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鼻水が喉に流れる、痰が喉にひっかかる、原因と治し方

ライターさん(最終更新日時:2016/11/11)投稿日:

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鼻水が喉に流れる、痰が喉に張り付く原因と病名と治し方

鼻水が喉に流れる」、「鼻水が喉に落ちる」、「鼻水が喉に垂れる」、「鼻水が喉にへばりつく」、「痰が喉にひっかかる」、「鼻と喉の間に痰のような塊(かたまり)が張り付く」等、表現も様々な鼻と喉の間の違和感。

この症状があることで、口臭や鼻臭、咳、頭痛、肩こり、睡眠不足など、QOL(生活の質)低下の原因にもなっています。

この症状には、直接効能効果をもった薬がなく、治療法も限られています。なかなか改善されにくい症状なため、普段の習慣としてケアできることが、改善への近道となります。

hanamizuganodoni.gif
上図の様に、鼻水が喉に流れる症状落ちる症状痰が喉にへばりつく様な症状

tannganodoni.gifと、いいます。

何かの病気?と思っている方もいるかも知れませんが、病名というよりは症状名です。なった人しかわかりませんが、この症状は、とても不快です。。。



ポイント

  • 普段から習慣的にケアできることが、改善への近道





この鼻から口にかけての不快感の悩み


  • 鼻水が喉に流れるので気持ち悪い
  • 塊や痰が喉にひっかかるので、吐き出せず不快
  • 「くさい、口臭がする、鼻臭がする」と言われた
  • 鼻水が気管に流れて咳が出る(睡眠不足の原因にもなっている)
  • 鼻水が喉に流れると吐き気や頭痛、肩こりがする
  • 流れてくる鼻水や痰が気になり集中力が落ちる
  • 思い当たる病名がないのでどうしてよいか分からない
  • 人前で症状が起ると、鼻水を飲み込まないといけない状況もある

上記のような悩みを抱えている方が比較的多いです。

hanamizuganodoni1.JPEG鼻水が喉に流れる気持ち悪さや、塊や痰が喉にひっかかる不快感は、悩んでいる方が多く、付随して口臭や鼻臭、鼻水が喉に流れると咳がでるかと思いますので、咳の悩みも絡んできます。(※鼻水が喉に落ちることによる咳は、咳止め薬を服用しても改善しません)





この不快症状がおきる背景

この鼻水が喉に流れる、痰が喉にひっかかる症状の背景には、原因となっている疾患や他の症状が背景にあります。

一般的には、蓄膿症(副鼻腔炎)、血管運動性鼻炎、花粉症等のアレルギー性鼻炎がいわれていますが、意外に多い併発症状が鼻と喉の間の炎症です。


鼻自体には異常がなく、鼻と喉の間の炎症だけで
鼻水が喉に落ち、塊や痰が張り付く不快症状が生じるケースや、病気ではない鼻水や鼻づまりのケース、原因不明のケースもあります。

tannganodoni1.JPEG鼻水が喉に流れる、塊や痰が喉にひっかかる症状の発症パターンとしては、大まかに3つあります。


 
① 蓄膿症(副鼻腔炎)や鼻炎、花粉症等の原因から生じるパターン
② ①の疾患と、
鼻と喉の間の炎症との併発から生じるパターン

③ 鼻と喉の間の炎症から生じるパターン(鼻と喉の間に痰の塊が貼付く)


このような背景となっている疾患や症状を持っている方たちに、比較的多く共通していることが1つあります。それは、粘膜粘液線毛輸送機能の低下です。

ポイント

  • 共通点は、粘膜粘液線毛輸送機能の低下

粘膜粘液線毛輸送機能(線毛運動機能)とは

  • 鼻や口から入ってくる外界の異物を、最初に排除するシステム





鼻水や痰の塊ができる仕組みを知るとケア方法がわかる!

粘膜粘液線毛輸送機能の「線毛」とは、鼻から喉まで続く粘膜に生えている直径1000分の1ミリの毛のようなものです。
sejyounasenmou2.jpgaretasenmou2.jpg「粘膜線毛輸送」とは、この線毛が
1秒間に15~17回ほどの速さで動く運動で、この線毛運動によって鼻や喉の表面にある粘液(鼻水の元になる)に流れを作り出します。この粘液には、鼻や喉の粘膜を温かく湿った状態に保つとともに、こっそり異物を洗い流す役目もあります。

実は、この粘液は平均すると一日に1~1.5リットル程作られていて、そのうちの50%は鼻を潤すために使われ、その後すぐに蒸発します。残りの50%は線毛の働きで鼻の奥のほうへ流し込まれ、気づかないうちに飲み込んでいます。

鼻の粘膜に花粉やタバコの煙、雑菌などが付着すると、こうした異物を洗い流そうとしてこの粘液が作られます。

このシステムが粘膜粘液線毛輸送機能です。
略して線毛運動機能ともいいます。

鼻炎や花粉症、風邪の時に出る大量の鼻水は、このシステムが低下し壊れることによって粘液が大量生産されたもので、黄色っぽくなった粘っこい痰様の粘液や鼻水は、鼻や喉の中の大量の雑菌などと闘って死んだ白血球や抗体たちなのです。

このシステム低下
粘膜粘液線毛輸送機能の低下)が、すぐに止まれば問題ないのですが、いつまでも続いている異常な状態が、鼻水が喉に流れたり、塊や痰が喉に張り付いたりする原因にもなっています。

ではこのシステム低下は、どんな時に起こりやすいでしょうか?

  1. 夏のエアコンや扇風機の風
  2. 冬春秋の空気乾燥
  3. 口呼吸
  4. タバコや大気汚染、ホコリ等の吸込みで粘膜機能の限界を超えた時
  5. 元々の体質や、寒暖差アレルギー、その他のアレルギー体質

以上のように季節を問わずシステムの低下は起こります。

1、2、3は、とくに乾燥によって粘膜の線毛を壊していきます。
4は、有害物質によって粘膜線毛を弱らせます。
5は、体質的な要因です。
他にも、細菌感染などもあげられると思います。

このようなことから、粘膜を体液に近い液体で潤すことで線毛運動機能が正常に働ける粘膜環境を作っていけば分泌物も減り、結果、鼻水が喉に流れる不快感、塊や痰が喉に張り付く不快感を減らせていけるということがわかってきました。

粘膜が自然な状態で潤っていれば、有害物質などの外的要因からも守りやすくなり、予防にもつながります。

ポイント

  • 線毛運動機能が正常に働ける粘膜環境をつくっていけば、不快感を減らせていける





習慣的ケアとして、生理食塩水のセルフ吸入ケアが有用的

上で、体液に近い液体で潤すと書きましたが、この体液に近い液体とは、生理食塩水が一般的です。(生理食塩水は、水と食塩水で簡単に作れます)

ちょっと前までは、対策法として、生理食塩水を使った「鼻うがい」という選択肢もありましたが、最近では、鼻うがいの危険性がいわれており、鼻うがいを勧めない医師も多くなってきました。
ADUN-133.jpg
着目する医師が少ない為か、鼻水が喉に流れる症状や鼻と喉の間に塊のような痰が喉にひっかかる症状には、治療法やケア方法が少ないのが現状です。

治療やケアをどうしてよいのかわからず、悩んでいる人も多くみうけられましたが、近年になって自宅で手軽にできる微粒化した生理食塩水のセルフ吸入ケア
が注目されるようになってきました。
※下部に吸入方法と使用する機器の参考リンクがあります。

生理食塩水を使ったケア

  • 43℃に温めた生理食塩水の微細な霧(粒径約5ミクロン)を噴出させる吸入器を使ったセルフケア
  • 体液に近い生理食塩水を使うことで、身体に負担が少なく、より自然な粘膜ケアができます。
    鼻とノドとは関係が深いため、下のような両方から同時にケアできる吸入器が望ましいとされています。

    吸入方法と使用する医療機器
    (体験者の声なども見れます)
     koubirou.gif管理主さまの許可を頂き参考にさせて頂きました。

生理食塩水

  • 塩化ナトリウム(塩)を0.9w/v%含有する食塩水で、人間の体液とほぼ等張となる食塩水。水道水と食塩で簡単に作ることができ、体液と同じ塩分濃度で体への負担が少なく、粘膜にも有意的に働きかける。微霧を吸入する際は、真水よりもムセずに楽な吸入が出来るメリットがある。
  • ★生理食塩水が使える吸入器には、生理食塩水を作るためのツールが付属されているので、自宅で簡単に作ることが可能。

ポイント

  • 「生理食塩水」は、正常な粘膜の環境づくりを促す





なぜ、鼻水が喉に落ちる症状や、塊や痰が喉に張り付く症状に「微粒化した生理食塩水のセルフ吸入ケア」が良いのか?

このケア方法は、キメ細かい微霧の温熱と湿潤によって、鼻水が喉に落ちる症状や塊や痰が喉に張り付く症状をはじめ、鼻と喉の間の違和感や不快感の軽減を促すものです。

生理的食塩水の微霧を吸入することで鼻粘膜粘液線毛輸送機能が有意的に働き、機能向上が促進されます。

エビデンス

  • 生理的食塩水の鼻粘膜粘液線毛輸送機能に対する有意性については、三重大学医学部の学術雑誌論文(1995年6月)でもその根拠が記述されています。

    三重大学医学部の学術雑誌論文
    詳細はページ内の「ファイルを開く」をクリック(※PDF)
    mie.gif

生理食塩水の有意性をさらに裏付ける一説に“海で働く漁師やその家族は潮風にさらされる機会が多いので鼻炎が少ない”、“沖縄や島にお住いの人々は、潮風があたりやすく、花粉が少ないので鼻炎が少ない”ということがいわれています。

その他、(粘膜の炎症を小さな傷の集合体と考えたときに)傷の治療で注目されている湿潤療法的な考え方、局所温熱作用などが総合的に絡み合って有意に働きかけるとされています。


ポイント

  • 生理食塩水を使ったセルフ吸入ケアは、根拠に基づいたケア


以上となります。
ノート作成にご協力頂いた皆様、ありがとうございました!
















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