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安ティンホイッスルの改造による性能向上

ライターさん(最終更新日時:2014/2/18)投稿日:

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安いティンホイッスルは別ノート(http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n241209)に書いたように当たり外れがあります。
しかし、ハズレを引いたと思っても諦めてはいけません。ちょっと手を加えるだけで、ずっといい笛に変身するかもしれません。失敗の危険性もありますが、安い笛というメリットを活かしてどんどん改造しましょう。
基本的にプラスチックのマウスピースで金属管体のGenerationタイプの笛を念頭に執筆します。

このノートは以下の”Chiff&Fipple”の記事を参考に執筆されています。
http://www.chiffandfipple.com/tweak.html
この改造作業は英語でtweakと呼ばれていますが、すでにtweakされた笛をJerry Freemanさんが販売しています(http://www.thewhistleshop.com/catalog/whistles/inexpensive/Generations/tweaked.htm)。

まず準備として、お湯で接着を緩めて、マウスピースが管体から外れるようにしておきます。

 応答性の向上

まず、マウスピースを見てみましょう。唄口の内部を見ると、ウインドウェイ(息が通る薄い通路)の脇がお椀状の窪んでいると思います(唄口の空間のヘッド側がお椀状になっているということ)。この空間を埋めると、空気の余計な滞留場所が減り笛の応答性が上昇します(安い笛特有の不安定さを持ち味と考えるならこの改造をする必要はありません)。
埋め方ですが、ポスター等掲示物を貼る際に使用する粘土状の貼って剥がせる接着剤(3Mの商品名だと「コマンドタブ」というものです。以下、コマンドタブと呼びます)を使うと便利です。
コマンドタブを適量とって、マウスピースの中に放り込みます。唄口からマイナスドライバーを入れて、お椀状の窪みにコマンドタブを押し込んでいきます。そして、唄口の空間に面するコマンドタブをなるべく平らに均(なら)します。コマンドタブなので、なんどでもやり直しできますし、取り外すのも簡単です。コマンドタブを均すときにマウスピースをドライバーで傷つけないように気をつけてください。
もちろん、パテや蝋を使って半永久的に埋めても構いません。

 低音の補強。高音と低音のバランスをとる。

笛によっては、低音が弱々しいと思います。また、低音が弱々しいと現れる症状ですが、低い音が歪みやすい(息の許容量が少ない)という症状がしばしばあります。
これを解消するにはウィンドウェイ出口からエッジまでの距離を大きくすると良いです。距離が大きくなると下のオクターブが出やすくなり、距離が短くなると上のオクターブが出やすくなります。
具体的には唄口に入る、細い平らなヤスリを用意します。これで、エッジを均等に削りこんで、ウィンドウェイとエッジの距離を広げていくという作業です。ヤスリは#600の細かさのものがいいそうです。
ほんの少し削るだけで、笛の性能が大きく変わるので、少し削っては吹いて確認する、というように少しずつ作業してください。
吹いて確認するときに、ヤスリがけで出た粉が付いていると良くないので、綿棒で唄口周りの削りカスを綺麗に取り除いて吹いて確認しましょう。
ウィンドウェイとエッジの距離が開き過ぎると高音が弱くなり、高音にノイズがのってきます。
また、唄口が広くなるので息漏れの量が少し大きくなり、風切り音が少し増えます。

 ビリビリ音の低減。

(この項目は、前掲サイトの翻訳です。執筆者は実感を得られるほど、この作業をしていません。)
笛がビリビリした音になるのは、下のオクターブと上のオクターブの音が混じっているからだそうです。
このビリビリ音をなくすにはエッジを鈍らせるといいそうです。エッジを鈍らせるにはサンドペーパーを細長く切って、唄口から通してエッジの部分をこするといいでしょう。この作業も少しずつ進めるようにしましょう。
ビリビリ音がしない限りはエッジはなるべく鋭い方が、高音の音色が引き締まり、低音と音色のバランスが取れるそうです。

 エッジの高さ調整

(この項目も私にとって未経験の作業です。)
Jerry Freemanさんはエッジの裏にプラスチックの薄板を貼り付けて、エッジを新たに削りだすことで、エッジの高さを最適に調整するということもしているそうです。後述の、ウィンドウェイの延長がどれだけエッジに塞がれているかを調整する作業のようです。しかし、これはちょっと敷居が高い改造ですね。

 ウィンドウェイ出口の面取り

(前掲サイトの翻訳です。執筆者はこの改造を行った経験がありません。)
Jerry Freemanさんによると、一部の笛はウィンドウェイ出口の「ブロック側(Clarke社オリジナルでいう木のブロック)」の角を少し面取りすると、低音が劇的に強化され、全体的に音離れもよくなるそうです。面取りして出来た面の幅は0.8mm程度にすると良いそうです。また、この調整でビリビリ音や音の不安定さ、オクターブが混じった音などが改善されることがあるそうです。
これは、ウィンドウェイとエッジの位置関係を調整する作業のようです。
吹口から覗いて、光がほんの少し見える(ウィンドウェイ延長が厚さで言って0.8mm程度だけエッジに覆われていない状態)程度にすると良いそうです。
吹口から覗いて、光がたくさん見えるようなエッジが高い位置の笛にこの改造はしないほうが良いそうです。
後戻りできない作業なので、慎重に行う必要があるでしょう。

 指穴の調整

全体のチューニングはマウスピースを動かして行いますが、各音のチューニングは指穴の大きさを調整することで行います。下の指穴の大きさが上の指穴調整の時に影響しますので、下の指穴から順番に調整するようにしてください。また、基音(D管ならD)はマウスピースを動かすことでしか調整できないので、基音に合わせて他の音を調整するのが良いと思います。
息の強さで音の高さがかなり変わるので、チューナーを見ながら作業すると無意識に息の強さを音が合うように調整してしまいます。基音の高さをチューナーでチェックしたあとチューナーから目をそらし、自然に曲を吹いてみてください。そして、チューニングしたい当該の音のところで曲を止め、音を伸ばし、その音が合っているかどうかチューナーで確認しましょう。
つまり、ある程度演奏できるようにならないと、各音のチューニングは避けておいたほうが良いということになります。
自然に吹いて音階があっている(無意識に正しい音階になるように息を調整して演奏できている)ということは、息の加減で調整可能な範囲の調律になっているということなので、このノートではそれ以上の精度を求めないことにします。

指穴を大きくすると音はシャープに寄ります。特に指穴のマウスピース側を削るとシャープになります。
音をフラット気味に調整したい時は指穴をテープでいくらか塞ぐ必要があります。セロテープでもいいですし、アルミテープなどのよりしっかりしたテープもよいでしょう。
指穴の内側にマニキュアを塗ることで指穴の径を小さくすることもできます。適当な音に下がるまで重ね塗りしましょう。この際、管の内側にマニキュアで出っ張りができないように注意しましょう。
D管のC#の音をピッタリに合わせるとCナチュラルの音が高くなりがちです。C#を少し低めにチューニングするか、Cナチュラルを弱く吹くことにするか選んでください。

 ClarkeのOriginalやVictorianを吹きやすくする。

ClarkeのOriginalやVictorianは息漏れが激しく吹くのが大変だと思います。これらの笛は比較的柔らかいブリキで出来ているので、ウィンドウェイを少し押し潰すと必要な息の量が減って吹きやすくなります。

 吹いているうちに笛が滑って持ちにくい。

ブラスなど金属製の笛は指が当たる部分にサビが出て、自然と笛と指との摩擦が増え持ちやすくなりますが、塗装してある笛はそうは行きません。
親指が当たる部分に軽くヤスリがけをしてみると、手汗があっても笛が滑りにくくなります。
笛の背中側だけなら見た目にもあまり影響はありません。
マスキングテープのような摩擦のあるテープを貼ってみてもいいかもしれませんね。
また、親指が当たる位置に、触って分かるようなマークとなる何かがあれば、ホームポジションから手がずれていないかわかるので、指穴の位置把握がやりやすくなります。マニュキュアでポッチをつけると良いホームポジションの目印になります。

 結び

「なんだ、やっぱり安い笛はおもちゃみたいなものだなぁ」と思ってティンホイッスルを放置していたあなた。改造でハッピーホイッスルライフをしてみませんか。自分で改造することで笛への愛着も生まれます。
世界で一つだけのあなたの笛を!

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