ここから本文です

この知恵ノートを「知恵コレクション」に追加しました。

追加した知恵ノートはMy知恵袋の「知恵コレクション」ページで確認できます。

知恵コレクション」に登録済みです。

再登録しました。

追加に失敗しました。

ノートに戻り、もう一度やり直してください。

すでに1,000件のノートが登録されています。

新しく追加したい場合は、My知恵袋の「知恵コレクション」ページで登録されているノートを削除してください。

追加できませんでした。

ノートは削除されました。

オールドセイコー高級機GS,KS,LMのキャリバー

ライターさん(最終更新日時:4日前)投稿日:

  • ナイス!:

    3

  • 閲覧数:2909

印刷用のページを表示する

 グランドセイコー(GS)、キングセイコー(KS)他/過去のキャリバー

国産で最も優秀な機械式腕時計がGS。GSは非常に高価だったため、機械そのものはGSに準じながらも精度調整を簡略化するなどしてGSに次ぐ高級腕時計とされたのが、KS

初代GSは諏訪精工舎(現セイコーエプソン)、初代KSは亀戸の第二精工舎(現セイコー電子工業)がそれぞれ製品化。後には、両舎ともGSKS入り乱れて製造する。

GS・KSともに手巻・自動巻の両方がラインナップ、GS・KSの後期(ハイビート)の自動巻では、手巻機能もある。また、GS・KSの場合、前期は全てロービートだったのが、後期は全てハイビート。


(品番の読み方) 

・45KS:45(=4500)、4502(日付)
・56KS:5621、5625(日付)、5626(日付・曜日)
・52KS:5245(日付)、5246(日付・曜日)、5256(日付・曜日)

・61GS:6145(日付)、6146(曜日・日付)
・45GS:4520、4522(日付)
・56GS:5641、5645(日付)、5646(日付・曜日)


hinban.png

 「44GS」(1967年)

・3次曲面ではなく、2次平面を強調した「セイコースタイル」

・続いて「61GS1968-70年)」が「セイコースタイル」を確立、亀戸は手巻き、諏訪は自動巻きを担当。最上位モデルの「61V.F.A」は1975年まで生産。

44KS (44、4402) 1964~1968年、 亀戸(第二精工舎)製。

・手巻き

・ロービート


(44キングセイコー クロノメーター 4420-9990)

 4420-9990.jpg


 45系(CAL.4500A)

・ゼンマイ切れやすい(これさえなければ・・・)←ハイビート

・手巻き

45KS (4500、4502) 1968~1971年、亀戸(第二精工舎)製。
・公認クロノメーター

セイコーの歴史上、最高峰の機械(イセザキ時計宝飾店)
10ビート→磨耗が早い
・秒針規制有り
・ノンデイ
・部品が入手しづらい←45系はKSGSにしか積まれていなかったので流通量が少。
・日付有りの45系は瞬間切り替え(デイトジャスト)だが、壊れやすい

45系のムーブメントは天文台クロノメーター、グランドセイコーVFAにつながっていく。
※超高精度の10ビート。第二精工舎(亀戸)の渾身の作


(45キングセイコー クロノメータ 49999、45-7010)

 45-7010.jpg

 52系

・キングセイコー、ロードマチックSPに搭載
・亀戸工場

・弱点はローターに腐食が出易いこと
52LMは「LMスペシャル(SP)
」と呼んで区別。大概、スペシャルが付くのは亀戸製。

(「スペシャル」と付かない普通の)ロードマチック(1968~)は諏訪製56系を搭載。従ってLMスペシャルがLMに付加機能を持たせた上位機種という意味ではない。亀戸製LMスペシャルよりも価格が上の諏訪製LMも存在する。ただし52系機械には56系にはない微動調整装置が付き、振動数もLM56系の6振動に対して8振動と高振動である分、全体的に亀戸製の「スペシャル」が高価格設定だった。

(参考)1974年当時のロードマチック/ロードマチック・スペシャル

・4S系は52系の焼き直し、90年代4S系はローレル、SUS、アルピニスト等々

「52系と4S系の違い」


 (LMスペシャル

LMSP.jpeg


 56系(5626)

56KS (5621、5625、5626) 1968~1974年 諏訪精工舎製。

・自動巻「デイデイト」があって薄型。部品数が極めて少なくてコンパクト

・パワーリザーブは40時間強(カタログは46時間だった)。現行9S65は72時間。

・「ハッキリ言って現在クレドールに搭載されているキャリバー4S系よりも上を行くものと、私見ですが思っております」(イサザキ時計宝飾店)。

・9Sメカニカルにも劣らない精度が9Sの1割以下とお求め安い。個体数多い。

・GS(8ビート、「ADJ.5POS.TEMP」)>KS(8ビート)>LM(6ビート)のカースト制形成。但し、テンワ、ガンギ、アンクル、ゼンマイの脱進機、調速機の差のみで基本は同じ機械。

・当初は準高級品のLMのみだったが6振動にもかかわらず安定した精度を維持。その後、8振動にして高級品のキングセイコー(Cal5626)、最高級品のグランドセイコー(Cal5646)が派生的に生まれた。

・GS56はケースや文字板など史上最も外装デザインのバリエーションが豊富、1970年~75年販売、「定番」はケース7010

・個体数が多く、最上位機種の座をクォーツに明け渡してきた時期のGSなので、評価がいまひとつ。オールドGSの中で一番人気が無いのが「56GS」、前モデルの「61GS」が10振動なのに対し、次作の「56GS」が8振動に下がったのも消費者の期待を裏切った。

・自動巻き

巻上げ方式は、薄型にするためにマジックレバーではなく、歯車巻上げ式。

・LM以外は外部からタイミング調整が可能。

6時側側面のラグの元付近に“外部微動緩急調整装置”が付加

1970年の大卒初任給が、およそ4万円の時代に「56GS」キャップゴールドの価格は62000円だった。

・欠点はカレンダー+曜日が壊れやすい(オークション価格を左右)。カレンダー送りのスリップさせるためのプラスチックパーツが故障しやすい。近年は代替金属部品が手に入るようす。送りが無事な固体は夜8時から明け方4時ぐらいまでの間はカレンダー送りしないこと。

カレンダー送りNGでオークションで1万円以下で購入可能。LMのカレンダーNGだと3000円位で購入可能。

56系グランドセイコーの70107011のケースは流通量が多く、25万位で入手可能。



(5621-6000)

※ケース6000は、実際にみると、ダイヤル直径が26ミリでかなり小さいそう。

  

6521-6000.jpg

(5621-7000)

 5621-7000b.jpg


(参考)

キングセイコーとグランドセイコーのページ


日野マチコのブログ


アンティーク・ウォッチの上手な買い方

アンティーク・ウォッチの上手な買い方は、以前時計の小話で書きましたが、まだ理解されていない方がおられますので、重要な事を述べてみます。最近買われたアンティーク・ウォッチの修理依頼が舞い込みますが、どうしてこんなに状態の悪い品を買われたのか疑問に思うときが頻繁にあります。
最低限チェックして欲しい事がありますので、よく読んで頂きたいと思います。

・購入する予定のアンティーク・ウォッチが決まれば、店の人に頼んで必ず機械を見せて貰いましょう(ホコリが入るからってと言って快く見せてくれない店では買わない方がイイと思います)
・高級アンティーク・ウォッチを買う人は、あらかじめキズミ位買って、準備して店へ行きましょう(キズミは時計材料店で500円~800円位で買えます)
平姿勢(文字板上・文字板下の2通り)でゼンマイを半巻きして、テンプの振り角の様子を見て下さい。
振り角(180度以上必要)がほぼ同じならどうもないのですが、一方がガタッと落ちるようでしたら、一方のホゾの曲がり、ホゾの摩耗・ホゾ折れが考えられます。この場合、いかに外観が良くても天真交換等の修理が必要になり、高額修理になります。
・また、リューズを下にして縦姿勢でもテンプの動きを十分見て下さい。平姿勢と同じような振り角があれば問題ないと思いますが、極端に振り角が落ちたら買わない方が賢明です。
・機械時計ではサビが一番の大敵ですから、地板・ネジ・ケース内側・歯車のカナ等が赤錆していないか、キズミでよく見てみましょう。


(簡単まとめ)

44KS (44、4402) 1964~1968年, 亀戸(第二精工舎)製。

45KS (4500、4502) 1968~1971年, 亀戸(第二精工舎)製。
56KS (5621、5625、5626) 1968~1974年 諏訪精工舎製。

大きな違いは、44,45は手巻き。 56は自動巻き。
44はロービート。 45はハイビート(10振動)。 
56はハイビート(8振動)。 

(私見)

中古時計は古くて汚いのでOHして洗浄してから使うのが原則。また、ヤフオクなどで質問に回答しない店、個人からの購入は避けるのが賢明。回答次第でその売却する個人の人間性がわかります。また、私は質問して入札しなかっただけでブラックリストに掲載され嫌な思いをしたことが複数回あります。買う気で普通の質問をしているのですが、「冷やかし」と思われたか、「これはまずい、やばい」と思われたのでしょう。eBayで買って即、ヤフオクの転売もよくあります(これは通常の商行為でしょうが、「ガッカリ」です。)。気持ち悪いでしょ。実は、ビンテージの定評のあるCal.の時計より現行の大量生産のCal.が勝る場合がほとんどです。ヤフオクで偽ロレックスがたくさん販売されているのと同様に、ビンテージセイコーも「百鬼夜行」でビンテージKS、GSまたはビンテージダイバーズは「ガチャガチャ」の世界です。それでも良いという方の世界です。だから、自分で分解・組み立てができる人でない限り、本当に欲しいものしか買わないこと。また、写真がやたらに綺麗なところ(例えば、広島のyyway102mutsu5662ko_yan6978)とかも注意しましょう。中古品は購入者に大きなリスクがあります。したがって、質問に誠実に答えてくれる方以外との取引は止めるべきと思います。


歴史

  • 1961年(昭和36年) - 初代キングセイコーが亀戸精工舎にて誕生。秒規制はついてなかった。当時の価格は15,000円でグランドセイコーよりも廉価だった。
  • 1964年(昭和39年) - 2代目キングセイコー発売、秒規制がついた。(44KS)
  • 1968年(昭和43年) - キングセイコー初のハイビート(10振動)機種が登場した。(45KS)
  • 1968年(昭和43年) - 諏訪精工舎でもキングセイコーの生産を開始。キングセイコー初の自動巻きモデル登場。(56KS)
  • 1971年(昭和46年) - キングセイコー最終モデル発売。(52KS)
  • 1975年(昭和50年) - クオーツ腕時計の普及により生産終了。
  • 2000年(平成12年) - ヒストリカルコレクションにて2000本限定で復刻。

 

このノートに関するQ&A

このノートに関するQ&Aは、まだありません。

このノートについて質問する

このノートについてライターの方に質問できます。

※ライターの方から必ず回答をいただけるとは限りません

※別ウィンドウで開きます

ピックアップ

お尻や足の贅肉にさよなら、「...
本にできない「正しい」下半身ダイエットなぜ「本にできない...
Android向けアプリ Yahoo! JAPA...
Yahoo! JAPANウィジェットとは?Yahoo! JAPANウィジェットは...
iPhoneで撮ったビデオ/写真をパ...
はじめにiTunesを用いてPC内の写真や動画をiPhoneに入れる方...
本文はここまでです このページの先頭へ