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祇園祭の歩き方 その1【祇園祭の基本知識】

ライターさん(最終更新日時:2016/7/27)投稿日:

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日本3大祭の一つ「祇園祭」には、

毎年30万人を越える方々が来られます。

その一方で、よくYAHOO知恵袋などに

「祇園祭は、どう回ればいいの?」

というような質問が毎年出されています。

ここでは、祇園祭の基本的な知識と

いろいろな「お愉しみ」を書いていきます。



ヒント

  • ここより下の記事にある紫色の文字をクリックすると、
  • リンク先の地図にとびます。
  • 各住所の位置を確認するのに役立ててください。


祇園祭とは?

祇園祭は、毎年7月に、祇園にある八坂神社で神事が行われます。

ただ、観光のメインとなる山鉾は「四条烏丸」交差点周辺に立ちます。

ですから、お祭り当日に祇園に行っても特に何もありません。


祇園祭の起こり

9世紀(平安時代初期)に京都で天然痘という疫病が大流行し、

多くの人々が病死しました。

そこで平安京を守護する神泉苑の御神木のうちの1本を切り倒し、

それで神輿を作り今の「三条黒門」の辻の角に安置したのが

そもそもの祇園祭の始まりです。


八坂神社の変遷

その後すぐに、八坂神社は「四条坊門」交差点に移転しました。

こちらは現在の元祇園梛神社の位置になります。

(明治時代以降、隼神社と合祀されています)

そして江戸時代に現在の祇園にさらに移転して、現在に至ります。


八坂神社の御祭神

八坂神社のホームページなどによると、

八坂神社の御祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)です。

ただ、祇園祭の山鉾町の会所には全く違う名前の神様が祀られています。

掛軸などには、「祇園 牛頭天王」(ぎおん ごずてんのう)と書かれています。

牛頭天王(祗園神)は牛鬼の王で、

天然痘などの疫病をばら撒き多くの人々を殺します。


素戔嗚尊は「ヤマタノオロチ退治」や奇稲田姫との恋愛譚で有名ですが、

元々は「根の国」(死後の世界)を支配し、疫病を管理する

「死神」とも「厄病神」ともいえる存在でした。

ですから、この2柱が後に混じり合ったと考えられます。

「素戔嗚尊は中国に行くと、牛頭天王と呼ばれる」

日本全国の八坂神社(祗園社)でよく伝わっている話ですが、

これこそ2柱が混じり合った証拠ですね。


ちなみに、後祭の

役行者山へ祈祷に来る聖護院の修験者は、

その祈祷中に何度もこう唱えます。

「南無祇園 牛頭天王」



祇園祭の日程と場所

では、祇園祭の詳細を書いていきます。


祇園祭は、前祭と後祭に分かれる

八坂神社での祇園祭神事は、7月の間中行われます。

ただ、観光のメインは前祭と後祭です。

それぞれ、以下のような日程になります。


前祭

宵山     毎年7月14日・15日・16日

山鉾巡行  毎年7月17日

神輿巡行  毎年7月17日(山鉾巡行後)


後祭

宵山     毎年7月21日・22日・23日

山鉾巡行  毎年7月24日

神輿巡行  毎年7月24日(山鉾巡行後)


  • 宵山(各町内に山鉾が立ち、それを練り歩いて見物)
  • 山鉾巡行(京都市中心街を山鉾が巡回する)
  • 神輿巡行(八坂神社から神輿を出して、鴨川などを回る)


前祭と後祭では、開催場所が違う

祇園祭の山鉾が立つのは、北は御池通、南は高辻通、

東は東洞院通、西は油小路の長方形の中です。

(京都市中京区と下京区に、またがります)

そのうち、蛸薬師通を境にして

南側が前祭、北側が後祭の開催場所です。

蛸薬師通に立つ山鉾のうち、

会所が南にある布袋山(休み山)は前祭、

北側にある橋弁慶山は後祭に立ちます。

また、例外として北観音山と親交の深い南観音山

後祭山鉾巡行の最後を務める大船鉾は、

山鉾町の位置に関係なく後祭に回ります。


祇園祭の山と鉾は、神輿ではありません

祇園祭では各町内に鉾と山が立てられ、

宵山ではそれを見に行くことができます。

また、山鉾巡行ではそれらが動いているところを

眺めることができます。

とは言え、「鉾」と「山」では形状が違います。


辻回しをする「鉾」

324-18.JPG

こちらが、長刀鉾が巡行している様子です。

人間の身長ほどもある大きな車輪の上に、

30人ほどが乗れる櫓が乗っています。

その上に屋根があって、中心には大きなヤリが立ちます。

正確には、この「やり」の部分が「鉾」です。

とても大きくて重いので、30人ぐらいが綱で曳いていきます。


324-22.JPG

また、この車輪は方向転換ができません。

そのため、鉾が交差点に入ると引手の方々が

このように90度ずれた場所から、鉾を曳きます。


324-23.JPG

すると、鉾がその方向に曲がります。

これを何度か繰り返して、方向転換をします。

これを「辻回し」と言います。

これが、山鉾巡行の最大の醍醐味です。


松の木を立てる「山」

325-31.JPG

それに対して、こちらは「占出山」です。

「鉾」と比べて、「山」はだいぶ小さくなります。

元々は神輿のように担いでいたのですが、

現在は下に車輪が付いていて押して歩けるようになっています。

また、中央のやや後ろに松の木が立つのも「山」の特徴です。

「山」は、「鉾」より軽いため、「辻回し」は行われません。

神輿のように担ぎ手が持ち上げて、ものの数秒で方向が変わります。


326-25.JPG

また、こちらは「岩戸山」です。

「山」ではあるのですが、「鉾」と同じくらいの大きさです。

「鉾」くらい大きな「山」を「曳山」と呼びます。

この大きさになると、「山」でも「辻回し」が必要になります。

ただ、あくまで「山」ですので中央に「鉾」は立たず、

代わりに「山」の象徴である松の木が立ちます。


山鉾の後に、神輿が巡行

山鉾が巡行した後、夕方に八坂神社から神輿が巡行します。

4基の神輿は、それぞれのコースで巡行した後、

「四条寺町」交差点近くの御旅所に向かいます。

411-11.JPG

神輿は、八坂神社のご神体を載せる乗り物です。

(これは、他の神社の神輿と同じです)

つまり、山鉾巡行はこの神輿が通る前に邪気を祓うためのものです。

ですから、本当は山鉾巡行ではなく

この神輿巡行が、ある意味祇園祭のメインです。


注意

  • 「京の道 今日の道」の著者ぴのぴなが、
  • これまでの取材をもとに書いています。
  • 一部公式サイトと違う内容があるかもしれませんが、
  • それはご容赦ください。


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