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音大・芸大・音楽系専門学校を目指される方への注意喚起

ライターさん(最終更新日時:2016/2/21)投稿日:

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音大・芸大・音楽系専門学校を目指される方への注意喚起

毎年ですが音芸大を目指される方が多数いらっしゃいます。
また、最近は大学以外の音楽系をうたった専門学校も多数有ります。

これらに関して「夢」や「憧れ」といった稚拙な考えにて
進学を目指される方がいらっしゃいますが、あまりにも危険なので
私の解る範囲の内容を知恵ノートとして記載させていただきます。

真面目に将来の事を見据えて音芸大への進学を考えられている方は本知恵ノート以外にも aria02130さん、rienzi2006さんがご記載された解りやすい知恵ノートがありますのでそちらもご参照下さい。

音大のポップス科に潜む影
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n154649

音大受験を考えているあなたへ
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n21938


音楽大学へ進学したいと考えている中高生の皆さんへ
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n154833

さて、まず音芸大(4年制大学)と音楽系の専門学校※ですが、
これらは全く違うものと考えていただくべきでしょう。

特に専門学校に関しては・・・

就職率100%、充実の講師陣、快適なキャンパスライフ

・・・といったキャッチコピーで学生募集を行っていますが、
そのほとんどが現実とは乖離しています。理由は後述します。


音芸大(4年制)に関しては様々な学校の選択肢と
専科の選択肢がありますが、恐らくほとんどの方(ご家庭)に
共通する一番大きな懸念は国公立以外の私学の学費です。

入試準備のレッスン代や学費は私学ですと卒業までに
1000~2000万程度必要といった覚悟が必要です。

よほど裕福なご家庭でご両親のご理解、ご援助がないと
力量があって入学しても卒業までに破綻する可能性がありますので
十分にご注意いただき、ご両親とご相談なさってください。

また人によっては入学さえすれば、
その後は死にものぐるいでバイトをして学費を稼ぐ・・・
といった思考をされている方がいらっしゃいますが、
これは無理です。

なぜならば音芸大生の最大のミッションは音楽を学ぶ事であり、
在学中には膨大な課題や練習が要求されますので、
一般大学のようにバイトなどしている暇など無いのです。

また逆にバイトなどしていては卒業できる力量に達しません。
このことから、学費や生活費等に関しては100%以上、
完全援助いただける親御さん等の支援が絶対的に必要です。


さて、これらの条件を満たされた上で、
なおかつ音芸大へ進学されたい方に対し、一指標として
日本での著名な音芸大に関する私感を記載します。


<国公立の音芸大>
(センター試験による足切りありますので一般学力も必要です。)

1.東京芸大(藝大・東京藝大)

音楽の東大と言うべき最高峰です(あくまで日本の中で)。
各専科を目指す方は全国から押し寄せ、
入試倍率はとても高く、幼少の頃から
専科の準備を完璧にされたごく一部の方が
入学可能な学校と考えていただくべきでしょう。
全ての私立・国公立を含め他の音芸大とは
入試の際に圧倒的なレベル差がありますので
容易な考えで目指せる学校ではありません。


2.京都市立芸術大学(京芸・京芸大)

東京芸大に次ぐ国公立ではランク2に位置する学校です。


3.大阪教育大学付属特設音楽課程(大教大特音)
「大阪教育大学 教養学科 芸術専攻 音楽コース」に名称が変わった模様です。
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~geijutsu/music/

本来は小学校教諭を目指す方々の為の学校ですが、
音楽教師を目指す方という意味合いで音楽課程があり、
一般の音芸大と同様に専科を学ぶ事が可能です。


4.その他の教育大の音楽専攻、公立の芸術専科など

筆者には知識がありませんので各位にてお調べ下さい(笑)

下記サイトが便利かと思います。
音楽大学・音楽短期大学・音楽高校・音楽専門学校 一覧
http://ondai.web.fc2.com/


○○県立芸大などが複数有ります。
しかし、基本的は「場所」で選ぶのでは無く、レベルと師事されたい「先生」の在籍で選ぶ事がとても重要です。何処の音芸大でも「入学できれば良い」といった「入学そのものを目的」とされている方は後々必ず失敗しますので、もう一度良くお考え直されて下さい。


<私立の音芸大>
1.桐朋学園音楽部門(桐朋音大・きりとも)
私学の音大では最高峰です。
卒業生の方にも著名な方が沢山いらっしゃいます。
「とうほうがくえん・とうほうおんだい」が正しい読みですが
「東邦」と区別する為に「きりとも」と呼ばれる事があります。


2.その他の音大

桐朋以外はどこもドングリの背比べです。
基本は「師事されたい講師・教授」が
ご在籍されている大学を選択すべきですが、
昨今は目的と手段が逆になっており、
入学できれば何処でも良いといった受験生も
いらっしゃいますが、これは後に後悔しますので
専科の講師陣がどのような方なのか事前に十分に
リサーチされる事を強くお勧めします。

下記サイトが便利かと思います。
音楽大学・音楽短期大学・音楽高校・音楽専門学校 一覧
http://ondai.web.fc2.com/




<音楽系専門学校>

後述※します。



<専科に関して>
・指揮科、作曲科、ピアノ科
 いずれも相当高い力量が必要です。
 指揮科、作曲科はピアノ専科と同様、
 あるいはそれ以上のピアノ能力が求められる場合があります。
 指揮科では聴音も四声体以上などの高い能力が要件となる学校もあります。

・管弦打邦楽器系、演奏専科
 各種演奏専科の力量が求められます。
 副科としてピアノ(ソナチネ程度)も必要です。

・その他の学科
筆者には知識がありませんので各位にてお調べ下さい(笑)



★日本での音芸大を入試される際の重要要件★

<概ねほとんどの方に必須となる条件>
 受験前に、受験する学校の専科講師・教授に師事(弟子入り)して
 レッスンを受ける事=入学できた暁には原則としてその師事した
 先生の門下生となる事になる。

 よほどの天才的な力量をお持ちで、受験の際に
 試験官(講師・教授等)がスタンディングオベーション
 (総立ち拍手)をしていただけるような方なら別ですが、
 一般的な受験生はそんな域には達していません。
 (だからこそ音芸大で学ぼうとするのです)

 その為、ほとんどの受験生は上述通り、受験する学校の
 専科卒業生・講師・教授等に師事してレッスンを受けます。
 逆に言えば受験の際、受験生のほとんどは試験官の弟子なのです。
 弟子以外の方と弟子を比較した場合、よほどの力量差がないと
 弟子が合格し、弟子以外が不合格になる事は自明でしょう。

 東京芸大・桐朋などの場合に地方からの受験生は
 飛行機や新幹線などで師事される先生の自宅まで
 レッスンを受けに行く事になります。
 レッスン代だけでは無く、交通費も馬鹿にならない金額です。


<目標・目的・資質・ヴィジョン>

 ※音楽を職業と夢見る方には最重要※



 多くの方がこの重要な事を勘違いされ、あるいは全く白紙のママで
 音芸大を受験されます。
 つまりは「音芸大に入学する事」を目的とされているのです。
 このような方は入学された後も機械的に与えられた課題をこなすだけで
 技術的スキルは向上するでしょうが、音楽的力量は無のままです。
 その為に卒業後、路頭に迷う事になります。

参考リンク:東京芸術大学の過去5年間の進路(平成27年3月卒業・修了者)
http://www.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2015/08/ff6b010e115d6fb96102c432f50e9ffd.pdf
日本の音芸大のトップ、東大と同様の「東京藝術大学」に進学したとしても、
その結果として、4年後の卒業時には・・・
半数以上が進路未定(就職浪人)という状況
・・・が読み取れるかと思います。

 教育大以外の音芸大でも教職課程などを履修すれば
 中高の教員資格は得る事が出来ますが、教員募集の枠など
 非常に少なく、特に音楽教諭などは欠員募集以外皆無でしょう。

 卒業後、どのようなヴィジョンを持ち、どのような手段で
 生業(なりわい)を確立させ、自立して「食っていく事が出来るか」?
 を考えた場合、日本での音芸大という進路は非常に厄介です。
 多くの方は裕福な家庭に頼ったまま就職も出来ず、音芸大卒といった
 名誉的なプライドだけで人生に迷う事になりかねません。

 音芸卒の演奏家など街にあふれかえっているのです。
 プロオケなども欠員が出ない限り入団は不可能です。
 音楽教室でも同様、生業を確立させる為には、
 よほどのヴィジョンを持ち、計画立て、
 目標に対する実践が必要となります。
 この点は音芸大を進路とされる前に十分検討なさって下さい。

 (上述通り、東京芸大を卒業されても無職で路頭に迷っている方は沢山います) 

この不景気な世の中、クラシック演奏のプロの需要は日本には数少ないです。
しかし需要に対して供給(毎年卒業する音芸大生)が超過剰なのです。
クラシック専科分野以外の「魅せ方」=「稼ぎ方」のビジネスモデルを
確実に「勝てる」という思いでお持ちになっている方(いるのか?)
以外は、三流一般企業への就職も難しいという現況を認識されて下さい。


注意
※音楽系専門学校(要注意)※

 

ほとんどの学校はアカデミックビジネスです。
学費だけ取られて身につかない無意味な時間を
過ごすことになりかねませんのでご注意ください。

音楽系の専門学校はハイリスクです。
音芸大に比べ安価だからと言って安易に進学すべきではありません。

音楽系の専門学校
(専門士の資格を得られない無認可校も多いので注意)
の多くはアカデミック「ビジネス」であり、
学生をたくさん集めて利益を上げる事
企業としての最大目的です。

よって学生(はお金を運んでくるカモ)に辞められては困るので、
多くの授業ではとても優しく褒めてくれます。

間違っても指摘することなく、学生が常に満足して喜んでくれる事が
指導陣の最大のミッションです。

そのため、卒業してもほとんどの場合、
音芸大生とはレベル比較の対象とはなりません。
下手をすると吹奏楽団などでアマチュア音楽活動を続けられている方のほうが
よほどハイスキルといったケースも見受けられます。

学費に関しては各校とも入試要綱を配布していますので取り寄せてみてください。

(ごく一部を除く)音楽系専門学校はマスターベーションの場
と言っても過言では無いかと存じます。

ちなみに「ごく一部」とはN響奏者などが常任講師として在籍され、
音芸大卒の方が、卒業後にさらなる学びの場として、
再進学されるような学校の事です。
(「ディプロマコース」「ディプロマ課」などといった専科がある学校です)


以上、全て私感ではありますが、
音芸大への進路をあまりにも安易・容易に考えられている方が多く、
さらに進学された方の中にも結局の所ツブシが利かない現実に
後悔されている方などへの注意喚起として記載しました。

音楽を志し、高みを目指すといった「大きな夢」を持つ事は大切な事ですが、
「叶わぬ夢」をいつまでも持ち続ける事は人生にとってマイナスです。

後々、深いダメージを負われないよう十分に現実と向き合って検討して下さい。

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