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占いの真実

ライターさん(最終更新日時:2015/5/2)投稿日:

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占いとは

いろいろな方法で人の運勢や物事の吉凶、将来のことなどを判断、予言すること。または、その方法をいう。西洋占星術、手相、姓名判断、タロットなどさまざまなものがある。


歴史

今では、地震が起きてもTVをつければ速報が流れるし、月食や日食がどうして起こるのか分かっていますし、蜃気楼をただの自然現象として眺めています。
ですが、古代の人々は、地震や洪水、飢饉などが起きても何もできず、それが何であるかすら分かりませんでした。当時の人たちは天変地異に恐怖し、農作物の出来不出来によりに生命の不安を感じたでしょう。日食が起これば世界の終わりと感じたでしょう。
この不安を解消する方法としてこれらは誰かの手によって行われていると考えるようになりました。その誰かはこの世界を作った「神」であると考えました。「神」が何らかの事情によりこれらのことを起こしていると考えました。
この神の創造により、天変地異の疑問や不安の回答になり、真実はどうであれ原因が特定されることによって精神的に救われました。
そして、天変地異が起こると「神」に祈って治めてもらったり、あるいは、最初から天変地異が起こらないように祈ったりするようになりました。
あるものは「神」に事前に天変地異を教えてもらえないだろうかと考えました。今後起こることを事前に教えてもらう「神」からの予告、「神の啓示」です。
この「神の啓示」をどうやって受け取るか。そこで生まれたのが「占い」です。「占い」をすることで未来を知り、災いをさけれると考えました。
その後、いろいろな占い方法が考え出され、天変地異から個人的なものへと変貌しました。


占いは科学か

占星術は天文学の母体となったものであるが、天文学が自然科学として発展した今では占星術はただの非科学なものでしか在りません。風水は、地理的な部分を含んでいたが、いまでは地理による吉凶を占う地相術でしかありません。
漢方薬も一部医療として認められるようになってきていますが、その考え方にある占いでも使われる五行説などが認められたわけでないです。今後の漢方の発展のためにも五行説などの非科学的なものを排除した方がよいでしょう。

これまで占いには、科学的根拠があると言う説が提示されたことは過去何度かありましたが、科学的な根拠があると認められたことはありません。


占いは統計学か

占いの関係者の中には占いは統計によるものという人がいますが、いつどこでどのように集計したのものかなどそれが提示されたことは一度もありません。

統計データについては、ミシェル・ゴークランの「火星効果」があるじゃないかという方もいますが、すでに否定されています。詳細はここへ。
もともと占いは独自の理論と個人の経験で構成されており、統計学や科学の研究からはなにも由来してはいません。

占いは長年の「経験則の積み上げ」みたいな事を言う方もいますが、個人の経験則は思い込みや先入観の塊です。たとえそれを長年集めたとしても統計とは程遠いものであり何の役にも立ちませんし、何の根拠にもなりません。


「占いは統計学」というのはデマ!!

占いは学問か

占いによっては「易学」「九星気学」「大気象理学」「方位学」「運命学」「血液型人間学」など独自の学問を名乗っているものがありますが、どれも実際の学問ではありません。少なくとも大学・大学院レベルで学ぶ知識としての学問にはそれらは存在しません。
これらは「学」をつけることによるただの権威付けでしかなく、単に名乗っているだけに過ぎません。「易学」にいたっては辞書にも載っていますが、それでも学問としての実態はありません。
もちろん、他の学問の調査対象にはなります。(占いをなぜ信じるのかなど)

 

 

占いはカウンセリングか

「占いはカウンセリングである」または、「占いはカウンセリングのようなものである」と言われることがありますが本当でしょうか。
カウンセリングとは、人間関係やいろいろな悩みや問題などを抱える人に対して、心理学的な知識や技術を用いて実施される相談の援助のことです。
ですが、上記のようには占いには何の根拠もなくその知識や技術には何の裏づけもありません。ただの思い込みや決め付けで悩んでいる人を導いても良い結果はえられないでしょう。下手をすれば最悪の結果になるかもしれません。そんなものをカウンセリングと称すのはどうかと思います。
占いも人の相談に乗るということなら同じかもしれませんが、それならば友達の愚痴を聞くのもカウンセリングになってしまいます。


歴史があると正しいのか

占いには長い歴史があるものもありますが、なにかをちゃんと調べたことはなく、信憑性はありません。信じている人は多いですが、だからといって正しいわけでもありません。
地動説より天動説のほうが歴史がありますし、昔はほとんどの方が信じていましたが、正しくはありませんでした。

中には、
「諸葛孔明が占いで采配をした」
「豊臣秀吉が手の平に手相を彫った」

などの、歴史上の人物が占いを信じていたことを理由にする人がいますが、大抵は史実ではありません(上記も史実ではない)。もし、史実だったとしてもそれは昔は科学が未発達で占いが信じられていたというだけであり、占いが正しい証拠にはなりません。
諸葛孔明も科学の知識があったのなら占いなんて使わなかったかもしれません。


占いは当たっているのか

占いが当たったという人がいますが、それは本当に当たったものでしょうか。
占いが当たると思うのは心理的な錯覚によるものがあります。

バーナム効果

誰にでもあてはまるような曖昧な性格を自分だけに当てはまものだと勘違いする効果。占いでよく使われるものです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/バーナム効果

その昔、的中率9割を超える占いサイトがありましたが、実は占い結果をランダムに表示しているだけというものでした。バーナム効果を使えば9割は当たるんですね。

http://d.hatena.ne.jp/kamezo/20060912/1158042130



コールド・リーディング

このテクニックは相手に無意識のうちに自分を語らせ、情報を引き出すというものです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/コールド・リーディング
http://www.nazotoki.com/cold_reading.html

 

確証バイアス

先入観に基づいて自分に都合のいい情報だけを集めて己の先入観を補強する確証バイアスというのもあります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/確証バイアス


 

予言の自己成就

予言を信じて行動することにより、結果として予言通りとなるという現象です。

http://kotobank.jp/word/予言の自己成就


 

その他

他にも心理学ではいろいろな効果が研究されています。


占いは当たったか

占い師の中には上記のようなテクニックを使わずにはっきり将来のことを断言している方もいます。その場合、その占いが当たったのならそれは紛れもなく占いの力でしょう。
では、それは当たったでしょうか。

1980年代にユトレヒト大学の心理学者ヘンドリク・ベーレンカンプとシーボ・スカウテンは、オランダの占い師について調査しました。
彼らは占い師に年に数回尋ねて占い師が知らない人物の写真を見せてそれがどんな人が見てもらいました。そのとき、対照グループとして占い師ではない普通の人にも同じことを実施しました。
そのようにして集めた1万に及ぶ結果を分析したところ、占い師の正解率は対照グループが偶然当てた正解率を上回ることはありませんでした。

このように過去何度か占い師について調査したことがありましたが、あいまいなどうとでも取れるもの以外で当たったということは偶然レベルでしかありませんでした。


・六星占術はあたったか
http://blog.livedoor.jp/tenchu13/archives/50009570.html


 

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」って占いは当たらなくてもよいのか?

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」は、「占いは当たる場合もあるけど当たらない場合もある」という意味です。その通りですが、なぜこんなことをあえて言っているのでしょうか。
占い師に中には「占いは当てることが目的ではない」という方がいますが、それは変です。
占いは何らかの法則(方程式)を元に占い所見を出しますが、外れたということはその法則(方程式)に間違いがあるということです。
物理学である法則を発見してある方程式を作ったとします。それが実際の値と異なることがあるということになれば、その法則(方程式)が正しいのか、検証されることになるでしょう。
ですが、「占いがはずれ」てもそれを許容したり、見直さないようではその法則の信憑性は低いものでしかないです。それを長年積み上げたとしてもまともなものにはなりません。歴史が長いからといっておきながら、これでは話にはなりません。


運命は決まっているのか

手相やタロットでは占う都度違う結果になります。運命が定まっているのなら、占うたびに結果が違う手相やタロットは運命を見れていないということになります。
また、運命が定まっていないのなら、もともと占う意味がありません。運命は変わるのだから、占ってもらった結果はなんの意味もありません。

占星術、姓名判断などは、誕生日や名前から占うのでいつ占っても固定された同じものとなります。運命が決まっていないのなら意味のない指標ですが、運命が定まっているのなら、手相やタロットに比べればましな手段かもしれません。

では、正しいかどうか判断するにはどうしたらよいでしょうか。
簡単です。当たっているかどうかです。

ですが、上記に示したとおりかなり分が悪いですが。


占いの種類

四柱推命、紫微斗数、西洋占星術、数秘術、九星気学、算命学、六星占術、奇門遁甲、タロット、姓名判断、手相、人相、夢占い、風水などなど。占いはなぜこんなにたくさんあるのでしょうか。
運命や吉凶が本当に分かるのなら1つで十分のはずです。結局のところ、どれも人を満足させられないのでしょう。

なかには占いは一つ一つの占いは不完全なので複数の占いを組み合わせるという方もいます。もちろん、不正確なものを組み合わせても正確にはなりませんのでなんの意味もありませんが。


女性蔑視

西洋占星術では、十二宮を男女二区分に分けていますが、その解釈は以下となっています。

男性宮の解釈は、「陽性、プラス、外交的、積極的、自己の実現」
女性宮の解釈は、「陰性、マイナス、内向的、消極的、自己の抑制」

姓名判断では、女性が出世や名声を得ることは凶であり、家庭に入って「良妻賢母」になるのが吉となっています。

東洋の占いでは陰陽論で占うものがありますが、陰陽論は世の存在や事象は陽と陰の二元論分ける世界観で以下のようになっています。

「陰は、暗くて重いもの、一般的に価値が劣るもの、女性的原理」
「陽は、明るいもの、軽いもの、一般的に価値があるもの、男性的原理」

西洋東洋問わず、占いでは男性はいい方に解釈され、女性は悪い方に解釈されています。


悪徳商法の温床

人を騙すには欲望や弱みにつけこむのが定石です。
例えば、欲望なら儲け話、相手が男性なら女性がらみが騙しやすいです。
弱みでは、悩み事やトラブル事などです。それらを解決することを名目に騙します。

他の商売では、相手のつけこむ隙を見つけるのが大変ですが、占いは悩み事や不安なことなどを相談に来ます。そこにつけこめばいいだけですので比較的簡単です。それに占い師には資格も必要ないため、誰にでも始められます。
そのため、開運商法や霊感商法などの悪徳商法の手段になりやすいです。


終わりに

「占いは根拠はないし、統計でもない。それでも信じる」というのなら、人に迷惑を掛けない限り信じるのは自由です。ですが、「占いは科学的根拠がある」「占いは統計学だ」はただの間違いです。お間違いのないようお願いします。


<変更履歴>
2012/3/3 誤字の修正、説明の追加
2012/4/1 誤字の修正、「占いの種類」の追加
2012/5/27 「占いはカウンセリングか」の追加
2012/10/28 「悪徳商法の温床」の追加

2013/6/1,8 「占いは統計学か」「占いは学問か」の修正

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