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キョウチクトウの毒性って・・・
有毒成分は葉や花など植物の全体に含まれており、さらには燃やしたときの煙、周囲の土壌、腐葉土にも毒性があり吸い込んだりしただけでも 重い中毒症状を起こすことがあり、非常に危険なのだそうです。乾燥葉 100gで成体の馬1頭の致死量に当たり、羊では葉1枚で死んだ例があるそうです。驚いたことに花を生けた水でも中毒を起こすそうです。
毒性が最も強くなるのは開花期で、赤花の方が白花より毒性が強いそうです。
米国では2002年だけでも847人の中毒事故が発生し、2000年ロサンゼルスでは2才と3才の子どもが葉をかじっただけで死亡、小枝を笛にして遊んだだけで中毒、1809年にはマドリードへ進軍していたフランス軍でロースト肉を焼くのにキョウチクトウの枝を使ったため12人中7人死亡、5人重症の事故を起こしたり、歴史的に見るとアレキサンダー王の部隊やナポレオン軍、太平洋戦争中の日本軍でも同様に多くの兵士を失っているそうです。箸として使ったり、ジンギスカンの串にキョウチクトウを使うだけでも中毒死すると言いますから、如何に毒性が強いか判ります。つまり肉を焼くの際の熱で串に使った芯から猛毒成分が肉にしみ出して、それを食べることで中毒死するのです。
キョウチクトウの有毒成分は・・・
葉の毒成分はオレアンドリン、ネイリンなどでいずれも強心配糖体と言われる成分、樹皮からはジギトキシゲニン、ロサジェニンなど、種子の油分には58.5%もの毒成分が含まれるという報告もあります。オレアンドリンはシアン化カリウム、つまり青酸カリをも上回る劇毒で、ヒトでの致死量は0.30mg/kg、熱には比較的安定しているために中毒事故が絶えません。
中毒症状は樹液が付いた手で目をこすっただけで涙が止まらなくなったり炎症をおこす、摂食した場合には1時間位で呼吸困難、四肢の末端のしびれ、目の焦点が合わないから始まって、嘔吐、吐き気、下痢、不整脈、運動失調、流涎、昏迷、瞳孔拡大、高カリウム血症などがおきます。このことからキョウチクトウの毒が中枢神経系に作用することが示唆されます。しかし心臓毒であるため、中毒による死因はほとんどが心臓麻痺です。
キョウチクトウはどこにでもあるありふれた樹木です。
非常に丈夫で大気汚染などにも強く、水に小枝を差しておくだけで発根するほど生命力のある樹木です。花はそこそこきれいですが、全体が猛毒の塊です。中毒をしても胃洗浄とかの他には対症療法しかありません。身近にある樹木だけに子どもが触ったりしないように厳重に注意する必要がありそうです。
注意
- キョウチクトウ属のほとんどが有毒植物です。
キョウチクトウの他にも身近に有毒植物はたくさんあります。
- トリカブトは有名ですが、その他に、あじさい(葉など)、チューリップ(球根)、パンジー・ビオラ(種子、根茎)、ヒヤシンス(全草・蓚酸カルシウム)、西洋アサガオ(種子)、創価学会で仏壇に上げるシキミなどなど。
たくさんあるのですよね、気を付けましょう。
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