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Stand By Meドラえもん「のび太の結婚前夜」でドラえもんが「正直電波」を使ったのは原作どおり

ライターさん(最終更新日時:2017/8/2)投稿日:

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去年夏に公開された「Stand By Meドラえもん」が2015年8月末にテレビで放送された。

「未来の国からはるばると」「雪山のロマンス」「のび太の結婚前夜」「たまごの中のしずちゃん」「しずちゃんさようなら」「さようなら、ドラえもん」「帰ってきたドラえもん」といった話を再構築にした3D映画であった。


劇中ののび太の小学生時代は、2014年当時にしては町の描写などが古すぎる。

従ってのび太が小学生の時代はどうも1970年代をイメージしたもののようだが、14年後を描いた「雪山のロマンス」や「結婚前夜」などの近未来の描写は宙を飛ぶ車が動いていて、今度は「未来的」すぎる。

のび太の少年時代を1970年代として、1970~1979年から14年後だと1984~93年。この当時がのび太としずかの結婚の時期のはずなのに、映画では22世紀の描写と混同されているように見える。


1977年当時の「りっぱなパパになるぞ!」ではのび太の25年後が2002年で、のび太の息子ノビスケは空飛ぶバイクで外出していた。1989年の「ミニドラSOS!!!」では近未来が2011年の設定である。

「Stand By Meドラえもん」の監督2名は1970年代に自分たちが想像した未来の再現にこだわって、80~90年代も21世紀も22世紀も同じような描写にしたのであろう。


なお、「りっぱな~」で25年後(35歳前後)ののび太は眼鏡をかけておらず、父のび助の大人の姿と似ているが、「ミニドラSOS!!!」で眼鏡をかけたのび太がそのまま大人になったような姿であった。


さて、賛否両論の「成し遂げプログラム」であるが、これも1970年代に時間を戻して、連載が始まったばかりの「ドラえもん」の映像化作品と考えれば納得できる。この当時、ドラえもんはのび太の敵か味方かわからないドタバタをするキャラクターで、セワシもドラえもんの友人か所有者か微妙な存在だった。


この独自設定に否定的な人はおそらく1995年の「2112年ドラえもん誕生」でのセワシとドラえもんの友情話を基準にしているのだろうが、それは90年代に少年時代を送った20代~30代前後の感覚であろう。

本作の監督2名は1964年生まれで昨年の映画公開当時50歳ほど。この世代にとって「少年時代に見たドラえもん」は1970年代の原作(または1973年の日テレ版)がメインであり、1995年には30代に入っていた。

1995年の「2112年ドラえもん誕生」など、20年前の大山ドラ時代であっても、50歳にとては「つい最近の新しいドラえもん」なのだ。


1960年代生まれの初期ドラえもん世代にとっては90年代以降の後付け設定など眼中になかったのだろう。それは近未来の場面で実際の20世紀末を無視した描写がなされていることからわかる。


さて、「Stand By Meドラえもん」の「のび太の結婚前夜」はほぼ原作どおり。

しずかがパパに「お嫁に行くのをやめる」と言ったきっかけはドラえもんが「正直電波」という秘密道具を使ったから。これは25巻の原作でもそうだし、1981年の最初のテレビアニメ「のび太の結婚式?!」でもドラえもんは正直電波を使っていた。なお原作でも81年版でも2014年の3D映画でも「結婚前夜」ではのび太の先生は登場していない。


ところが20代~30歳前後のドラえもん(特に大山ドラ後期)世代はこれを理解していないようだ。

1980年代後半~90年代に生まれた世代は「結婚前夜」というと1999年の「宇宙漂流記」と同時上映の短編映画を見たのが最初のようで、それを原作だと思い込んでいる。

99年の映画(大山ドラ後期、2次元アニメ)では正直電波が割愛され、しずかのパパが咳込んだのを見て、しずかが「お嫁に行くのをやめる」と言うように改変されたわけだ。

そしてのび太が子猫を空港に届ける場面、恩師とのやり取りなどが追加された。


これは1981年の原作と最初のテレビアニメから18年経過した時の映画で、99年当時12歳以下(87年以降生まれ)だった世代は「しずかが『本音』を言ったのはパパが咳込んだから」という脚本で刷りこまれている。


その80年代後半以降に生まれた世代が「Stand~」の「結婚前夜」で「正直電波」が出たのを見ると、「しずかちゃんが『お嫁に行くのをやめる』と言うのはパパが咳込んだからだったのに、水田ドラでは変な道具を使っている」「『原作』の感動ぶち壊し」「新ドラえもんの改悪だ」などと、見当違いのいちゃもんをつける結果となる。

Twitter、Facebook、Blogでも、そういう勘違いによる感想が多々見受けられた。この種の慌て者たちは本当の原作を知らず、99年の映画を「原作」だと思い込んでいる。

言うまでもなく「正直電波」がある方が原作に忠実なのだ。


水田ドラでは「結婚前夜」はテレビでも2011年にリメイクされている。2014年の「知識王」で少し紹介された。

水田版「結婚前夜」では正直電波が使われている。子猫を届ける場面はなく、先生は登場せず、のび太がイヤリングを探す場面が追加された。

水田版「結婚前夜」を見た視聴者の中には、大山後期版ののび太が子猫を届ける場面や先生とのやり取りが割愛されただけで「結婚前夜の大事な場面が省かれた」と批判する人たちがいるが、これらの場面は原作にないのだから、省かれて当然である。


大山ドラ世代は水田ドラによるリメイクや設定変更を批判し、今の子供が水田ドラでドラえもんのイメージを作ることを「哀しい」と感じるようだが、大山ドラ世代(特に30歳以下、20代から下の大山ドラ後期世代)の方が原作を知らないのである。


それから原作者没後のリメイクの価値に疑問を示す旧世代も多いが、大山ドラ後期世代が話題にする「結婚前夜」「帰ってきたドラえもん」「おばあちゃんのおもいで」「ぼくの生まれた日」は大体、藤子・F・不二雄没後、1990年代末~2000年代初めにリメイクされたものだ。

この世代は大山ドラ後期のリメイク版で育ちながら水田ドラのリメイクを否定するという矛盾したことを言っている。


なお「帰ってきたドラえもん」におけるジャイアンを「鬼畜」だと批判する向きもあるが、もともとジャイアンはああいうキャラクターである。1970年代の原作を見ていた世代ならわかる。1980年代以降の映画版を見て育って「映画のジャイアンはいい奴」だと思い込んでいる世代(おそらく30代前半から下)には理解できない。

なお、この回でスネ夫がのび太についたウソは「ツチノコを見つけた」であって、ジャイアンが言った「ドラえもんが帰ってきた」というウソには関与していない。

「帰ってきたドラえもん」のアニメのオリジナルは1981年のテレビ版であって、98年の映画ではない。


2015年09月01日(火)

2015年09月03日(木)

@komasaram 30歳前後か20代はこれを理解できないんだろうな。
Stand By Meドラえもん「のび太の結婚前夜」でドラえもんが「正直電波」を使ったのは原作どおり #知恵ノート_

2015年9月3日 06:50:04


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Stand By Meドラえもん「のび太の結婚前夜」でドラえもんが「正直電波」を使ったのは原作どおり

https://blogs.yahoo.co.jp/komasaram/13383708.html




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