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失敗しない注文住宅の建て方

ライターさん(最終更新日時:2014/2/20)投稿日:

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住宅を建てたい!というお話をよく質問されます。そして、どのように建てたら失敗しないのか?安く建てれるのか?などなど、いろいろな質問を見てきました。
よくハウスメーカー(HM)に頼んだほうがよいのか?それとも近隣の工務店に建ててもらうのが安いのか?などという質問もあります。
私は、そのどれも間違っていると思っています。もっとも適切に効率よく建てること=費用対価効果で一番よい建物という意味であり、ハウスメーカーは信用できるから、とか、地元の工務店は安いので安心。などというようなイメージ先行で一生に一度の買い物をしている人がとても多いことに憂いを抱いています。

もっとも効率的に建物を建てる方法は、実は1つしかないと思っています。下記の要領で建てることができれば、最良の方法になります。

① 住宅情報誌を購入する。
本屋さんに行き、住宅情報誌を探します。さまざまなプラン、デザイン、設計士、施主の感想などが掲載された本を購入しましょう。ただし、自分の家を建ててもらうので、突拍子もないようなデザインをしたものだけを集めたような本は好ましくありません。住宅を中心に載せている情報誌を数冊購入します。

② 自分にあった建物、建築士を選定する
購入した本の中で自分の印象に残るような家を設計した建築士さんを調べましょう。また、近隣の団地に赴き、建築中の家なども見学し、自分の気に入った家を建てた建築士さんを、そのお施主さんから紹介してもらうなどしてもらうのも手です。そうして、お願いしたいという建築士さんの候補リストを作成します。

③ 建築士にあって、現在建築中の物件、過去の物件を紹介してもらう。
それぞれの建築士さんと個々に連絡し、住宅の設計を考えていることを話、現在建築中の物件や過去の物件など、見学可能なものを紹介してもらいましょう。必要であれば、過去の物件を紹介してもらうと同時にお施主さんにも話が聞けるように手配してもらってください。お施主さんとは、どの施工会社にお願いしたとか、建築士さんはどうだったとか、設計した建物を気に入っているところ、修正したいところなどを聞きましょう。こういった一連の活動をとおして、自分と気の合う建築士さんを数名選択します。

④ 選定した建築士に対して、自分たちの家の簡易プランを作成してもらう。
選定した建築士さんにお願いして、自分たちの家をどのようにプランしてもらうか、概要でいいのでプランを作成してもらい、設計金額も含めて提案してもらいます。このとき、数名の方にお願いすると同時に、提案書として作業料を数万円支払うことも約束してあげましょう。無料で良いという先生もいると思います。このとき、どの先生にも同じ情報がいくように、希望条件などを書面に落としておき、全員に一斉に渡せるようにしましょう。

⑤ その中から、もっともお願いしたい人に依頼をする。
各建築士さんが作成した提案書の中から、もっとも良いプラン(自分と相性のよいプラン)を作成した方の案を採択しましょう。その建築士と契約すると同時に、他の方にはお断りをいれます。このとき、作業代金を支払うことを忘れないでください。

⑥ 設計図書を作成する。
この段階で、数名の建築士さんの中から最も自分に合った建築士さんを探しだしていることになります。そして、その設計士さんにもっと細かい図面を作成していただくことになります。先生によっては、数か月~1年程度要する方もいますので、その辺も考慮して、発注を行いましょう。

⑦ 数件の施工会社を数社選定する。
同様に住宅情報誌や、建築士さんからの情報をもとにして、施工会社も選定します。建築士さんと同様に、現在建築中の物件や過去の物件を紹介してもらい見学に行きましょう。数件の施工会社を見学すると、出入りする下請けさんの状況や、現場の清潔さなどをいろいと垣間見ることができます。この経験を通して、自分の気に入った施工会社を3件程度まで選んでいきましょう。

⑧ 数社の中からもっとも安い業者を選定する。
設計図面が出来上がったら、施工会社分だけ複製を作り、各施工会社へ見積もりを依頼しましょう。これなら、どの業者も同じ図面から金額を算出するので、もっと安い業者へ発注しても、同じものが完成することになります。

⑨ 施工監理の実施
施工中、工事業者が図面通りに正しく施工しているかどうかはわかりません。ですので、ここでも建築士さん(図面を描いた建築士さん)にお願いし、建築の施工監理をお願いします。ここで様々なアドバイスももらえますし、業者が真面目に施工しているかどうかもチェックしてもらえます。メーカーや、工務店に直接お願いすると、こういったチェック機能は働きません。

以上の一連の流れを通して実施することで、下記のようなメリットがあります。

① 設計と施工を別の業者にお願いすることで、個々にチェック機能が働き、建物が正しく施工できる。
② 自分に合った建築士さんを選定することで、よりよいデザインが可能となる。(メーカーなどの既製品ではないので、自由度のある本来の注文住宅となる)
③ 同じ図面を各社に配布して見積もりをとることで、もっとも適正価格で建築することができる。
④ 施工会社の現場もみているので、施工業者も最適な業者を選定しています。
⑤ 建築士さんが自分たちの依頼で動くことができるので、施主側にたったアドバイスを受けることができる。

建築士さんを別に契約するというのは違和感があると思います。一見すると、設計料と施工料、別々に必要だと思うでしょうが、これはメーカーや設計施工直轄などで建てる場合でも、実は同じで、総額表記か、個別表記かの違いです。設計部の従業員の給料などは、どっちにせよ含まれているので、結局は設計料込みの金額を払っていることになります。
通常、設計料は施工価格の1割程度(設計、施工監理含む)であり、建築代1千万~2千万に対して、100万円~200万円となります。ただし、施工費はここにも書いたように数社に対して見積もりを取るので、競争をしている以上、気に入った企業の中で、もっとも安い業者を落札することになり、設計と合計で考えた場合、そこまで大きな差になるとは考えにくいです。
この知恵袋では、施工業者とのいろいろな問題が指摘されていますが、このやり方の場合、施工業者との問題はほとんど発生しなくなります。そして、理論的も物理的にも、施主がもっとも納得できる建て方をするには、この方法が最善の策だと考えています。ちなみに、注文住宅は高いものではありません。1000万円からでも、材料や空間の取り方で施工は可能です。建売の購入を検討されている方も、一度検討されてみてはいかがでしょうか?

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