ここから本文です

この知恵ノートを「知恵コレクション」に追加しました。

追加した知恵ノートはMy知恵袋の「知恵コレクション」ページで確認できます。

知恵コレクション」に登録済みです。

再登録しました。

追加に失敗しました。

ノートに戻り、もう一度やり直してください。

すでに1,000件のノートが登録されています。

新しく追加したい場合は、My知恵袋の「知恵コレクション」ページで登録されているノートを削除してください。

追加できませんでした。

ノートは削除されました。

トンボ、ヤンマ、サナエ ~トンボの仲間分けについて~

ライターさん(最終更新日時:2012/5/26)投稿日:

  • ナイス!:

    53

  • 閲覧数:12096

印刷用のページを表示する


今年もトンボの季節がやってきました。
「トンボ」は稲穂が実る日本の秋によく似合う昆虫であり、その由来については田の稲穂に羽が生えて飛び回っているように見えることから「飛ぶ穂」が語源であるという説もあります。
また、「サナエトンボ」の仲間については、苗代から田んぼに「早苗」を植えかえる季節から見られるトンボであることが由来となっています。
トンボ科静止サイズS.jpgそんな日本人になじみ深いトンボですが…


トンボ、イトトンボ、サナエ、ヤンマ…よく聞くけど、何が違うのかよくわからない
(;
´Д`)?
オニヤンマは「ヤンマ」じゃないってどういうこと?


そんな疑問をスッキリ解決。トンボ目成虫の簡単な見分け方をご紹介します。

見分け方:ステップその1
トンボ目から「亜目」に分けます。

トンボ目には3つの亜目があります。

不均翅亜目
(トンボ亜目)
前後の翅の形が違う

(一般的なトンボ類、ヤンマ類のイメージ)

均翅亜目(イトトンボ亜目)
前後の翅の形が同じ、複眼が左右に離れる
(イトトンボ類のイメージです。)

ムカシトンボ亜目

前後の翅の形が同じで、複眼は隣り合うけどくっつかない

(ほとんど見ないです。)


            左が良く見るトンボ型、右は頭の形が特徴的なイトトンボ型 無断転載厳禁

ムカシトンボ亜目(1種)はあまり見ることがないことから、大きく2種類に分けられます。

普通のトンボの形」と「細いイトトンボの形」とイメージするとわかりやすいです。


見分け方:ステップその2
亜目から「科」に分けます。


不均翅亜目6つの「科」があります。

サナエトンボ科

複眼は互いに離れていて、止まる時は平らな姿勢で止まる

                サナエトンボ科の複眼:互いに離れている
     この種は「コオニヤンマ」ですが、「ヤンマ」でも「オニヤンマ」でもなく「サナエ」ですコオニヤンマ.JPGムカシヤンマ科
サナエトンボ科と似ているけど、翅の前縁にある黒い斑紋が長い
(個人的にはめったに見ないと思います)

オニヤンマ科
複眼が中央の1点で接し、止まる時は枝などにぶら下がって止まる
(ミナミヤンマ亜科は複眼がわずかに離れるがサナエトンボ科ほど明らかには離れない。)

            オニヤンマの複眼:左右の複眼が中央で接している
オニヤンマ.JPG
ヤンマ科
複眼が明らかに接し、止まる時は枝などぶら下がって止まる

 
           ヤンマ科の複眼:左右の複眼が接している(トンボ科も同様)
                            笑っています!
ヤンマ.JPGエゾトンボ科
エゾトンボ科の特徴はヤンマ科と非常によく似ている
相違点はエゾトンボ科の複眼の後ろの縁に突起があることくらい?

トンボ科
複眼が明らかに接し、止まる時は平らな姿勢や、やや斜めの姿勢で止まる

          トンボ科やサナエトンボ科は下の写真のように止まる

撮影後は美味しく頂きました



均翅亜目7つの「科」があります。

(そのうち2科は本州・四国・九州では見られず、1科は本州では見られませんので、本州であれば4科にしぼられます。)


イトトンボ科
翅を閉じて止まる
複眼の後ろに紋がある種が多い

モノサシトンボ科
翅を閉じて止まる
オスの前脚が広くなる傾向がある

アオイトトンボ科

(オツネントンボとホソミオツネントンボを除いて)翅を開いて止まる
体が緑色の金属光沢をもつ種が多い

                        
翅を開いた状態で草に止まるアオイトトンボ
無断使用厳禁

ヤマイトトンボ科
特徴はアオイトトンボ科とよく似る

四国、九州、沖縄に分布
http://www.odonata.jp/03imago/Megapodagrionidae/index.html

ハナダカトンボ科

翅を閉じて止まる
額が前方に飛び出している
石垣島、西表島、小笠原諸島などに分布

ミナミカワトンボ科
翅を閉じて止まる
石垣島、西表島に分布

カワトンボ科

翅を閉じて止まる
(昆虫カテゴリーによく質問が来る「黒いトンボ」がこれに含まれる)
翅の基部がくびれて細くならない



             左のモノサシトンボ科の翅は基部でくびれて細くなるが、

                 右のカワトンボ科ではくびれが見られない

モノサシトンボ2.JPGムカシトンボ亜目
ムカシトンボ科ムカシトンボ属ムカシトンボのみです。
止まる時は翅を閉じて、ぶら下がって止まるので、止まっている所を見ればすぐに分かるはずです。
(写真を撮影次第追加する予定です。なかなか見つかりません…。)

以上の様な点に注意して観察すれば写真からでも「科」のレベルまでは分けられると思います。
(少なくとも本州の普通種くらいは…)

もっと細かく知りたい方は
「トンボの調べ方」(文教出版)
「日本産トンボ幼虫・成虫検索図説」(東海大学出版会)
「トンボのすべて」(トンボ出版)
などをご覧ください。

以上、お役にたてば幸いです。


※写真を追加する為等に編集することがあります。

このノートに関するQ&A

このノートに関するQ&Aは、まだありません。

このノートについて質問する

このノートについてライターの方に質問できます。

※ライターの方から必ず回答をいただけるとは限りません

※別ウィンドウで開きます

この知恵ノートのライター

アップロード写真

グレード知恵ノートのグレード:2-2

mine_yamauchi1981さん男性

ピックアップ

知っておきたい無線LANルーター...
知っておきたい無線LANルーターの知識と選び方iPod touchやPS...
Android向けアプリ Yahoo!ブラ...
基本的な使い方(メニュー・操作)便利な使い方オススメの使...
iTunesカードの基礎知識
はじめにiTunesStoreやAppStoreの決済には通常クレジットカー...
本文はここまでです このページの先頭へ