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Photoshopの「色が合わない」全部解決します!

ライターさん(最終更新日時:2012/2/25)投稿日:

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  • 閲覧数:126597

印刷用のページを表示する

カラー設定って?

世の中には様々な種類のモニタや印刷機があり、同じ画像データを表示・出力しても同じ色にはなりません。そこで、Photoshopには様々な機器を再現して画像データを表示する機能があります。この設定を行うのが「カラー設定」です。

カラー設定をする前に

Photoshopでカラー設定を行う前に、モニタの調整(キャリブレーション)プロファイルの設定を行う必要があります。

モニタの調整(キャリブレーション)って?

  • モニタの輝度、ガンマ、色温度を調整する作業です。分かりやすく言うと、50%の灰色の画像データを、モニタでも50%の灰色として表示できるようにする作業です。モニタが正しく調整されていないと、グレーの画像に色が付いて表示されたり、明るかったり暗かったりします。

プロファイルって?

  • 機器の出力特性を記録したものです。Photoshopでは、プロファイルを元に色の変換を行って表示します。

キャリブレーションツールを使用する方法

もっとも簡単で正確な方法です。ただし、キャリブレーションツールは数万円と高価です。

目測&メーカー提供のプロファイルを使用する方法

面倒かつ不正確な方法です。基本的に推奨されません。ただし、無料です。

 

  1.  まず、メーカーから提供されているモニタのプロファイルを入手します。プロファイルはドライバに同梱されていたり、メーカーのWEBサイトからダウンロードできます。
  2. 入手したプロファイルをOSに設定します。Windowsではモニタの詳細設定の色管理の画面から、Macではシステム環境設定のディスプレイの画面で設定できます。※ここで設定したプロファイルは自動的にPhotoshopで読み込まれ、意識することなく利用されます。
  3. 白い光沢紙やコピー用紙などを参考にして、画面の明るさとコントラストを調整します。その際、白潰れ・黒つぶれが起こらないように注意して下さい。(下の画像がチェックに見えること。)輝度・コントラストチェック
  4. ガンマの調整を行います。下の画像のグレー・赤・緑・青のそれぞれのボックスがツートンカラーにならないように調整します。眼を細めると調整しやすくなります。(※下の画像はガンマ2.2調整用です
    ガンマチェック
  5. 最後に白い光沢紙やコピー用紙を参考に色温度を調整します。

ポイント

  • ・最初からモニタのプロファイルが設定されている場合には、1.2.の作業は不要です。
  • ・3.~5.の設定は、モニタの機種によって行えないものもあります。

目測でキャリブレーションする欠点

  • 目測では輝度や色温度の測定は行えませんし、ガンマの細かい調整も行えません。また、モニタには個体差や経年劣化があるので、メーカーから提供されるプロファイルを使用しても誤差が生じます。

プロセスカラーチャートを使用して確認

  • 印刷関係の商材を扱っているお店や大きめの画材店、または印刷所などで「プロセスカラーチャート」という、Japan Color 2001 Coatedを再現したCMYKの画像データを実際に印刷したものが売っています。本来は色の指定などに使用するものですが、モニタのキャリブレーション結果を確認するのにも使用できます。

 カラー設定

Photoshopでこれから作成する画像データについて、どの様な機器を再現して表示するか指定するのがカラー設定です。例えば、作業用スペースのRGBの欄に「sRGB」を選択すると、sRGBのモニタを再現して画像が表示されます。

Photoshopでは、sRGBやAdobeRGB、JapanColor 2001など、代表的なモニタや印刷機を再現した状態で作業するのが普通です。

カラー設定は、作業する内容に合わせて切り替えて作業します。例えばWEB用の画像データを作成する場合には「Web・インターネット用 - 日本」を、印刷用の画像データを作成する場合には「プリプレス用 - 日本2」を選択すると、自動的に最適な作業用スペースが設定されます。

どの様な機器も再現せずに表示したい(カラーマネジメントシステムをOFFにしたい)場合には、「モニタのカラー設定に合わせる」を選択します。作業用スペースのRGB欄に、キャリブレーション時に設定した「RGBモニタ」のプロファイルが選択され、利用しているモニタの色を再現して表示=全く補正が行われない素の表示が行われます。

色の校正

[ビュー]-[校正設定]-[カスタム]を選択すると、現在編集している画像データを様々な機器で表示・出力したときに、どの様に表示・印刷されるか確認することができます。

また、[ビュー]-[色域外警告]を選択すると、現在編集している画像データを様々な機器で表示・出力したときに、色が変わってしまう部分を強調表示することができます。下の画像は、sRGBで撮影したバラの花をJapan Color 2001 Coatedで出力したときに色が変わってしまい部分を警告表示したものです。(赤い花びらの部分が灰色のベタで表示されています。)

色域外警告

便利な色の校正~プリンタのシミュレーションにも~

  • 色の校正を使用すると、プロファイルがある機器なら何でも再現することができます。例えば、[ビュー]-[校正設定]-[カスタム]でプリンタのプロファイルを指定すると、プリンタでプリントしたときの色を再現することが可能です。多くの場合、プリンタドライバをインストールするときに自動的にプリンタのプロファイルもインストールされます。

プロファイルの指定・変換

Photoshopでは、sRGBやAdobeRGB、JapanColor 2001など、代表的なモニタや印刷機を再現した状態で作業するのが普通です。Photoshopで作成された画像データには、その画像データがどの機器を再現した状態で作られたのかを示す「プロファイル」が埋め込まれます。

しかし、例えば印刷用にAdobeRGBを再現して作成した画像データを、WEB用にsRGBを再現した画像データに変換したい場合など、再現する機器(プロファイル)を途中で変更したくなることがあります。ですが、[カラー設定]で作業用スペースを変更しても、今まで作った画像データに埋め込まれている再現される機器(プロファイル)は変更されません。そこで、必要になるのが[プロファイルの指定]と[プロファイルの変換]です。

プロファイルの指定

Photoshop以外のソフトで作られた画像データでプロファイルが埋め込まれていなかったり、誤ってプロファイルを破棄してしまったり、誤ったプロファイルを指定してしまった場合などに、改めてプロファイルを指定することができます。

  • 画像データのRGBやCMYKなどの値は変わりません
  • 画像データの見た目の色は変わります
  • 普通は使用しません ← ここ重要

プロファイルの変換

印刷用にAdobe RGBのモニタを再現して作った画像データをWEB用にsRGBに変換したり、印刷用にJapan Color 2001 Coatedに変換したり、他にもプリンタや携帯機器などのプロファイルを指定して再現する機器を変更することができます。

  • 画像データのRGBやCMYKなどの値が変わります ← 重要
  • 画像データの見た目の色は、あまり変わりません
    (変換先で表現できない色については変わります)

プロファイルを変換するときには、いくつかのオプションを選択できます。この中で特に重要なのはマッチング方式です。

  • 知覚的主に写真で使用。色を全体的にずらす方式です。落ち着いた仕上がり。
  • 彩度主に図表で使用。彩度が維持されます。
  • 相対的な色域を維持写真やイラストなどで使用。鮮やかな仕上がり。
  • 絶対的な色域を維持ロゴマーク等で使用普通は使用しません。

「知覚的」か「相対的な色域を維持」のいずれかで、より好ましい結果になる方を選べば不都合はないと思います。

カラーマネジメントに対応していないソフトで作った画像を開く場合

  • カラーマネジメントシステムに対応していないソフト(例えばペイントソフトのSAIやIllustStudio)で作成した画像データにはプロファイルが含まれていないので、画像を開くときに「プロファイルの指定」使用しているモニタのプロファイルを指定します。こうすることでカラーマネジメントシステムに対応していないソフトで表示されていたのと同じ色で作業が行えるようになります。
  • 必要に応じて「プロファイルの変換」でsRGBやAdobeRGB、Japan Color 2001 Coatedなどの、汎用的なカラースペースに変換します。

WEB用に保存

WEBでは、sRGBが標準のカラースペースになっています。そのため、Photoshopの[WEB用に保存]でも画像データを自動的にsRGBを再現した状態に変換して保存したりしなかったりするようになっています。しかも設定欄が発見しづらい場所にあるので、非常に混乱の多い部分です。

WEB用に保存

補正されていないカラー

このチェックを入れると、利用しているモニタの色を再現=全く補正が行われない素の色で画像データが表示されます。カラーマネジメントシステムがOFFになった状態です。使用しているモニタがsRGBと色が近い一般的なモニタで、作成した画像データがsRGBを再現したものか、後述の「sRGBに変換」にチェックを入れた状態であれば、特に問題なく表示されます。ただし、使用しているモニタがAdobeRGB対応などの広色域対応モニタの場合には、鮮やかすぎる色で表示されます。

「ドキュメント内のプロファイルを使用」にチェックを入れると、モニタの種類に関係なく適切な色で表示されます。

sRGBに変換

このチェックを入れると、画像データに対して「プロファイルの変換」でsRGBへの変換を行うのと同じ処理がなされます。

ICCプロファイル

画像データにICCプロファイルを埋め込みます。(※JPEGの場合。PNGではICCプロファイルを埋め込まなくても、sRGBを再現した画像データであることを示す印【チャンク】が書き込まれます。GIFではプロファイルは埋め込まれません。)

ICCプロファイルを埋め込むことで、その画像が何の機器を再現した状態で作成されたのかが分かり、カラーマネジメントシステムに対応したソフトであれば意図した色で表示することが可能になります。

Macでは多くのソフトがICCプロファイルに対応しています。Windowsでは、Windows フォトビューアー、Firefoxやsafariなどのブラウザが対応しています。

Firefoxとsafariの処理の違い

  • ICCプロファイルが埋め込まれていない画像について、safariでは[WEB用に保存]の「補正されていないカラー」と同じ色で表示します。Firefoxでは設定により、safariと同じ様に表示するか、sRGBのICCプロファイルが埋め込まれているものとして表示するか指定することが可能です。
  • 広色域モニタを使用している場合には、Firefoxを利用した方がデザイナーの意図した色でサイトを表示しやすいと思います。

Internet Explorerは意図した色で表示することができません

  • Internet ExplorerではICCプロファイル自体は読み込むのですが、使用しているモニタをsRGBであると仮定して色変換を行うので、広色域モニタを使用している場合には正しい色で表示されません。

プリント

プリント時に色補正する方法はいくつかありますが、ここでは一般的な方法を紹介します。

  1. プリンタドライバで、色調整の設定を全てOFFにします。
  2. プリンタドライバで、用紙種類を設定します。
  3. Photoshopのプリントダイアログで、プロファイルに「ドキュメント」を選択します。
  4. カラー処理で「Photoshopによるカラー管理」を選択します。
  5. プリンタプロファイルにプリンターのプロファイルを選択します。
    通常はプリンタ名+用紙名になっています。
    ※見つからない場合にはメーカーに確認して下さい。
  6. マッチング方式に「知覚的」を選択します。
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