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トランス脂肪酸の恐怖。寿命が2/3に。

ライターさん(最終更新日時:2011/10/23)投稿日:

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トランス脂肪酸が引き起す病気

脂肪酸とは、食品の成分の一つである脂肪を構成している成分です。トランス脂肪酸は脂肪酸の一種で、マーガリン、菓子の一部、業務用の揚げ油などに含まれます。また、牛などの反芻(はんすう)動物の胃内で微生物により合成され吸収されることから、牛肉や乳製品などにも含まれています。

トランス脂肪酸は善玉コレステロール(HDL)を減らし、悪玉コレステロール(LDL)を増やすため、大量に摂取すると、動脈硬化などによる心臓疾患のリスクを高めるとされています。
また、ぜんそく、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎を引き起こす危険性も指摘されています。

食生活、食習慣に応じて各国のトランス脂肪酸の摂取状況は大きく差があるとされており、特にトランス脂肪酸摂取量の多い欧米諸国では、トランス脂肪酸についてその含有率の制限や表示の義務化が進められています。

デンマークでは、2004年から国内のすべての食品について、使用される油脂100g中トランス脂肪酸の含有量を2g未満とする規制を設けています。
アメリカは2006年から加工食品に含有量の表示を義務付け、ニューヨーク市は昨年12月、市内のレストランなどでの使用を原則的に禁止しています。

一方、日本国内では2006年、食品安全委員会が、「諸外国と比較して日本人のトランス脂肪酸の摂取量が少ない食生活からみて、トランス脂肪酸の摂取による健康への影響は小さいと考えられる」との見解を公表しています。





トランス脂肪酸が多いマックフライポテト

家で揚げたフライは少し時間がたてば、くたっと軟らかくなってしまいます。マックフライポテトは、揚げ立てでもべたつかず、時間がたってもあまり軟らかくなりません。これが、常温で固形化する植物油脂(ショートニングなど)の特徴。マックフライポテトの揚げ油は牛脂となたね油から作ったショートニングを使っています。
ショートニングは、トランス脂肪酸を多く含みます。悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を増加させ、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を減少させる働きがあります。そのため、心臓病発症のリスクが増大する可能性があると指摘されています(トランス脂肪酸については本誌193号 195号)。
アメリカでは消費者団体CSPIの働きかけによって、トランス脂肪酸の含有量の表示が義務化されました。これを受けて、マックは新開発の油でフライポテトのトランス脂肪酸を減少させると発表。ところが、従来の味を維持できなかったため、フライドチキンなど一部の食品にしか使っていなかったことから、市民グループに提訴され、裁判の結果、850万ドルの賠償金を払った経緯があります。
マックフライポテトは、おなかがいっぱいになるし、子どもが好むため、つい注文しがちです。しかし、Mサイズを食べると、トランス脂肪酸を、海外と比べて少ないとされている日本人の平均値の3倍も摂取することになってしまいます。
一方、モスの揚げ油は植物油脂100%(パーム油となたね油)で、この春からビタミンEとオレイン酸を配合した栄養機能食品の油に変えたそうです。
なお、コーヒーについてくるクリームは、マックもモスもトランス脂肪酸の多い植物性。使わないようにしましょう。


トランス脂肪酸は自然界に存在しない物質です。 そのため、体内に入ると代謝しきれず、蓄積してしまいます。 トランス脂肪酸が体内に蓄積するとどんなことが起こるでしょうか?

心臓疾患

飽和脂肪酸が悪玉コレステロールを増加させることは広く知られていますが、トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やすだけでなく、 肝臓に悪影響を及ぼしてコレステロール調節機能のバランスを崩し、善玉コレステロールを減少させることがわかっています。 言うなれば倍速のマイナス効果で動脈硬化を促進し、心臓疾患のリスクを非常に高めるのです。

免疫

トランス脂肪酸は、体内で細胞膜の形成時において弱く不安定な細胞膜を作る要因となり、ウイルスや細菌が進入しすくなって免疫機能を弱らせます。 関節炎等の慢性炎症性疾患、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、クローン病など多くの病気との関連が指摘されています。

痴呆

トランス脂肪酸をたくさんとるお年寄りは痴呆になりやすい、という気掛かりな研究結果が、米国シカゴ近郊に住む65 歳以上の住民 8500人を長期間追跡した「CHAP」(Chicago Health and Aging Projects)によって、 米国神経学会が発行する学術誌、Neurology 誌 2004年5月11 日号で発表されています。   また米国Rush 健康加齢研究所のM. C. Morris 氏らは、動物実験や、 数百人を追跡した疫学調査で、トランス脂肪酸が認知機能を下げる恐れがあると報告されていることに着目しました。 そしてより多くの人を追跡した「CHAP」研究のデータを使い、トランス脂肪酸や飽和脂肪酸の摂取量と認知機能との関係を調べた結果、トランス脂肪酸をたくさんとっている人ほど、認知機能が早く低下することが判明しました。    トランス脂肪酸や飽和脂肪酸をたくさんとる人では、「血中に悪玉コレステロールが増えるため心臓だけでなく脳の動脈硬化も進み、 認知機能が早く落ちやすくなるのでは」と研究グループはみています。
*2004/5/14 日経BP社「マーガリンのトランス脂肪酸が痴呆の引き金に」より

発がん性

結合している水素原子によって体内の酸化が進み、細胞遺伝子が酸化されてガンになる可能性が高くなるそうです。 アメリカではガンによる死亡率とトランス脂肪酸を含む植物油の消費率の増加がほぼ一致しているというデータが報告されています。

糖尿病

ハーバード大学医科大学院グループは[American Journal of Clinical Nutrition, June 2001]で、 2%のトランス脂肪酸の摂取で、糖尿病のリスクが39%高まると発表しています。

油脂が多く

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