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エナジードリンクってそもそもなに?

ライターさん(最終更新日時:2015/12/28)投稿日:

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はじめに

ここ数年、一気に市民権を得てきたエナジードリンク。

主に若者の間で特に人気で、いまや、コンビニで置いていない店はないほどです。

疲れた時に飲むという方も多いのではないでしょうか?

特に有名なのは世界でもっとも売れているエナジードリンクを自称する「レッドブル」でしょう。

でも皆さん、そもそもエナジードリンクってどんなものかを知っていますか?

そんな素朴な疑問を解きほぐしていきます。

 

エナジードリンクの主な特徴

主なものは以下のとおりです。

 ・炭酸飲料である

 ・容量が350mlを超えるものもあり、飲み応えがある。

 ・カフェインを筆頭にアミノ酸やハチミツ、生薬エキスなどの成分を含む

 ・「アガル」「ヤバイ」「翼を授ける」「チャージ」といった、いかにも効果を感じられるかの様なキャッチコピーが添えられている

 清涼飲料水である

 以上が近年海外から入ってきたエナジードリンクにほぼ共通する要素です。

また、これらは以前より国内で販売されてきた大塚製薬の「オロナミンC」やコカ・コーラ社の「リアルゴールド」、ダイドードリンコの「デカビタ」にも共通しています。

栄養ドリンク剤との違い

さて、上で書いたキャッチコピーや特徴を見て、ふと気づいた方もいらっしゃると思います。

そう、「ファイト一発」でおなじみ、大正製薬の「リポビタンD」を初めとした栄養ドリンク剤との違いは何かということです。

両者は一見すると似ていますが、実は決定的な違いがあるのです。

 

それは、栄養ドリンク剤は、

指定医薬部外品もしくは第3類医薬品or第2類医薬品

であるという点です。

これらに分類されている物はキャッチコピーの他に、「効果・効能」を表示することが出来ます。

風邪薬などと同様に数々の治験をクリアした上で許可されており、公的機関から効果があると認められているわけです。

その証拠に、リポビタンDのCMでは、おなじみのファイト一発の掛け声の後に、「肉体疲労時の栄養補給、滋養強壮にリポビタンD」のナレーションが入り、ビンにも同様の内容と用量が記載されています。

 

一方で、例えばレッドブルのCMでは登場人物が飲めば元気になるような雰囲気で最後に「レッドブル、翼を授ける」というナレーションは入りますが、一切効果効能に関する宣伝はされていません。

それもそのはず、単なる「清涼飲料水」であるエナジードリンクは薬事法により効果効能を謳うこと自体禁じられているのです。

また、海外製品と国内製品で成分が異なるのも、薬事法の制限があるためで、海外製品をそのまま販売しようとすれば医薬品同様、世界一厳しいとまで言われる日本の治験にクリアしなければなりません。そうなれば多額のコストと年月が必要になります。

その他栄養ドリンク剤の定番成分であるタウリンもはいっていませんし、そもそも入れることは許されません。

アミノ酸やビタミン類もごく少量にとどまり、機能性食品や特定保健用食品に適合するサプリメント類にも遠く及びません。

ただし、カフェインについては100mlあたり40mg前後配合されています。

缶一本あたりにすると100~140mgと一般的な栄養ドリンクより多く配合されており、用量の記載はないものの眠気覚まし用の医薬品並ですので要注意です。

しかし、こういった製品の常として、たいてい割引販売が許可されず、どの店舗でも同じ値段で販売されます。しかも一缶200円から300円近くとそこそこ高価。この傾向は特に海外メーカーの製品に顕著です。

これはブランドイメージを守り、この値段な効果があるだろうという期待に基づく「プラシーボ効果」を狙ったものと考えられます。


対して、栄養ドリンク剤は王者「リポビタンD」に対抗するために各社しのぎを削っており、大型ドラッグストアにいけば、たいてい目玉成分「タウリン」やその他有効成分を強化しつつ、価格を抑えたプライベートブランドの栄養ドリンク剤が販売されています。値段も医薬部外品クラスで10本入り1箱で400円程度、第3類医薬品で500円程度で、かつ効果効能は保証されていることを考慮すれば、積極的にエナジードリンクを飲む意味は皆無であると筆者は考えます。


それ以外に味が好きで飲んでいる方も多くいると聞きます。では嗜好品としてどうかと考えると、これも少々問題です。

カフェインが多く含まれることを考えれば1日に何本も飲むのは避けるべきです。


このようにエナジードリンクには残念ながら顕著な効果はありません。

嗜好品ですから飲み過ぎに注意して上手に付き合いましょう。


2015 12月追記

拙著の閲覧数がここまで伸びたことに驚いております。

既にご存知とは思いますが、国外では以前から報告されおり、このノートを執筆した時点でも危惧していたエナジードリンクが絡むカフェイン中毒死が日本国内でも発生してしまいました。

今回の事案にあってはカフェインが主成分の錠剤も同時服用していたこと、通常想定しうる量を大幅に超える量を常飲していたことが原因と考えられています。

常識的な範囲内(一日1~2本程度)であれば健康被害を被ることは考えづらいですが、コーヒーや紅茶を好んで飲まれる方、風邪薬等カフェインを含む薬品と並行して飲む場合には十分に注意されることを強く推奨します。






 

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