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ペットロスからの脱却

ライターさん(最終更新日時:2012/12/26)投稿日:

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ペットを飼っている限り、いつか確実に訪れるのがペットとの別れ・・。

愛犬が乳がんを患った時、(神様、あと2年待って、そこまで心構えをしておくから・・)と必死に祈り、愛犬との一日一日を大事に愛おしく過ごしました。
時折、頭を過ぎる愛犬との(いつか来るであろう別れ)も、真剣に考えれば止めども無く落ち込みそうで、現実その日が来れば、自分はどうなってしまうのか・・。
考えれば考えるほど、恐ろしいものでした。

しかし、現実にその日が訪れました。
家族全員で看取れたのですが、息を引き取って行った過程が頭から離れません。
横たわる体に眠ているような白いマツゲ。
二度と開かない・・。
抱きしめられないと思うと、喪失感が全身を襲います。
(もう二度と会えない)と思うと、尋常でない動悸で息苦しくなります。
もっと良い病院へ連れて行った方が良かったのではないか、もっと、あれもこれもしてあげておけば良かった・・。
(もう後3カ月生きてくれていれば、恒例のクリスマス旅行の思い出も作れたのに・・)
・・と悔いばかりが自分を責めて、寝られない食べられない、何も手が付かないという日が続きました。
しかし、人が死んだ訳では無いので、こういう悩みも他人には理解されません。
我が娘でさえ、「ペットごときで、悩めるあんたは幸せ者」と失笑され突き放される状態です。
「何でこんなに悲しいのに幸せ者なん?」と言ったところが、ペット好きでない人には、人間以外の者の死で、体調を崩したり、家事や仕事が手に付かず、生活自体に支障が出ることなど、到底理解出来ないのでしょう。
聞きつけた主人の叔父夫婦に「孫持つ歳で、犬一匹死んだからと、落ち込んでどうする」と叱咤されましたが、,(あんた達夫婦なら、私は落ち込んでいない)と心の中で叫んでいました。

ペットを飼っておられる方々に話を聞いて貰ったり、婦人科で動悸を抑える薬を処方してくださった女医さんから新しく犬を迎えることも薦められましたが、罪悪感が先行してか、亡き愛犬以外の犬は当時は絶対考えられませんでした。

心身ともに体調最悪。

戻すには、愛犬が生き返るしか無いのが現状で、虹の橋で私が行くのを愛犬が待っているのなら、一刻も早く行ってやりたい思いにも苛まれ、精神状態もどん底。
(自分自身が自己嫌悪に陥るのです。家族も私に手を焼いていたでしょう)

月日が薬というものの、春になっても一向に心が晴れず、私を励まそうと計画してくれた友人たちの旅行先でも食事が進まず、昼食の席を抜け出し、伊勢神宮の五十鈴川のほとりで、川原に下りて鯉を見に行く状態でした。
(8ヶ月が経っているんだから、もう何処かに生まれ替わっているかなぁ)
すると、遠くにいた大きな鯉が悠々と近づいて来ます。

川のほとりとは言え、泳ぐ鯉とのあまりの至近距離に、巨大鯉のド迫力。
その神秘性のせいか(まだ、悩んでるのか)と川の主と思われる黒鯉に言われているように感じるのです。
(あの子に会いたい、生まれ替わって私の元に戻って来て欲しい)と応じると、他方からどんどん鯉が寄って来ます。
上から見ていた友人や観光客の方々も不思議がるほど、私の周りに12匹もの大きな多彩な彩りの鯉が悠々と漂っています。
主人が呼ぶのでその場を離れましたが、(五十鈴川の鯉は神様のお使い、もしかすれば願いが叶うのでは・・)と妙な期待感が生じました。
その行きさつがあってから、犬に関することをネットで検索するようになり、一ヶ月後偶然亡き愛犬にそっくりな子を見つけたときは、パソコンの前で号泣。

住んでいる関西から、遠く離れた神奈川県の熱海市。
何とか頼み込み、浜名湖まで連れて来てもらい、真夏の夜の移動,12j時間.掛けて連れて帰り、朝方ゆっくりその姿と対面。
頭から離れなかった、白い長いまつげの寝顔はまさしく亡き愛犬そのものでした。
(おかえり)
10ヶ月に渡る辛く・悲しく・苦しいペットロスと夜も寝られない程激しかった動悸に開放された瞬間でした。

頑なに私も新しい犬やペットは拒んだのですが、喪失感を埋めてくれるのもペットであったのも事実です。
新しい子のしぐさや他の話題でも、亡き愛犬のことを思い出しては、昔話に繋がって行きます。

もうすぐ、三回忌。
月に一度、義両親の命日にお参りに来てくださっているお寺さんに法要をお願いします。

動物用のお経というものは無く、まったく人間と一緒で、亡き愛犬も13年間お勤めに参加していて、お寺さんによく褒めてもらっていました。
亡くなった日は偶然、お寺さんが来てくださる前日の夜。
お寺さんの許可を得て、当日の朝、亡骸を仏間に置くことも愛犬のためのお経も快く引き受けてくださいました。

 

自宅で、お坊さん立ち合いの葬儀に、自宅庭での埋葬、いつでも愛犬のお墓にお参りが出来ます。

 

これだけ手厚く皆が協力してくれたことにも、恵まれた境遇であることに感謝はしても、落ち込んで行く自分自身の気持ちは、当時はどうしても食い止めることは出来ませんでした。

新しい子を迎え、以前の自分を取り戻せた今だから言えるのでしょうが、他の犬を飼っても亡き愛犬のことは決して忘れ去ることはありません。

亡き愛犬がしていた片足あげての用足しや生前の数々の癖。
旅行先での秘密のオシッコ場に、新しい犬が一目散に駆け寄って行く場面を見ると、(やはりこの子は生まれかわり)と自己満足の悦に入っています。
(偶然だという事は、十分承知しております)

巡り会うことが無ければ、まだまだ時間は止まったままだったでしょう。
(自分はどうなっていただろう)と思うと寒気がします。

つくづく、巡り会えたことに感謝し、改めて、共に生きて行けることに感謝が沸きます。

ペットロスから立ち直るひとつの手立てとして、条件が揃えば、もう一度ペットを飼われて見るのものも、一つの脱却方かと思います。

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