました。茶髪=不良、というイメージから、ヘアカラーをする事で髪の毛が軽く見える、個人一人一人に合う色味等も深く研究されていきました。


しかし、このブームはある事件を境に一気に落ち着いてしまいます。

このブーム真っ盛りの時期に大きな事件が美容師業界に起きたのです。


当時、カリスマ美容室の先駆けでもあったアクアは3名のオーナーによって共同経営されていました。

しかし、そのうちの一人が美容師免許を持ってにいないのにも関わらずお客様への施術を行っていたことが発覚したのです。これは大事件でした。

しかも、そのほかにも名声を欲しいままにしていた美容室でもカリスマ美容師が無免許であったことが次々に発覚し、美容師業界全体に大きなダメージを与える事となりました。

このことが要因の一つともなり、美容師ブームは少しづつ落ち着いていったのです。


しかし、落ち着いたとは言っても美容師は現在でも若者に人気がある職種の一つです。

今でも美容師を目指そうとしている人は多くいると思います。


美容師はお洒落で華やかで、そういったイメージがとても強いと思います。

では、美容師になるにはどうしたらよいのか?

実際の美容師はどのような世界なのか?


そういった外から見えにくい部分をこちらでは記していきたいと思います。

私は現実を無視して理想論を語るのが大嫌いですので、現実的な内容で面白味に欠けるかもしれません。

それでも最後までお付き合いをして頂ければ大変うれしく思います。



美容師になるには?

・まず、美容師になるには美容師免許を取得することが最初の目標です。

美容師免許がなければお客様に触れる一切の施術が法律上出来ないからです。

無免許でもカットはダメでシャンプーは施術しても良い、と思っている方が多くいますが、シャンプーも含む一切の施術が出来ません。

免許を取らない限りは、掃除や洗濯、器具の洗浄、受付、電話番などのお客様に触れない仕事のみになります。


・美容師免許は国家資格ですから国家試験に合格をしなければなりません。

国家試験は学科、実技の2種類があり、両方合格して免許の取得となります。


・しかし、国家試験は誰でも受けられるわけではありません。国家試験を受けるにも受験資格というものがあります。

受験資格を得るためには、厚生労働省が指定している美容師養成機関(美容学校)で定められた期間通い、定められた授業数を消化しなければなりません。

そして美容学校の卒業資格を得て、国家試験を受けることが出来ます。


・美容学校には全日制、夜間、通信の3コースがあります。コースによって受ける通う期間、授業数が異なります。

美容学校に中卒で入学したい、という質問をよくみかけます。しかし、基本的には高卒以上の条件がある学校が殆どです。

稀に中卒でも入学可能な学校もありますが、数は非常に少なく狭き門です。

美容師は接客業でもありますから、個人的には高卒程度の教養は最低でも身に着けたほうがよいのでは、と思います。


・まず全日制に関してですが、こちらのコースは2年間通学し、1400時間以上の授業日数が定められています。基本的には高校などと同じ程度の時間割で週休二日という学校が殆どでしょう。国家試験が2年生時の2月にありますので、ここで合格できていれば4月からそれぞれの店舗へ入社する頃には美容師免許も手に入ります。

学費は2年間で200万から300万円くらいです。


・夜間も同じく2年間通います。昼間働いて、夜に授業を受けに行く形です。現在、夜間コースは殆どないので詳しい説明は省略させていただきます。


・通信制は3年間の通学が必要です。全日制に比べ中卒を受け入れる学校も多少は多いようですが、こちらも少数派です。

また、通信制の場合は入学条件として美容室で働いている事を求められる事が殆どです。

入学前に自分の就職先であるサロンを決めなければなりません。

ごく稀に美容室で働いていなくても入学できる場合がありますが、その場合授業日数が倍になります。美容室従事者で300時間以上、美容室で働いていない場合は600時間以上の授業を受けなければなりません。

普段は社員としてサロンで働きつつ、レポートの提出をするとともに、決められた授業を学校へ受講しに行く形です。

学費は全日制よりは大幅に安く3年間で100万円前後です。


・全日制と通信制のどちらが良いか?という質問をよく見かけます。

現実的に考えて、現在は通信のメリットは全くないといっても過言ではありません。


・4月から新入社員として、全日制卒業者と通信制入学予定者が入社したとします。

同じ新入社員でも全日制出身者は国家試験に合格し、美容師免許を持っています。

しかし、通信制の新入社員はこれから(入学時期は10月もある)3年間、サロンで働きながら学校へ通います。当然、3年間は無免許の状態が続きます。

全日制の新入社員は店舗の技術テストに合格さえすればお客様へ美容師として堂々と施術が出来ます。


しかし、無免許の通信制入学予定者は、カットどころかシャンプーですらお客様にすることが法律上は出来ません。どれだけ素晴らしいシャンプーの腕、カットの技術があっても免許がない限りは最低3年間はやってはいけないのです。

約15年前に美容師法が改正され、インターン制度がなくなりました。以前は無免許であっても、美容師指導の下お客様に施術をする事が出来たのです。現在はそれが出来ません。


・しかし、雑用しか出来ない従業員というのは店舗にとってはありがたい存在とは言えません。結局は黙認という形で無免許であっても、施術をさせているのが現状でしょう。

しかし、これは法律違反ですから発覚した時は大きなペナルティがあります。

先ずサロンは営業停止などの処分をうけ、当人は30万円以下の罰金、さらには今後も美容師免許が取得できなくなる可能性もあります。

また、自分自身も法律違反をおかしながらお客様に接するわけですし、後ろめたい気持ちもあるでしょう。


・現実的に、最初からそのような後ろめたい気持ちで通信生を雇うよりも、美容師免許を取得済みの全日制出身者を雇うほうがサロンとしても理に適っているのです。

現在は通信生を積極的に雇うサロンはあまりないようです。離職率が高く、常に人手不足だったりなど問題のあるサロンが通信制を雇う事はあるようです。

現実的に考えても、良識のあるオーナーであれば法律違反をわざわざ犯したりはしないからです。


■ 美容師の収入


・実際に美容師として働くと、一体どのくらいの賃金をもらえるのでしょうか?

カリスマ美容師などをイメージすると、高給なのかと期待をしてしまうかもしれません。

そこで美容師全体がどれくらいの給料をもらっているか具体的な数字で調べてみました。今回は一年間の年収を調べました。

オーナーからアシスンタントまで全部の平均値です。


 

・今回は平成24年度の平均を調べました。その前に一般的な社会人はいくらもらっているのか比較対象としてこちらも調べました。こちらはサラリーマン等も含む全業種の平均です。

 

・日本人全体の平均年収  【409万円

 

・美容師の平均年収     【273万円

 

・残念ながら美容師の収入は他業種に比べて大幅に安いのです。

1年間で日本人平均に対して【136万円】もの差がついてしまっています。

月収に換算すると【22万円】です

 

・また、アシスタントに関しては15万円前後が多く、年収として180万円前後が一般的でしょう。アシスタントを2ー3年続け、スタイリストになってようやく20万を超えるという流れです。

ボーナスがある美容室は殆どありません。もらえる場合でも3万円前後が多いようです。

また、残業手当がある店は皆無です。


下図は非常に見にくいですが、2009年度の職業別平均年収です。

美容師は97位中の91位です。(赤枠で囲っている右下部分、左上から年収1位、右下が最下位)

 

 nensyu

 

拘束時間

・美容師として働き出したら、何時間働くのでしょうか?

先ず、当たり前ですが営業時間内は店舗にいます。お店によって営業時間にバラツキはありますが、11時間-12時間が多いようです。一般業種は11時間の営業であれば、交代制で実働8時間という流れになりますが、美容師はそうはいきません。

交代制の美容室と言うのは全くない、と思ったほうが良いでしょう。結果として営業時間内は絶対に居る事になります。

また、予約の入り状況、混み具合により、大幅にずれます。

営業前の開店準備、営業後の清掃なども考えると、さらに一時間はプラスになります。

休憩は一時間という形にはなっているかもしれませんが、実際は長くて30分、忙しければ全くとれない事も多々あります。また、休憩以外は常に立ちっぱなしですから、想像以上に体力を消耗します。体力に自信がない方は厳しいかも知れません。

 

・しかし、営業を無事終えただけでは美容師としては一人前にはなれません。

営業前や営業後に練習をする事が絶対に必要です。

 

・例えば朝2時間、夜2時間練習したとしたら、全部で16、7時間はお店にいる事になります。

しかし、この練習時間はあくまで最低ラインだと思いますので、本気で美容師を頑張るスタッフならば、20時間以上でも平気でお店にいます。店に泊まり込んでしまうスタッフも数多くいます。

私自身も練習を深夜まで行っていた為に終電がなくなってしまい、練習指導をしてくれていた店長に車で送ってもらう事が良くありました。

毎回送ってもらうのも気を遣うので、途中からは原付通勤に変えました。

 

・休日は週一が多いようです。または隔週で週2。

月換算で4日から6日くらいです。

 年間に直すと60から70日。

参考として一般的なサラリーマンは年間120日以上はあります。

美容師も夏休みや正月休みが各3日くらいはありますが、それでも一般職の約半分の休日日数という事になります。土日、祝日は書き入れ時ですから絶対に休めない、と考えて下さい。

 

・有給休暇もない店舗が殆どです。

休日も講習や研修等が開催されている事が多く、潰れてしまう事も多々あります。

休日に講習に参加したからと言って、代休はありません。

 

・少ない休みを潰して講習に行くのはきついかも知れません。しかし、外部からの情報や新しい技術等は自ら積極的に追っていかないと、直ぐに置いて行かれる業界です。

自分の時間をすべて美容師人生にささげる気持ちがなければ、とても美容師は続けられないでしょう。そして、その状態でも前向きな気持ちになれる強い精神力が必要です。

 

仕事を続けるうえでかかるお金

 美容師はお金のかかる職業です。接客業という業種である以上、ある程度の身だしなみも整えなければなりません。洋服もそれなりに揃える必要があるでしょう。一昔は制服の店が多かったのですが、現在は殆ど私服です。私服である以上は100パーセント自腹です。

 

練習用や仕事に使う道具ももちろん自腹です。

アシスタント時代に必要なものとして、ロールブラシ等のブラシ一式、ワイディングに使う櫛、カラー塗布に使う手袋等が必要です。

手袋は何度か使うと穴が開いてしまいますので、定期的に交換する必要があります。

 

また、練習をするのにもお金がかかります。

例えばカットを練習するためのウィッグ(マネキンの首から上のもの)

。安いもので1200円くらいですが、ロングの練習から最終的に刈り上げまで使い切ったとしても4、5回が限度でしょう、そうなればまた新しいウィッグを買わなければなりません。

私の場合は一日一体使っていました。正直、この出費は本当に辛いです。

 

そしてカットに使用する鋏。これが一番高いです。ピンからキリまであり、安いものは数千円から高いもので30万円のものもあります。

実際は10万円前後の鋏を使用する方が多いようです。

 

講習の参加料もお金がかかります。講習内容や講師により値段は全く違いますが、メーカーが行うカラー研修等は約3千円、有名な美容師が行う技術講習は1万前後です。

これらのお金も自己負担のパターンが多いようです。

 

 

福利厚生

将来もらう年金、健康診断や医療にかかるお金、仕事を辞めた時の雇用保険など将来の自分にとってとても大切な案件です。

しかし、美容業界は全くと言っていいほど整備されていません。

 

通常の職場であればこういったものが会社が大半を払い、一部給料から負担という形になりますが、美容師の場合は全額自腹です。

国民年金、国民保健に自ら加入し、自ら払います。雇用保険は入れないので、退職した時の失業保険は当然もらえません。

通常の会社であれば年金に関しても厚生年金が殆どです。老後にもらえる支給額は国民年金よりもはるかに多くなります。厚生年金は半分が自己負担、半分が会社負担という形になっていますが、よほどの大きい美容室でなければ、先ずないでしょう。

 

当然退職金もありません。

 

お給料の話に戻りますが、支給された給料からさらにこういった支出が増えますので、手取り額は前述した額よりもさらに少なくなります。

 

 

将来はどのように設計するか

 ここが一番難しい部分です。

特に男性の場合は将来結婚や出産などで一家を支えなくてはならないでしょう。

現実的にお金が必要ですが、前述の通り美容師の年収は日本国内においては最低ランクです。

雇われのままですと、将来的に続けるのは難しくなります。特にスタイリストは出来高制な部分が大きいと思いますが、人並みのお金を稼いでいる人は少数派です。

現実として美容師の大半は低賃金に苦しんでいると思って差支えないでしょう。

 

沢山のお客様をこなし、支持をもらえるようになればそこそこの収入を稼ぐのも可能です。

しかし、ここに大きな落とし穴があるのです。

 

現在の美容師の人数が日本国内で約45万人います。

美容室の件数は約22万件

約1億2千万人に22万件

 

参考としてですが、アメリカとカナダを足した美容室の件数は約10万件です。アメリカの人口は3億1千万で世界第3位。カナダは3千5百万人。

 約3億5千万人に対し10万件

 

日本には北米の約6倍の比率で美容室があります。

一言で言ってしまうと、美容師も美容室も余り過ぎている状況なのです。

そして日本国内の人口は少子化の影響で減少しています。

 

いくら美容技術の腕があっても、日本の人口には限りがありますから来店する人数は少なくなります。少ないお客様を何とか確保したい、よその店よりも自分の店に来てほしい。そこで値下げをする、値下げをすると利益が下がる、利益が下がるので人件費を減らす。

こういった悪い循環が美容師業界を取り巻いています。

先ほどのべた平均年収の安い理由もここにあります。

 

こういった状況下なので、稼ぐどころか人並みの収入を得る事さえも困難になっているのです。

 

また、美容師も年齢を重ねていくと外見も衰えていきます。

お客様は同年代の美容師が安心するわけですから、若いお客様からの支持がだんだんと減っていきます。それまでの固定客は維持出来たとしても新規顧客獲得が困難になってきます。特に男性美容師の場合、女性から敬遠されがちになってしまいます。

また、男性客も歳をとると美容室から理容室へ戻ってしまう傾向にありますので、顧客確保が難しくなるとともに、売り上げの低迷をまねきやすくなります。

 

そうなると、40代や50代になった時に雇われのままだと勤めている店舗を辞めなければならない、という事にもなりかねません。

 

よく「美容師に定年はない」という方がいますが、これも現実からは程遠い希望的観測です。

数字上のデータとして、美容師は年齢を追うごとに給料が微増をしていきますが、40-44歳くらいで給料のピークを迎えます。

そして、45歳以上からは下降していくのです。


 

もし、この年齢まで雇われのままであったら、会社にとては全くありがたくない人材だと判断される可能性もあります。

今後、売り上げを伸ばせる見込みが薄い美容師よりも、若い美容師を低賃金で雇ったほうが会社にとっては利益になるからです。

 

人生において一番お金がかかる時期に給料は減っていく、これは悪夢としか言えないでしょう。

理屈では美容師に定年はない、と言えるのかもしれませんが、現実として美容師の定年は40歳だ、とも言われています。

 

それまでに独立し経営側に回るなどして、現場を離れても収入を得られる地盤を固めておかなければ人生を大きく狂わせる事になりかねません。

 

 

 

独立

独立というのも大きな落とし穴です。。

「独立すれば収入が飛躍的に上がる」と言う人もいますが、それは20年も前の話であり、現在は店舗を出しても利益を上げるのが非常に難しいのです。

 

先ず現状を把握しましょう。

 

先ほど美容室の件数に関して述べましたが、膨大な数の美容室が余っています。

毎年約1万件の美容室が開店し、そして8千件が毎年閉店していく。

 

閉店理由は様々でしょうから一概には言えませんが、独立したオーナーの8割は失敗していると言ってもいいでしょう。(9割以上とも言われています)

また、持続しているといっても、決して稼いでいるのではなくギリギリで何とか維持するという現状が多いようです。

 

ちなみに年収200万以下の店舗が全体の18パーセントを占めているそうです。

ひと月の売り上げが約17万円です。オーナーになってもアシスタント以下の給料に陥る事も多々あるのです。独立に失敗してしまうと多額な借金を抱えてしまい、一歩間違えれば自己破産、生活保護にまで堕ちてしまう可能性が非常に高いわけです。

 

前述したように人口は減少している為、業界全体として今後は顧客が増える可能性はないわけですから、余程経営に精通している人ではないと独立開業は現実として大変厳しいでしょう。

 

 

平成3年度は美容室の件数が186506件

美容師が314704名です。

 

これが平成21年度になると

美容室の件数 223645件

美容師 453371名と増加しています。

 

  gu

 

 

  

離職率

美容師を志した人がどれだけ辞めていくのか?

この離職率の高さこそが美容師の現実を的確に表していると言えます。

 

先ず入って一年以内に半分以上は辞めてしまいます

2ー3年目のアシスタントの事典で7割、10年までに9割辞めると言われています。

ちなみに私のお店は同期が13人いましたが、3か月で10人辞めました。

 

退職理由は様々です。

理想と現実のギャップがあまりにも違うという事で辞める人が多いです。

他にも仕事内容と賃金が割に合わない、低賃金で生活していけなくなったという理由が多いようです。体を壊したという理由も多いです。

例えば結婚をする際に30歳で年収が270万程度では厳しいでしょう。

将来を考えて転職をする人も数多くいます。

 

しかし、年齢が高ければ高いほど転職が難しくなってきます。

美容師のスキルは美容師をしないのであれば、他の仕事では全く役に立ちません。

美容師を頑張っていた、という事実も他業種では評価されにくくなっています。

 

まとめ

 美容師を志す方にとって、見たくない情報だったと思います。

しかし、これらは大げさでもなく、誇張をしているわけでもありません。

 

世の中のどの仕事にも適正人数というものがあります。

例えば周りが山や畑だらけの田舎で、セット面が30もあり、40人のスタッフがいるお店で利益を出せるでしょうか?

今の日本全体の現実の美容師業界はそういう状態なのです。

美容師が大幅な定員オーバーになっていると思って下さい。

 

「夢」や「やり甲斐」を持って仕事をするのは素晴らしい事です。

 

しかし、仕事のプロというのはやっている事にたいして収入を得る事です。

アマチュアはやっている事で満足を得る事です。

 

例えばプロ野球選手は野球を見せる事で観客からお金を得る事が出来ます。

一方、アマチュア野球は野球を見せる必要はなく、自分たちが楽しむ事を優先します。

 

仕事においても趣味的な考え方をしている人はお客様の満足ではなく、自分の満足、つまり自分がやりたい事をやって、それで得た収入で良い、と割り切ってしまいます。

 

給料が少ないけどやり甲斐があるから良い、収入が低くてもお客様の喜ぶ顔が見れれば幸せな気持ちだ、という美容師の方が数多くいます。

 

しかし、この考え方は社会人としてはアマチュアであり、ただの自己満足です。

美容師になるからには、どうしたら一円でも多く売り上げを出せるのか、稼げるのか、そういった事を常に考えている人のほうが長続きします。

 

実際に成功している人も極僅かですが存在します。

そういった方々は「夢」「やり甲斐」という言葉に縛られず、 常に現実を直視し、長期のヴィジョンを考えて行動しています。

 

美容師は全体的に見て、具体的な数字に基づいた計算、長期的な事業計画、大局的な判断が苦手です。

どちらかというと芸術家のような感性なのかも知れません。

 

しかし、美容師は芸術家であってはなりません。一社会人であり、ビジネスマンなのです。

 

「お客様の喜ぶ顔が見られるのなら、給料が安くても幸せ」という美容師と

「お金を稼ぐためにお客様を喜ばせる」という美容師だったら、どちらが将来伸びるでしょうか?

 

前述の美容師はお客様を喜ばせた時点で満足しています。典型的な自己満足です。

しかし、こういう美容師があまりにも多いのです。

後述の美容師であれば、常にお金を稼ごうと考えます。稼ぐためにはどうしたらよいか考え行動をします。

結果としてこういうお金を稼ぎたい行動がお客様の為の行動に繋がり、良い接客、美容技術の提供に繋がるのです。

 

 

長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました。

厳しい現実ですが、美容師を全否定しているわけでも、美容師を志すのを反対しているわけでもありません。

 

自分の将来を決める時は誰でもなりたい職業のメリットやデメリットを調べるでしょう。

しかし、美容師の場合は良い部分のみを調べ、そのまま勢いで美容師業界へ入ってしまう人があまりにも多い。

 

また、現役の美容師も「夢」「やり甲斐」という綺麗ごとのみで美容師志望者を惑わせ、この業界に引き入れている事実があまりにも多い。

 

現実の過酷さを知った上でこの業界へ入り、活躍をして欲しい、そういう願いで書き留めました。

 

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