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ペット保険:各社の注意点

ライターさん(最終更新日時:2016/12/5)投稿日:

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 はじめに

ペット保険を選ぶ際の参考として、各社商品の注意点を挙げておきます。
デメリットのない商品を選ぶことは、現在の各社ラインナップでは不可能ですが、
飼い主さんとワンちゃん/猫ちゃんの事情に応じて
あるいは各社の経営方針をしっかり確認することで、
避けるべき商品を候補から外していくと、
保険選びは簡単になっていきます。

現在ペット保険を販売している会社を
可能な限り記載しましたので、検討中の保険会社を探して参照頂けると
お役に立つかと思います。

 

 アニコム損害保険


●保険料割増制度

加入したのち、実際に保険金請求する回数が多いと、
翌年の更新時に保険料が最大1.5倍に割増されます。
更新後に保険を使っても、使わなくても、1年間に渡って割増されますので、
それまでの治療費よりも保険料の方が高くなってしまう可能性もあります。

●商品改定リスク

従来のセールスポイントでもあった「保険金請求日数・回数無制限」を
2014年に一方的に制限ありに改定しました。
新規加入者だけでなく、既存契約についても、
更新時に補償内容が変更となりました。
保険金支払額の増加に伴い、
経営に悪い影響を与えてきたためです。

会社の財務基盤確保を優先させたこの商品改定は悪評を招き、
他社に乗り換える契約者も続出しているようです。

これまで各社が大きな補償内容の変更を行っていない中で、
最大手のアニコムが、
率先して契約者に不利になる改定を行ったことは
今後のリスクとして一考しておく必要があります。

  アイペット損害保険


●「うちの子ライト」は「手術」と「手術を伴う入院のみ」補償

2種類ある商品のうち、「うちの子ライト」は、
「手術および手術に伴う入院」のみが補償対象となっており、
通院や、手術を伴わない入院は補償対象外ですので、注意してください。

●7歳以上の保険料が高めの設定

特に大型犬だと、かなりの金額になります。
歯科治療も補償、免責金額の設定なし、更新審査なし、
加入後発見の先天性疾患補償、ワクチン副作用補償など、
補償範囲はかなり広く、他社と比較しても随一ですが、
健康なまま過ごせた場合は保険料の負担だけが重くなります。

  アクサダイレクト


●更新審査による継続不可の可能性

上述の大手2社に比べると保険料は安くなっており、
通院/入院/手術フルカバーで、
アニコムがあきらめた日数・回数も無制限、ということで
優れた保険のように見えます。

しかしそれは見た目だけで、
実際には加入後、独自基準の「更新審査」があります。

健康で保険金請求を行わない場合は関係ありませんが、
保険金請求を行った場合は、
契約を継続できるかどうかの審査が行われ、
場合によっては「継続不可」となり、
一方的に契約を終了させられます。

保険会社が受け取るお金(保険料)よりも、
支払うお金(保険金)が高くなる人は追放します、という考え方です。

特に、ガン、心臓病などの重病で継続不可となった場合は、
他社への新規加入も不可能となるので、致命的です。
現時点で、
「選ぶべきでないペット保険第1位」
と言っていいでしょう。

  au損害保険


●自動更新ではない

ペット保険の保険期間は1年間となっています。
他社だと、特に申し出がない限りは自動更新となり
翌年も補償が継続しますが、
同社だけ、なぜか「継続時には手続が必要」となっています。

これを忘れると補償が途絶えてしまい、
再度の新規加入手続きが必要です。

病気をした場合は、告知も再び行うこととなり、
最悪の場合新規加入が不可能になります。

更新忘れのリスクがとても高いです。


  ペット&ファミリー少額短期保険


●股関節・膝関節・膝蓋骨の各部位脱臼がいずれも補償対象外

特に膝蓋骨脱臼はチワワやトイプードル等の小型犬に多いのですが、
あまりに保険金請求頻度が多いため、
初めから補償対象外にしています。
グレードによっては手術が必要になるのに、保険金の受取はできません。

●「げんきナンバーワンスリム」は免責金額が常時3000円

保険料は安いのですが、保険金請求をすると、
常に3000円を差し引いた費用に対して
補償割合が適用され、保険金が支払われます。

50%プランの保険金支払例:
5000円の治療費
×保険金は50%の2500円
○保険金は免責金額を差し引いた2000円に対して50%なので、1000円
残りの4000円が自己負担。

毎月しっかり保険料を取られているのに、
気休め程度の保険金しか受け取れないのでは、
加入した意味がありません。

  日本アニマル倶楽部「プリズムコール」


●更新審査による継続不可の可能性

注意すべき理由は「アクサダイレクト」の項目で記載した通りですので、省略します。
年齢にかかわらず、一定の保険料なので優位性を謳っていますが、
実態はアクサと同様、
「選ぶべきでないペット保険 第1位」です。

●歯科治療は補償対象外

ワンちゃん/猫ちゃんの場合は虫歯よりも、
歯石の堆積による歯茎の炎症、
つまり歯周病のリスクが高いです。

歯石除去のため、全身麻酔をかけますので相応の金額がかかりますが、
日本アニマル倶楽部では保険金を受け取ることができません。

 もっとぎゅっと少額短期保険 


●歯科治療は補償対象外

四肢や臓器が健康でも、歯石は自ずと溜まっていくので、
歯周病リスクは
どのワンちゃん/猫ちゃんでも高いものです。
それが補償対象外になる保険は、
できれば避けましょう。

●ペット賠償責任特約がオプションではなく自動付帯

ペットが他人や、他人の財物に危害、損害を与えた場合に、
損害賠償金等を補償する、という内容です。

他社だと任意付帯のオプションですが、
同社はなぜか自動付帯にしています。
つまり、その分、保険料が割高です。

犬の場合はともかく、猫の場合は完全に無駄で、
付帯する必要はありません。
室内飼いがほとんどで、散歩もさせないので、
猫によって損害賠償責任を負うことはまずないでしょう。

 あんしんペット保険(もっとぎゅっと少額短期保険へ合併) 

●高額な免責金額設定「14,000円」

非常に廉価な保険料設定のS/Mプランですが、
免責金額14,000円と、これまた高い免責を設定しており、
保険金を受け取れる機会は少ないと言えます。

いくら保険料が安くても、
必要な時に保険金を受け取れないのでは無意味です。

  PS保険(ペットメディカルサポート少額短期保険)


●請求日数カウントが、複数契約年度にわたって蓄積される

現在、すべてのペット保険の保険期間は1年契約となっています。
「20日まで」といった支払限度日数は、
他社だと1年に1回の更新を経て、0日にリセットされますが、
同社はリセットされず、
1つの傷病に対する限度日数は
生涯に渡って「20日」となっています。

つまり、
慢性疾患の治療には非常に弱い保険であるといえます。

アクサや日本アニマル倶楽部のような「更新審査」よりもはマシですが、
必要な人へ保険金を払う意思がない、ということは、
本当に契約者のことを考えているのか、甚だ疑問です。

「選ぶべきでないペット保険第2位」です。

●法的にグレーな募集方法

https://pshoken.co.jp/comparison/comp50.html
上記はPS保険の公式サイトに掲載されている「他社保険料比較表」です。

保険販売を行うことを「募集」といいますが、募集にあたり、
【誤解を招く恐れのある内容を比較すること】は
法律で禁止されています。
(保険業法第300条第1項第6号)

また、【他社商品が劣っているかのように表示すること】も禁止です。
(保険業法第300条第1項第9号、施行規則第234条第1項第4号)

各社の保険料は様々な契約条件や補償内容を加味して決定しているため、
グラフや表で一概に比較してしまうと、
誤解を与える恐れが十分にあります。
保険料という一要素のみを取り上げて
あたかも自社商品が優れているかのように公式に表示していることには
非常に違和感を覚えます。

コンプライアンス軽視の経営方針は、
消費者保護の観点から見ても、リスクが高いといえます。

 FPC


●保険料を一定にしているため、補償内容が不足している

1年毎の保険料更新ではなく、4歳以下、11歳以下、12歳以上の3段階になっています。
その分、補償内容が不足しており、
補償割合は50%のみで、
手術補償に至っては10万円限度の年1回だけです。

獣医療の高度化に伴い、
医療費も高額になる傾向がある中、
これだと不安が残ります。
保険料を抑えようとするあまり、内容が伴っていません。

●過剰なコストカットと保険金支払体制の弱さ

保険会社はコンプライアンスの遵守と契約者保護のため、
それなりの分量の契約関連書類を同封しています。

一方、同社は、コストカットのためかA4判見開き4ページ、
つまり両面印刷A3判1枚の資料で済ませており、
背面に重要事項がびっしりと記載されています。

かなり重要な事項でも目立たせる工夫がなく、
契約時の誤解に繋がります。

また、保険金請求受付から被保険者への着金に至るまで、
各社おおよそ1週間程度でこなしているようですが、
同社は3週間以上かかることも普通にあるようで、
契約者サービスに必要な経費も
大幅に削っていることがわかります。

 ガーデン少額短期保険

●膝蓋骨脱臼が補償対象外

膝蓋骨脱臼がチワワやトイプードル等の小型犬に多いことは、
ペット&ファミリー社の項目で先述した通りです。
あまりに保険金請求頻度が多いため、初めから補償対象外
にしています。
グレードによっては手術が必要になるのに、保険金の受取はできません。

●満7歳以上の加入は健康診断書が必要

加入できるかどうか、わからない段階で早くも消費者の負担が必要ということです。
健康診断とは言え、診察費はもちろん請求されるでしょうし、
診断書発行には数千円の「文書料」もかかります。
もちろん、この時点で加入できる補償はまだありません。
他にも健康診断が必要な保険会社はありますが、
同社の「7歳」はもっとも若いです。

同水準の保険料、補償内容で、
告知のみで加入できる保険会社は多く存在しますので、
7歳以上で同社を検討の選択肢に入れる意味はあまりありません。

 ペッツベスト少額短期保険 


●驚愕の「免責金額2万円」!

「ベーシックプラン」では常時2万円の免責金額が設定されますので、
保険金を受け取れる機会は圧倒的に少ないでしょう。
つまり、保険料の払い損で終わる可能性が高いです。

「選ぶべきではないペット保険第3位」です。

またその他のプランでも、
「特定疾病」「特定傷害」など、事細かに免責が設定されており、
本当に保険金を払う意思があるのか、疑問です。

●歯科治療は補償対象外

各プランに免責金額を設定しているにも関わらず、
追い討ちをかけるように【歯科治療対象外】としています。
一体どうすれば保険金を受け取れるのでしょうか。ますます疑問です。

 イーペット少額短期保険 


●先天性異常がある場合は加入不可

先天性異常がある場合、その異常を補償対象外とすることを条件に
加入できる場合も多いのですが、
同社は一切加入不可、としています。

パグ、フレンチブルといった短頭種では
鼻腔狭窄などの先天性疾患も多いですが、
その場合には選択肢から外れてしまいます。

●歯石除去は補償対象外

「歯科治療」を対象外とする旨は記載されていませんが、
ワンちゃん/猫ちゃんの歯科治療は歯周病が多く、
原因は歯石の堆積がほとんどのため、
歯石除去が対象外ということは歯科治療の際の
自己負担が増すことを意味します。

●新規参入組のリスク

ペット保険自体、日本における歴史が浅く、既にその中で
アニコム、アイペットの大手2社がシェア80%を占めてしまっている状況で、
同社はさらに後から参入してきています。(2014年)

ペットショップや動物病院といった、
主要な保険販売チャネルは既に大手2社が押さえてしまっていること、
また将来の人口減に伴いペット飼育数も減少している中で
最後発で新規参入してくるということは、
かなり大きな博打を打っていると言えます。

少額短期保険会社は、損保会社のような契約者保護機構が存在しないため、
大事なペットの補償を託すのはなおさら不安が残ります。


  イオン少額短期保険


●イオンカード所持者でないと加入できない

イオングループが発行するクレジットカード「イオンカード」所持者の
専用プランです。
既に持っていればいいのですが、カード加入の手間を考えると、
わざわざカードを用意してまで加入するまでもないことは、自明です。

●目立った特長がない、補償内容も無駄がある

カード所持者であれば優れた補償が受けられるかと言うと、
そうではなく、保険料も大して安くありません。

また、契約者が入院した際にペットを預けておくための
「ペットホテル代補償」を組み込んでいる等、
使う機会のなさそうな補償内容で保険料が無駄になっています。

 無認可共済の各団体 


●営業自体がそもそもグレーゾーン

現在営業しているペット保険会社は、
出自が「無認可共済」であった会社も複数あります。
(無認可といっても設立当初は当然ながら合法です)

そのような会社は法改正に基づき、
財務局/金融庁への登録/免許が必要な
少額短期保険会社または損害保険会社への移行が義務付けられ、
現在も営業を継続しています。
(日本アニマル倶楽部、アイペット損保等)

一方、2008年3月31日の移行期限を過ぎても、
ペットの医療補償事業を行っている共済団体が存在しており、
なぜか運営を継続しています。

・日本ペット共済
・ペット総合共済会
・ペットライフジャパン
・ペティーナ

実態としては、違法ではあるが
特に大きな問題を起こしていないため、
摘発等されることなく現在に至っているものと思われます。

とは言え、登録も免許もなく、法律上「保険」ではないのに
「ペット保険」を謳っている団体もあり、かなり怪しいです。

ペット保険業界以外では、
問題を起こした無認可共済は速攻で摘発、営業廃止
追い込まれているため、
このような団体に加入すること自体が大きなリスクです。
当然ながら契約者保護機構等は存在しません。
やめておきましょう。

 まとめ

 加入の再考を検討すべき保険会社

  • アクサ(更新審査)
  • 日本アニマル倶楽部「プリズムコール」(更新審査)
  • PS保険(同一傷病の請求日数カウントを複数年蓄積)
  • ペッツベスト(高額免責)

 慢性疾患に弱い保険会社

  • アニコム損保(割増保険料)

 経営方針、財務状況を注視すべき保険会社

  • アニコム損保(商品改定)
  • FPC(過剰コストカット、契約者サービス不徹底)
  • PS保険(保険業法に触れるような募集)
  • イーペット(新規参入)

 契約手続に注意を要する保険会社

  • au損保(更新手続が必要)
  • ガーデン(7歳から早々に健康診断書が必要)
  • イオン(イオンカードが必要)

 高頻度の傷病が補償対象外の保険会社

  • ペット&ファミリー(膝関節、股関節、膝蓋骨脱臼)
  • ガーデン(膝蓋骨脱臼)
  • アクサ(膝蓋骨脱臼)
  • 日本アニマル倶楽部(膝蓋骨脱臼)
  • あんしんペット(膝蓋骨脱臼)

 歯科治療が補償対象外の保険会社

  • au損保
  • 日本アニマル倶楽部
  • もっとぎゅっと
  • ペッツベスト
  • あんしんペット
  • イーペット(歯石除去)

 治療費から常時免責金額を差し引く保険会社

  • ペット&ファミリー(げんきナンバーワンスリム)
  • ペッツベスト
  • あんしんペット(Sプラン、Mプラン)

 不要な補償がセットされている保険会社

  • もっとぎゅっと(ペット賠償責任特約)
  • イオン(契約者入院時のペットホテル費用補償)

 保険会社ではない無認可共済(いつ消滅してもおかしくない)

  • 日本ペット共済
  • ペット総合共済会
  • ペットライフジャパン
  • ペティーナ

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