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ポケモン育成基礎知識~単体で機能する役割理論~

ライターさん(最終更新日時:2012/1/15)投稿日:

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 役割理論、という言葉自体は、ポケモンをやっている多くの人が耳にしたことがあるのではないでしょうか。もともとはパーティー構築論なのですが、今回はパーティー構築の話ではありません。役割理論の考え方を用いて、ポケモン単体で何ができるのかを考えるのが、メインテーマになります。

役割理論とは

 役割理論は、金銀の時代に構築された対人戦用理論です。

 この理論は、その名の通りポケモン一匹一匹に具体的な「役割」を持たせることにあります。「受け」や「流し」と言った様々な役割がありますが、基本的な考え方として「後出しから相手のポケモンを対処する」という事があります。

 

 金銀時代では、耐久型が有利な環境だったため、「受け」の役割が特に重視されていました。

 相手のポケモンに後出しし完全に封殺する。この受けこそが、役割理論の原点です。当時はねむるが有効に使えたため、どくどくを使われても封殺するという事が可能でした。本当の意味で、完封です。

 

 しかし、時代が流れ、環境が変わったことにより、「受け」が相手を封殺するのは非常に難しい状況となってしまいました。そこで現れたのが、「流し」という考え方です。

 後出しから、相手に倒される前に相手を倒せればいい、という考えからですね。現在の役割理論ではこちらの考え方が主流となっています。

 

 最初にも言いましたが、役割理論はパーティー構築論です。しかし、今回は単体での機能を考えます。その考え方の中心に「後出しから相手を処理する」というのを据えていきましょう。

 

単体で機能する役割理論

 特定のポケモンを単体で機能させることを考えた上で、必要になってくるのは「誰に後出しできるのか」という明確な指標です。後出しを前提としているのに、後出しできなかったら話になりませんからね。

 後出しするためには相手の攻撃を最低でも一発耐える必要があります。相手の攻撃を耐える手段は主に二つです。

①タイプ相性で半減以下に抑えて耐える。
②種族値で無理やり耐える。

 理想を言えば、①,②両立できるのがベストです。しかし、この二つを両立できるポケモンはそう多くは居ません。どちらか片方しか無理な場合、優先されるのは①になります。

 ポケモンはタイプ相性が顕著現れるゲームです。相性による倍率が高いのもそうなのですが、耐性を持つ相手に対して効果抜群が取りやすい、というのが何よりも大きです。
 電気タイプ地面タイプの関係や、の三つ巴など、上げ出したらきりがありません。

 つまり、タイプ相性で相手の攻撃を耐えた場合、その後相手に高い打点で攻撃できる、というのが何より大きいのです。もっとも、後出ししたい相手の攻撃を耐えられ、相手に対して有効打を浴びせられるのなら、タイプで受けずとも大丈夫です。


 何にせよ、後出しから特定のポケモンを対処する場合、「相手の攻撃を必要回数耐えること」そして「相手に対して有効打を浴びせられる事」が必要になってきます。
 この二つの条件を満たしているのなら、相手のポケモンに対して安定して後出しすることが出来ます。

 後出しする相手を明確に定め、それに合わせて行動することで戦いを有利に進めることが出来ます。
 とはいえ、こちらが後出しで対処するように、相手も後出しで対処することを考えるでしょう。次はその、相手に後出しされること、に焦点を当てて考えてみましょう。

役割破壊

 多くのポケモンに、「後出しできる相手」が居る様に、「後出しされる相手」も当然存在します。これに関してもやはり、タイプ相性が大きく関わってきます。後出しされる相手は、基本的にタイプ相性の上で相性のいいポケモン、という事ですね。

 

 特に顕著なのが、電気タイプ地面タイプです。地面タイプ電気タイプに対して有利過ぎるため、地面タイプは高確率で電気タイプに後出しすることが可能になってきます。

 この時、電気タイプ側としても、地面タイプが後出しされるのは解り切っています。ですから、その地面タイプに有効打を与えるため、「目覚めるパワー」というような技を搭載することが良くあります。

 

 このように、後出しされる相手を強く意識し、逆に狩りに行くことを「役割破壊」と言います。

 

 役割破壊は、成功した時、非常に強力なアドバンテージを得ることが出来ます。相手の交代出しを読んで使えば、無償で一体落とせることも多くあります。しかも、わざわざ自分のポケモンを止めに来たという事は、他のポケモンでは自分が場に出しているポケモンを止められない、という可能性もあります。

 そう言った場合、役割破壊一つで勝負が完全に決まってしまうこともあります。

 

 具体的な例を挙げると、ラティオスハッサムナットレイの関係などです。

 

 ラティオスは対策を取っておかないと、全抜きされかねない典型的な高速高火力アタッカーです。ほとんどのパーティーにラティオス対策は組み込まれていますが、ラティオスの対策としてメジャーなポケモンにハッサムが居ます。

 

 ラティオスに対してハッサムが後出しする際、ラティオスに目覚めるパワーがあると、ハッサムは何もできず倒されてしまうことがあります。この時、ハッサム以外にラティオスを止める手段がなかったら、完全に勝負がついてしまいますね。

 

 

 このように、役割破壊は非常に強力な戦法となります。技スペースに余裕があるのなら、役割破壊は是非搭載しておきたいところですね。

 

 

役割を考慮した上で強力なポケモン

 ここまでで述べてきたことは、「後出しから相手を対処する」という事に関連したことだけです。役割破壊に関しても、後出しから対処されることを考慮した上でのものですからね。

 

 では、それらを踏まえた上で、具体的に強力なポケモンとはどのようなポケモンなのでしょうか。それらを、分類に分けていくつか紹介させていただきます。

 

 

アタッカータイプ

 後出しから受けることのできないポケモンがこれに当たります。

 

ガブリアス……特に優秀なアタッカー。ドラゴン+地面タイプ攻撃範囲が広すぎるせいで、基本的に安定して後出しすることは不可能になる。また、剣の舞で強引に突破することもでき、大文字などの役割破壊も備えている。ほとんどのポケモンが技スペースの足りなさに悩まされる中、ガブリアスは逆鱗+地震だけで技が事足りる。

 

ラティオス……高速高火力を備えた優秀なアタッカー。ドラゴン+水+電気の攻撃範囲が広いため、後出しからの受けを許さない。とはいえ、耐球面に多少の不安があるため、流星群さえ耐えられれば、強引に突破はできる。

 

バシャーモ……タイプ一致とび膝蹴りの火力が高すぎるため、基本的に後出しから対処することはかなり厳しい。また、特殊面も十分な力があるため、役割破壊を備えていてもおかしくはない。

 

ドサイドン……超高火力かつタイプ一致攻撃範囲が非常に優秀。また、覚える技も豊富なため、後出しから処理することはほぼ不可能になる。

 

 

ディフェンダータイプ

  相手を封殺できるポケモン。

 

ハピナス……言わずと知れた、特殊の防壁。最近はラッキーにそのポジションを奪われがちだが、アイテムを持てると言う点を考慮すると、ハピナスの方が特殊への耐性は強い。

 

ヤドラン……多くの格闘タイプを封殺できる。耐久力がかなり高いため、役割破壊を受け付けず、また攻撃範囲も広いため、相手に圧力もかけられる。

 

エアームド……鋼タイプで数少ない、物理への耐性が強いポケモン。タイプで毒を受け付けず、羽休めで物理攻撃を受けきれる。ただし、役割破壊に対しての耐性が薄い。

 

 

役割遂行タイプ

 役割の遂行能力が特に高いポケモン。

 

ハッサム……タイプ一致とんぼ返りと高威力バレットパンチにより、かなり高い役割遂行能力を持つ。とんぼ返りをしているだけで役割が遂行できるため、技スペースにはかなり余裕ができやすい。

 

バンギラス……追い打ちによって、ラティ含む多くのポケモンを逃がさずに狩ることが出来る。また、攻撃範囲が非常に広いため、相手に安定した後だしをさせない。

 

ランターン……特定のタイプの特殊アタッカーに対し、もはや受けと呼べるレベルの耐性を持つ。役割対象である、特殊電気・水・炎・氷に繰り出した際、ほぼ間違いなく逃げられるが、交代先に電磁波を打てるため、安定した圧力をかけられる。

 


 今挙げた物はあくまでも一例です。他にも多くのポケモンをこれらの分類に振り分けることが出来ます。好きなポケモンを使いたい場合、これらの分類に上手く組み込めるのなら、その特徴を活かせば実戦でも使える様にできます。


 
 では、長くなってしまいましたが、この辺りにしておきます。長々とお疲れ様でした。



あとがき

 前回までは数字の話をしていて、今回は理屈の話でした。いやー、理屈を説明するのは難しいですね。役割理論を知っている人が見てもおかしくないようにしなければならないし、初心者が見ても理解できるようにしなければいけない。なかなか骨の折れる作業でした。しかも、今一言いたいことがいえてないんですよねぇ……

 とりあえず今回はここで一区切りつけ、必要と感じたら付け足していきます。

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