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Archlinuxのインストールから環境設定まで

ライターさん(最終更新日時:2015/10/26)投稿日:

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 ArchLinuxのインストール手順

自分用のメモを兼ねてArchLinuxのインストール手順を記載致します。
今回はVirtualBox上にインストールしますので、多少の違いが出るかもしれませんが、それでもよろしければ参考にして頂ければ幸いです。

尚、下記のページを参考にインストール作業を行います。

 その1 ArchLinuxのダウンロード

Archlinuxのページ(https://www.archlinux.org/)へアクセスし、ダウンロードのページへ移動します。
 範囲を選択_001.jpg

ダウンロード先の国の一覧が表示されますので、その中から日本のものを選びます。
 
 範囲を選択_002.jpg

archlinux-xxxx.xx.xx-dual.isoをダウンロード(xxxは日付)

範囲を選択_003.jpg

 その2 Archのインストール

仮想環境の場合はインストール先の環境作成を、実機にインストールする際はインストールメディアの作成を行って下さい。今回作成方法については割愛致しますので別途調べるようお願いします。
 

注意

範囲を選択_004.jpg


Boot Arch Linuxを選択

ヒント

  • 今回画面は32bit環境の為i686のみ表示されておりますが、64bit版が動作可能な環境の場合64bit用のx86_64 の選択肢が表示されますので好みの環境を選択して下さい。
 範囲を選択_007.jpg


デフォルトではUSキーボード配列になっている為、下記のコマンドでJISキーボード配列にします。
コマンド
# loadkeys jp106

 
パーティショニングを行います。方法はいろいろありますが、今回cfdiskコマンドにて行います。

下記のコマンドでcfdiskを起動後、select lable type 画面でDOSを選択して作成作業に移ります。
コマンド
# cfdisk

注意

  • ※select lable typeの選択はUEFI環境ではGPTを選択します。

ヒント

  • 以降の作業で.は、boot・SWAP・その他の3つに分けて作成を行っていますが、
  • 必ずそのようにする必要はありません。(例:boot・SWAP・HOME・その他)
  • 好みでわけ方を変更してください。
まずboot領域を作成致します。
NEW→Primaryと選択し、容量を入力します。この時のサイズは200M〜300Mが良いでしょう。
 範囲を選択_010.jpg
Enterで決定し、カーソルキーで作成したパーティション上にカーソルを移動し、Bootaleと選択し、作成したパーティションにBootのFlagを設定します。
 範囲を選択_011.jpg


次にswap領域を作成致します。上下キーでカーソルをFreeSpaseに合わせ
NEW→Primaryと選択し、容量を入力する画面へ移動します。

ポイント

  • RAMに余裕がある場合は作成しなくても良いとの事なので、ハイバネートを使用しない場合はこの項目は飛ばして次の作業に移っても構いません。
 

注意

  • ハイバネートを利用する場合は必ずswapを作成してください。

範囲を選択_012.jpg


入力が完了したらEnterで決定し、今度はEndを入力します。

ヒント

  • 作成するswapのサイズはメモリ512MB以下の場合は搭載しているメモリの2倍を設定し、大容量のメモリ(1GB以上)のメモリを搭載している場合は少ない数値を設定しましょう。
範囲を選択_013.jpg


Endを押すと画面がFree Spaceに選択が移動してしまう為、先ほど作成したsda2へ移動後、typeを選択しましょう。
 範囲を選択_014.jpg


enterキーを押したあと82と数字を入力し再びEnter。sda2がswapパーティションに設定されます。
 範囲を選択_015.jpg


次にFreespaceの設定を致します。カーソルをFree Spaceへ合わせて、NEW→Primaryと選択、今回は残りの容量をすべて割り当てるので、そのままEnterをおしてください。これにてパーティションの振り分けは完了です。

 範囲を選択_016.jpg


最後にWriteを選択し、この設定で書き込むか問われますのでyesと入力し書き込みを行って下さい。完了したらQuitを選択し、元の画面に戻って下さい。
 範囲を選択_017.jpg



次にパーティションの設定を行います。mkfs.ext4というコマンドで作成したパーティションをすべてフォーマットします。

注意

  • swapを作成しなかった場合はパーティション名がずれますので、考慮して読み替えてください。


コマンド
# mkfs.ext4 /dev/sda1
# mkfs.ext4 /dev/sda2
# mkfs.ext4 /dev/sda3

 
パーティションをマウント及び作成
コマンド
# mount /dev/sda3 /mnt
# mkdir /mnt/boot
# mount /dev/sda1 /mnt/boot
swapパーティションを設定
コマンド
# mkswap /dev/sda2
# swapon /dev/sda2


次にベースシステムのインストールを行います。まずmirrorlistを編集し、日本のサーバーを先に読みこむよう変更します。nanoコマンドの操作方法については別途調べるようお願いします。
コマンド
# nano -w /etc/pacman.d/mirrorlist



編集し下記の画像のように日本のサーバー設定を上位に移動します。 
範囲を選択_020.jpg



下記のコマンドでベースシステムをインストールします。
コマンド
# pacstrap /mnt base base-devel


次にシステムの設定を行います。まず、下記のコマンドでfstabを生成します。
コマンド
# genfstab -p /mnt >> /mnt/etc/fstab


次にchrootを下記のコマンドで行います。
コマンド
# arch-chroot /mnt


次にロケールの設定を行います。下記のコマンドにてロケールを生成し、内容を編集します。
コマンド
# nano -w /etc/locale.gen


下記の内容をアンコメント(頭の#を消す)し、保存します。
対象
en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.UTF-8 UTF-8


編集したロケールを下記のコマンドで有効
コマンド
# locale-gen


設定を下記のコマンドで行います。
コマンド
# echo LANG=en_US.UTF-8 > /etc/locale.conf
# export LANG=en_US.UTF-8


次にキーボードの設定がJISキーボードになるように下記を編集します。
コマンド
# nano -w /etc/vconsole.conf
追記内容
KEYMAP=jp106


次にタイムゾーンを設定します、下記のコマンドで日本のものに設定して下さい。
コマンド
#  ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
#  hwclock --systohc --utc


次に下記のコマンドでrootのパスワードを設定します。
コマンド
# passwd
2回同じパスワードを入力してください。入力したパスワードが表示されておりませんが、入力はされていますので注意してください。
 範囲を選択_021.jpg

次に下記のコマンドにてブートローダーをインストールします。
コマンド
#  pacman -S grub 
#  grub-install --target=i386-pc --recheck --debug /dev/sda
#  grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

注意

  • UEFIマザーボードの場合、別途手順が必要です。詳しくはWikiを参照してください。


次にDHCP接続の自動接続設定を行います下記のコマンドにて行います
コマンド
#  systemctl enable dhcpcd.service


最後に下記のコマンドにてアンマウント及びリブートを実施します。これにてインストールは完了です。
コマンド
# exit
# umount -R /mnt
# poweroff

注意

  • 電源を落としたらインストールメディアはずすか、BIOSの設定を変えてインストールメディアを読み込まないようにしてください。


 その3 ユーザアカウントの設定

rootでログインし、ユーザアカウントの設定を行います。
まず下記のコマンドにてアカウントを作成します。
コマンド
# useradd -m ユーザ名


新規で作成したユーザのパスワード設定を下記でします。
コマンド
# passwd ユーザ名

このままでは作業するのにいちいちrootに切り替えなくてはならないので
下記のコマンドで編集を行い、sudoを有効にします。
尚、viの操作の仕方については別途調べてください。
コマンド
# visudo

下記の内容を追記してください、書く場所はroot ALL=(ALL) ALLの下が良いでしょう。
追記内容
ユーザ名 ALL=(ALL) ALL

ヒント

  • グループ単位でsudoを有効にしたい場合は、useraddコマンドにオプションをつけるか、gpasswdコマンドでグループに追加して行うと良いでしょう。
  • 例えばグループ:wheelで行う場合は[gpasswd ユーザ名 wheel]でグループへ追加後、
  • [%wheel ALL=(ALL) ALL]をアンコメントするとwheelに属するユーザがsudoを使えるようになります。
  • ※コマンドの使い方については別途調べてください。

 その4 GUI環境の設定

まず下記のコマンドにてXを導入します。
コマンド
# pacman -S xorg-server xorg-server-utils xorg-xinit xorg-xclock xterm

次にドライバをインストールします。下記のコマンドでカードを確認後、必要ドライバを確認(https://wiki.archlinux.org/index.php/Xorg_(日本語))し、インストールを行って下さい。
コマンド
# lspci | grep VGA
インストール例(ATIの場合)
# pacman -S xf86-video-ati

注意

  • 仮想環境の場合はxf86-video-vesaをインストールしてください

この段階で下記のコマンドを入力するとXwindowsystemが起動します。終了時はexitですべて閉じるか、メニューからログアウトを選んでください。

コマンド
# startx


ヒント

  • マウス等が動作しない場合は下記のパッケージをインストールしてみてください
  • コマンド
    # pacman -S xorg-drivers


次に好みのGUI環境を入れます。今回はXfceをインストールについて紹介します。
下記のコマンドにてxfceをインストールを実行。

コマンド
# pacman -S xfce4

これにてxfce本体のインストールは完了です。
もしプラグインや通知の設定を行いたい場合は下記のパッケージをインストールしてください。
コマンド
# pacman -S xfce4-goodies

またGaminのインストールが強く推奨されているので下記のパッケージをインストール導入

コマンド
# pacaman -S gamin


下記のコマンドでxfce環境を起動する事ができます。

コマンド
# startxfce4


この状態だとslimなどのデスクトップマネージャでxfceの起動が失敗してしまう為、xinitrcに設定を行います。

注意

  • xinitrcはユーザごとの設定なので必ずroot以外のユーザでも必ず同じ設定を行ってください。
  • exitでログイン画面まで戻って別のユーザで入り直すと良いです。デスクトップマネージャをインストール後だとrootユーザ等の他のユーザから編集する必要があります。
  • 尚、他のGUI環境でもこの設定が必要です。

下記のコマンドでコピー&編集
コマンド
# cp /etc/X11/xinitl/xinitrc ~/.xinitrc
# nano -w ~/.xinitrc
下記をコメント化
コメント化
twm &
xclock -geometry 50x50-1+1 &
xterm -geometry 80x50+494+51 &
xterm -geometry 80x20+494-0 &
exec xterm -geometry 80x66+0+0 -name login




下記をアンコメントします。
対象
exec startxfce4

尚、この設定を行うと下記のコマンドでxfceが起動できるようになります。

コマンド
# startx


 その5 Yaourtの導入

Archlinuxならまず導入するべきものです、大抵のものはこれを使う事で導入する事ができます。
まず、Repositoryを追加する為以下のファイルを編集します。
コマンド
# nano -w /etc/pacman.conf

以下のRepositoryを末尾に追記してください。
追記
[archlinuxfr]
SigLevel = Never
Server = http://repo.archlinux.fr/$arch

下記のコマンドでyaourtをインストールします
コマンド
# pacman --sync --refresh yaourt

yaourtの使い方については別途調べて頂くようお願い致します。

 その6 日本語環境の構築


注意

  • ここからの作業はrootユーザでやる必要がない為、ユーザアカウントにて行います。
  • もしrootユーザでも日本語化を行いたい場合は同様の作業を行ってください。

次に日本語入力が出来るように下記のコマンドでmozc(fcitx)及び設定ツールを導入します。

コマンド
$ sudo pacman -S fcitx fcitx-im fcitx-mozc fcitx-configtool

次にキーボードの設定を行います。xfceを起動し、
Applications Menuからfcitxconfigurationを探しと選択。
Input Methodのタブより下の方にある「ー」ボタンでenglishのキーボードを削除
「+」のボタンを押して、only show current languageのチェックを外します。
するとシステム設定外の言語も表示されるので、この中からmozcを選択しOKを押します。
 00.jpg
次にキーボードのマークを押して一覧の中からJapaneseを選択し、OKを押します。

 01.jpg
  

一度ログアウトを行いxinitrcの編集を行います。(terminalでやるとUSキーボードのままになっている為)

コマンド
$ sudo nano  -w ~/.xinitrc
下記を追記、xfceの起動設定より前に記載してください。
追記
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx

GUIの表示を日本語化したい場合はibusの設定の前に下記を記載します。
追記
export LC_ALL=ja_JP.utf8
export LANGUAGE=ja_JP.utf8
export LANG=ja_JP.utf8

このままの状態だと日本語のフォントが汚い為、新たに日本語フォントをインストールする。
尚、ここでは例としてIPAフォントを導入します。(個人的にはmonapoやmigmixがおすすめ)
コマンド
$ sudo pacman -S otf-ipafont

ここまで設定を行い、xfceを起動すると日本語環境になったいるかと思います。


 その7 セキュリティ関連の設定

このままの状態では無防備な為、ファイアウォールを導入します。今回はufwを導入します。
下記のコマンドで導入してください。
コマンド
$ sudo pacman -S ufw

ufwが有効になるよう下記のコマンドを実行します。
コマンド
$ sudo ufw enable
$ sudo systemctl enable ufw


次にウイルス対策としてclamavを導入します。
コマンド
$ sudo pacman -S clamav
systemctlでdaemonを有効にします。

コマンド
$ sudo systemctl enable clamd.service

 その8 ブラウザの導入

今回はflashの更新関連を考えてGooglechrmeを導入
コマンド
$ yaourt -S google-chrome

 その9 音がでるようにする

このままでは音が出力されない為、音が出力するようにする。
まず下記のコマンドでalsa-mixerを導入する

コマンド
$ sudo pacman -S alsa-utils


アプリケーションメニュー→マルチメディア→オーディオミキサーと選択。
再生のタブを開きマスターやPCMのミュートを解除、音量を操作。
 範囲を選択_029.jpg

 その10 デスクトップマネージャの導入

現状だとコンソール画面でログインしたあとGUI環境を起動するように手間がかかってしまいます。なので自動でデスクトップマネージャが起動し、そこからログインできるよう設定します。
今回はslimの導入方法を紹介致します。

注意

  • ※現在SLiMのプロジェクトは活動停止しています。心配なようでしたら別のデスクトップマネージャを使用する等をしてください。



下記のパッケージをインストール。
コマンド
$ sudo pacman -S slim slim-themes

またarch用のテーマを使いたい場合は下記を導入

コマンド
$ sudo pacman -S archlinux-themes-slim

インストールされたテーマ下記のディレクトリにあります。

ディレクトリ
/usr/share/slim/theme

また下記のコマンドでプレビューする事ができます。

コマンド
$ slim -p /usr/share/slim/themes/観覧したいテーマ名


slimのテーマを変更するにはslim.confを編集します。

コマンド
$ sudo nano -w /etc/slim.conf

下記の場所を変更します。

変更前
current_theme default
 ↓
変更後
current_theme 変更したいテーマ名

下記のコマンドでdaemonを有効にします。

コマンド
$ sudo systemctl enable slim.service
この状態で再起動するとslimが有効になったかと思います。

ヒント

  • もし作業等の関係でslimが邪魔になった場合は下記のコマンドで無効にできます。

コマンド
$ sudo systemctl disable slim.service



その11 自動マウント

現在の状態では自動マウントがされない為、有効にしたい場合は下記のパッケージをインストールします。

コマンド
$ sudo pacman -S gvfs




以上でArchLinuxのインストール作業は完了です。
ここに記載されていないソフトウェアもpacmanとyaourtのコマンドを使っていけば大抵のものは入れられるので是非試して見て下さい。

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