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黄色いダイヤを買っちゃったと後悔してはいけません!

ライターさん(最終更新日時:2013/11/6)投稿日:

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黄色いダイヤの定義を知りましょう

このダイアモンドの画像は一番左が最高級のDカラーで、右端がラストのZカラーを示した画像です。全部で13個載っているうちの、どこまでが貴方には白く見えるでしょうか?

真ん中にある(右からも左からも7個目)ダイヤで、カラー判定をするとおよそOかPに当たりますが、普通は鑑定書を作成時に、ここまでカラーランクの低いルースに鑑定書は付かないので、おそらく鑑定書をお持ちの皆さんには目にしたことのないカラーのはずです。

でも、この画像で黄色いと感じますか?

 d_i033.jpg
今販売されている鑑定書付きのダイヤだと、Lカラー位までの物がほとんどだと思います。特にブライダルダイヤに至っては、なるべくカラーの良い物を勧められるはずなので、上記画像の左4つの分類に入っています。それなのに

「家の灯りの下で見たら黄色くてガッカリした」

「そんなに悪くないと思ったけれど、帰宅して見たらやっぱり黄色っぽい」

と云う質問が異常に多く「なんで?」と思いながら筆者も考えてみましたが、どうやら皆さんが仰る「黄色い」は、いわゆるダイヤのカラー判定の黄色ではない、特殊な黄色い色に目が行っているせいだと気付きました。

色彩と場所の関係?

北海道の花は美しいと聞いた事はありませんか?

また北海道の自然が美しいと感じられる大きな要因として、湿度の低さがあります。私たちは物を見て色を感じる時に、そこまで意識はしませんが、それだけ湿度や気候にも影響を受けています。

あの場所で見たらこの色に見えていたのに、違う場所で見たらあの色に見えない、と云う現象は実は沢山あるようです。

 

実は近年になり、サファイアでもパパラチアと云うネーミングを与えられた、美しいオレンジピンクのサファイアが存在していましたが、このパパラチアと云うネーミングのせいで、サファイアの値段のバラつきが起きてしまうと云う問題が有り、ネーミングが撤廃されると云うちょっとした出来事がありました。

なぜならこのパパラチア、原産国のスリランカで見るのと、輸入されたそれぞれの国で見るのとでは、若干色にバラつきが出てしまい「これはパパラチアではない」「いや、現地で買ったパパラチアだ」と云う論争が起きてしまったからなのだそうです。

 

そしてこのダイアモンドのカラー判定も、同様に特定の条件下で判定することが義務付けられています。

私が学生時代に学んだのは

【午前11時の冬(?)北欧の、北東(?だったか、記憶が曖昧です)の窓から差し込む灯りの元で判定する】

事が義務付けられています。

勿論、日本にいて北欧の窓の灯りは得られませんので、その採光に似た【Dライト】と云う蛍光灯に似た灯りの下で判別することが義務付けられており、鑑定士さんはそこで鑑定を行います。

 

なお、カラーの鑑定は非常に難しく、マスターストーンと云うカラーサンプルをサイドに置いて、見比べて判定をするのですが、私のような半素人が見ても、マスターストーンを落としてしまったら、正しい順番に並べ替えできないほどの微々たる差しかありません。

更に、プロの鑑定士さんも、枠に留まった状態だと正しい判定は出来ないと言うほど、色の差は分かり難いレベルです。

 

そんな難しいカラー判定に、素人が「家で見たら黄色い」と云うのは、ある意味異常な色覚の持ち主と云うことになってしまいます。

無色透明のダイヤが黄色くなる理由とは?

物理や科学は苦手なので、簡単に進めますが、ダイアモンドは高温高圧の条件下で炭素が結晶になった塊です。

地球の恵みとして取れるダイアモンドは、実は色々な色の物がありますが、美しいカラーの付いたものは非常にレア、そして無色透明なものが希少、黄色から茶色、そして黒と云う順番に、炭素(鉛筆の芯と一緒)の素質が強くなって行きます。ダイアモンドと言うと=宝石ですが、ダイアモンドシャープナーと聞いた事はありませんか?実は研磨用の工業製品として、宝石にならないダイヤは日常品にも使われています。ロシアで巨大なダイヤの鉱脈を発見!とニュース等にもなりますが、それが宝飾品になるかどうかは、採掘してみないことには分かりません。

そして、同じ黄色いダイヤでも、綺麗なレモンイエローはファンシーカラーダイヤとして希少価値が付きますが、かなり微妙で薄い黄色っぽい?と云う色が、上記の表のアルファベット後半の判定のダイヤになり、値打ちが劣ると言う分野に入っていきます。

要するに、これらが色々なサイトに載っている、ランクが悪いと黄色く見えると書かれている黄色っぽいダイヤです。

 

 

じゃあなぜ黄色っぽく見えてしまうの?

ダイヤを買われる方は、4Cを熟知されていると思いますので、ここでは割愛します。

ダイアモンドが輝く理論には、「ファイア(ディスパージョン)」と云う、ダイヤならではの効果があります。分かりやすく説明すると、ギラギラとした虹色が沢山出る効果の事を指します。

文字通り、虹色ですから、ダイアモンドを動かすと色々な色のプリズムが美しく出ます。

 

ひとつには、このプリズムの発する黄色い色が「黄色いダイヤは劣る」と云う先入観が強いために、やたら眼に留まりやすいと云うのが問題点でしょう。

でも実際には色々な輝きが出ています。夜の蛍光灯の街灯の下で見ると、私は一番ギラギラが美しいように感じます。

余談ですが、スフェーンと云う緑色系のカラーストーンも、色石にしては珍しくファイアを出す要素を持っています。虹色が色々と出て綺麗なのですが、黄色い光線が強いせいで、とても明るい黄緑色の宝石として目に写ります。

 

もうひとつは、自宅の灯りに問題があるように思います。

私も目の前にルースの状態のIカラーの1ctのダイヤを置いていますが、皆さんが訴えるように黄色っぽく見えています。しかし、昼間の外の灯り、職場の蛍光灯の下では、紛れもなく白いです。誰がどう見ても「白」と言うと思います。このダイヤ、実は母の遺品で最近枠から外して、きちんと鑑定に出したばかりですが、それまでD~Fカラーだと思ってました。え!Iカラーでこんなに綺麗なんだ、と正直驚きました。

私の家は白熱球の灯りですが、キッチンの蛍光灯の下で見てもそれほど差は感じませんでした。人間がリラックス出来る色のトーンと云うのはあるようです。蛍光灯も、色には種類があるように、緊張感を出す色、リラックス出来る色と、住宅環境を考える方々の人間工学に基づいた技術も進化していますので、一般人には分りにくい「光の世界」があるのでしょう。

結局のところ、ダイアモンドがどんな色に見えるのかも、環境によって違ってしまうと言うところですね。ですから、自宅で見たら黄色っぽいのは、ダイヤのカラー判定で言うところの黄色とは異なる事であると知って欲しいのです。

 

 貴方が購入された、もしくは婚約で頂いた、Dカラーではないダイアモンド、間違いなく黄色くはありません。黄色く感じるのは、ダイヤそのものの色では無くて、光彩の影響と見え方が影響しているだけです。自信を持って大切になさってください。

 

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