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厄年と厄除けのあれこれ

ライターさん(最終更新日時:2015/10/31)投稿日:

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はじめに

厄年の年齢は一生の中で、体力面、家庭環境面、社会人としての責任度合などの転機や運気盛衰の節目となる時期で、ストレスなどから心身の病気を患ったり事故に遭ったりといった「災厄(不幸な出来事・災い・災難)」が起こりやすいといわれています。

この時期を無事に乗り切るために、「厄祓い」や「厄払い」を受ける厄除けが行われます。

厄年について日常はさほど気にしていない方が多いのですが、男性の42歳女性の33歳「大厄」が近づくと、同年齢や家族も含め「厄除け」への関心が高まってきます。

 

神道の「祓(はらえ)」は、罪・穢れ・厄災などの不浄を心身から取り除く宗教行為で「修祓(しゅばつ)」といい、神職が祓詞を唱え、参列者の頭上や神前に供えられた神饌を祓串(大麻)を振って祓い浄めること。また、寺院でも神道の宗教行為とは別に「お祓い」や「お払い」を使うことがありますが、いずれも厄災を取り除く「厄除け」の儀式です。

 

厄年は平安時代には既に存在していたといわれていますが、これから室町時代までの平均寿命は約30~35歳、室町時代から江戸時代までは38歳、明治から大正までは39.5歳であったことや現在の平均寿命を考えると厄年年齢には科学的な根拠が乏しいように思えます。

 

天変地異、飢饉や飢餓による食糧事情の悪化、疫病をはじめとする疾病、戦さ・戦争などが大きな死亡原因だった時代的な背景を考えると神仏への信仰が根強く息づいていたと思われます。

 

男の厄年

多くの神社や寺院に共通する男性の厄年は、数え年で25歳・42歳・61歳です。

この年齢は、氏神や鎮守など神社の祭礼や地域生活の中で重要な役割が廻ってくる時期でもあります。

神社の祭礼では、若衆として神輿を担いだり山車や山鉾巡行の実働部隊となったり、氏神さまや鎮守さまの祭祀にかかわる組織である「宮座」「祭座」などに加入が許される年齢が数え年25歳前後、中老などと呼ばれる「神輿」「山車」「山鉾」巡行の責任者などの役職に就く年齢が数え年42歳前後、さらに経験を積んで祭礼全体を統括したり相談に乗ったりする「大人・年寄り・相談役」などに就く年齢が数え年61歳の還暦前後でしたから、無事に諸役を務めるために、心身の清浄や日ごろの言動に注意していました。

現在でも、氏神神社の祭礼で、「前厄」「本厄」「後厄」の人を祭礼の役員の「前役(見習い)」「本役」「後役(後見)」として、祭礼の前に厄祓いしている例が各地で見られますので「厄」は「役」に通じるといえそうです。

 

女の厄年

多くの神社や寺院に共通する女性の厄年は、数え年19歳・33歳・37歳です。

19歳は結婚して第一子を授かる初産の年齢にあたり、生活環境の激変から体調を崩しやすく、また、医療が整っていない昔は出産によって死亡したり産褥を患ったりする年齢、子沢山だった当時の33歳は妊娠・出産・子育てが重なり大病を患いやすい年齢、37歳は高齢出産や閉経を迎える年齢にあたり、主婦としても多忙で疲れが溜まって体調を崩しやすい時期にあたります。

このように、女性の厄年は出産や閉経などにより体調を崩しやすく、「災厄(不幸な出来事・災い・災難)」が起こりやすいとされる時期と一致します。


 

厄年の年齢は

厄年は、「地域」「神社」「寺院」により多少異なりますが、多くは数え年(生まれた歳を1歳、最初のお正月を2歳と数えますので、誕生日前は満年齢+2歳、誕生日後は満年齢+1歳となります)で数えます。


その年齢を「本厄」といい前後を「前厄」「後厄」といって、3年にわたり「厄祓い」や「厄払い」を受ける厄除けが行われ、人生における通過儀礼のひとつになっています。

とりわけ、男性の42歳と女性の33歳は「大厄」といって、「前厄」「後厄」の3年にわたり「厄祓い」や「厄払い」を受けて「厄除け」される方が多く見られます。

 

これと異なる例としては、川崎大師では満年齢ですし、佐野厄除け大師などのように数え年で立春を境に厄が替わるという神社や寺院もあります。

また、知恵袋に度々登場する門戸厄神 東光寺は数え年ですが「小厄」と「大厄」に分けられるなど厄年年齢が異なります。

なお、HPでは公開されていない神社や寺院でも厄年年齢の考え方はさまざまですので、厄除けのお祓い・お払いを申し出たら「あなたは厄年ではありません」ということがしばしばみられます。

 

厄年年齢の考え方は3通り

  • 定気法による二十四節気の立春から1年を厄年年齢とする考え方。(年齢は数え年で数え生まれた時が1歳で立春に2歳と数えます。)

    佐野厄除け大師の厄年自動計算サイト

      http://www.sanoyakuyokedaishi.or.jp/#quick_ref

 

  •  新暦(現行のグレゴリオ暦)には数え年は存在しませんが便宜上数え年として代用し、歴年の1月1日から1年を厄年年齢とする考え方。(生まれた時が1歳で元旦に2歳と数えます。) ※ 私が訪問したHPでは1番多くみられました。

    西新井大師の厄年自動計算サイト

     http://www.nishiaraidaishi.or.jp/ogoma/ogoma_yakudosi/

 

  • 年齢計算で一般的に広く使われる新暦(現行のグレゴリオ暦)の満年齢で厄年とする考え方。 (生まれた時が0歳、誕生日(日本の法律では誕生日の前日)に満1歳と数えます。)

上記のように、神社や寺院のHPによっては「厄年年齢自動計算プログラム」など生年月日を入力すると厄年かどうかを判定してくれる便利なサイトもあります。

 

厄年年齢は、同じ地域にあっても神社や寺院により違いますですので、あなたが「厄祓い」「厄払い」をされる神社や寺院の厄年年齢で受けることになります。

 

また、「後厄」までを無事に乗り切った翌年には、神仏へ感謝する「厄落とし」のお礼詣りをされる方もおりますし、それが慣習となっている地域もあります。

 

神社・寺院の厄年年齢

全国の神社を統括する神社本庁における厄年の考え方

     http://www.jinjahoncho.or.jp/iroha/sonota/index4.html

 

数え年の当該年齢の1月1日から12月31日までを「前厄」「本厄」「後厄」とする神社・寺院の例(数え年・1月1日に1歳を加えることがHPの厄年表、七五三など別の人生儀礼、Q&A、直接電話するなどして確認できた神社と寺院)

 

  • 成田山新勝寺の厄年(生年月日を入力して調べられます)

    http://www.naritasan.or.jp/pray/yakuyoke.html

 

  • 西新井大師の厄年(数え年)と方位災難除け(満年齢)一覧

    http://www.nishiaraidaishi.or.jp/ogoma/ogoma_yakudosi/

 

  • 熱田神宮の厄年一覧

    http://www.atsutajingu.or.jp/jingu/omairi/yakudoshi_toshimawari.html

 

  • 千葉神社の厄年一覧(三年詣りの厄年です。同神社の星祭厄年では暦の区切りは2月4日から翌年2月3日(太陰暦)となりますので、1月1日~2月3日生まれの方は前年の運命星がご自分の運命星となります。)

    http://www.chibajinja.com/385yakudoshihyou_h26.html

 

  •  多井畑厄除八幡宮の厄年一覧(毎年1月18日から20日の3日間に渡って厄除祭が行われます。)

    http://www.tainohatayakuyokehachimangu.or.jp/calender.html

 

  • 大宰府天満宮の厄年一覧

    http://www.dazaifutenmangu.or.jp/pray/talisman

 

  • 平安神宮の厄年一覧

    http://www.heianjingu.or.jp/07/0201.html

 

  • 石清水八幡宮

    http://www.iwashimizu.or.jp/kito/yakuyoke.html

 

  • 宮崎神宮の厄年一覧

    http://miyazakijingu.jp/modules/sanpai/

 

 

数え年の当該年齢の立春から節分までを「前厄」「本厄」「後厄」とする神社・寺院の例(厄年年齢一覧または自動計算プログラムで確認できた神社・寺院)

  • 佐野厄除け大師の厄年年齢一覧(ただし、61歳の厄年及び方位除けの昭和35年以前は満年齢)

    http://www.sanoyakuyokedaishi.or.jp/#quick_ref

 

  • 大杉神社(あんばさま)の厄年年齢一覧(方位除けも同じ)

    http://www.oosugi-jinja.or.jp/yumemusubi/02yaku_yoke.html

 

  • 龍ヶ崎観音東福山龍泉寺(八方除け・星除けも同じ)

    http://www.ryugasaki-kannon.jp/about.html

 

 

満年齢で「前厄」「本厄」「後厄」とする神社・寺院の例

  • 川崎大師の厄年年齢一覧(パンフレットにその年の満年齢と明記)

    http://www.kawasakidaishi.com/profit/goma.html


 

数え年の厄年が他の神社・寺院と少し異なる例

  • 門戸厄神 東光寺の厄年一覧表

    http://mondoyakujin.or.jp/yaku_hantei.html

 

厄払い・厄除けのご祈祷はほとんどの神社寺院で1年中受付けされていますが、新年を迎えた元日から立春までにお受けする方が多いと思います。

 

八方除けと方位除け

九星気学

古くから伝えられている九星気学は、生まれた年による九つの運命星があり、定まった法則で各方位を巡る運命星のその年の方位によってその人の運気の吉凶などを判断したり、交際相手との運命星の相性、住居移転や旅行先の方位や時期などを判断するもので神社暦や神宮館発行の高嶋暦など載っています。

運命星による今年の方位の吉凶や交際相手の運命星との相性などが気に掛かる方は神社歴はそれぞれの神社で、神宮館発行の高嶋暦は書店や通販で数百円から販売されていますのでお求めください。

運命星が八方塞がりや凶方にあるととかく気落ちしたりネガティブになりがちかと思いますが、「災い転じて福となす」との例えもありますので、八方除けや方位除けを受けて、ポジティブに前向きに運気をより良い方向に転換させましょう。

八方除け

運命星が八方位の中心にあることから四方八方が塞がり運気が衰えるといわれ「八方塞がり」の大厄であることから、八方除けの厄払いを受けて厄を除け運を開きます。

方位除け

運命星が八方位のうち北東・南西・北の「凶方位」にある年は厄災をうけやすいといわれ、方位除けの厄払いを受けて厄を除け運を開きます。

 

厄年は数え年、八方除けや方位除けは数え年の立春から節分まで(1月1日~2月3日生まれは前年の運命星)としている社寺が多いように思いますので厄払いをお受けになる神社や寺院で事前にご確認ください。

 

八方除け・方位除け年まわり表(平成26年版)

 

 

厄除けなどで昇殿参拝されるときの作法はこちらにまとめました。

  知っておきたい神社参拝の作法

授かったお札やお守りの祀り方はこちらにまとめました。

  お札とお守り

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