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『半沢直樹』は『家政婦のミタ』を超えたのか? なぜ『半沢直樹』は、今世紀最大のヒット作になったのか?ヒットの要因を徹底分析

ライターさん(最終更新日時:2016/12/22)投稿日:

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 半沢18117_large.jpg「夏は最も視聴率が取れない魔の季節」という業界の常識を吹き飛ばし

記録的なドラマブームを作った今クール。

 

『あまちゃん』が着火したドラマ熱に乗って、

初回視聴率15%強の作品が半数を超え、

なかでも『半沢直樹』は全話平均28.7%、最終回42.2%の驚異的な記録を残し、

 

今世紀最高視聴率である『家政婦のミタ』(40.0%)超えを果たした。

なぜ『半沢直樹』は、今世紀最大のヒット作になったのか?

「視聴率や俳優の人気は一切無視!!」

今クールは、

前回コラム「夏ドラマ全作品を初回視聴&ガチ採点!」で書いたように、

こだわりのキャスティングや、

「正義vs悪の真っ向バトル」を描いた作品が目立ったが、

なかでも狙いが全てハマったのが『半沢直樹』。

大ヒットには、5つの理由があった。

【ヒットの理由1 鮮度とエンタメ性】
“民放連ドラ初”の池井戸潤原作であり、

「年に1本あるかどうか」のビジネス界を真っ向から描いた骨太作品で、

視聴者に「これは他のドラマと違うぞ」という新鮮な印象を与えた。

さらに視聴者の目を釘づけにしたのは、勧善懲悪を追求した演出。

年代性別を問わず理解できる対立の図式や、

半沢の大胆さ&躍動感を表現したカメラワークなど、

リアリティよりもエンタメ性を重視した作品に仕上げた。

【ヒットの理由2 舞台系+意外な適役キャスティング】
堺雅人、香川照之に加え、

石丸幹二や吉田鋼太郎ら演劇界の大スターを引っ張り出して、

舞台役者らしい押しの強い演技を披露させた。

さらに、統合失調症での休職歴がある同期の滝藤賢一、

オネエ金融庁検査官の片岡愛之助、机バンバン小悪党上司の緋田康人、

チンピラ風社長の宇梶剛士、愛人役の壇蜜など、

演技力以上に適役重視で抜てき。

事務所やスポンサーの力など制作側の都合ではなく、

“作品と視聴者の利益重視を貫いた”ことが功を奏した。

【ヒットの理由3 “連続ドラマ”への回帰】
ここ数年、刑事モノなどの事件解決ドラマが半数を占めるようになり、

他ジャンルの作品も安定した視聴率を取れることから、

一話完結型の作品が増えた。

ただそれらは、

「いつでも気軽に見られる反面、数話見逃しても平気」なもので、

愛着はそれほど持てない。

一方、『半沢直樹』は、

「続きが気になる」「リアルタイムで見たい」「翌日、職場や学校で話したい」

という衝動を呼ぶ“連続ドラマ”らしい作品。

一話完結型に飽きていた視聴者の支持を獲得した。

【ヒットの理由4 日曜21時枠の底力と親和性】
日曜21時は、

「明日の仕事に備えて寝る前に」「遊びから帰ってきて」など、

老若男女がそろってテレビを見る時間帯。

さらに、55年超の歴史を持つTBS伝統枠で、

ここ2年でも『JIN-仁』『南極大陸』『ATARU』『とんび』とヒットを連発している。

特に他枠よりサラリーマンの視聴者層が多いとされ、

半沢の姿を見て「明日から頑張ろう」と元気に、

あるいは「ありえない」とツッコミを入れて楽しむ人が続出。

また、ビジネス作品でもエンタメ性を高めることで、

ふだんドラマの視聴率を支えている女性の心もガッチリつかんだ。

【ヒットの理由5 緻密な“クチコミ連鎖”戦略】
原作とは大きく異なる“人名タイトル”でインパクトを与え、

「やられたら、やり返す。倍返しだ」のキャッチーな決めゼリフで、

大量の口コミを獲得。

決めセリフを

「10倍返し」「100倍返し」と進化させるなどの二の矢もぬかりなし。

 

さらに、悪役に一切の良心を持たせない、

視聴後に誰かと話したくなるラストシーンなど、

SNSが加速度的に盛り上がる工夫を重ねた。

 

初回から一度も視聴率が下がらず完走したのは、

「パソコンやスマホの画面を通して一緒に盛り上がりたい」

というライブ感によるところも大きく、

今後のドラマ作りに影響を及ぼしそう。

「100倍返し達成後の左遷」という結末に否定的な声も多いが、

これは海外ドラマで定番の“クリフハンガー”という手法。

 

視聴者の興味を引きつけたまま、

その先をあれこれ想像させるもので、

続編が内定している作品はこの手法が取られる。

 

まだスタッフやキャストの確保ができていないため、

「やります」とは言い切れないだけで、シリーズ化は確定だろう。

 

 

 

 

 

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