ここから本文です

この知恵ノートを「知恵コレクション」に追加しました。

追加した知恵ノートはMy知恵袋の「知恵コレクション」ページで確認できます。

知恵コレクション」に登録済みです。

再登録しました。

追加に失敗しました。

ノートに戻り、もう一度やり直してください。

すでに1,000件のノートが登録されています。

新しく追加したい場合は、My知恵袋の「知恵コレクション」ページで登録されているノートを削除してください。

追加できませんでした。

ノートは削除されました。

探偵のお仕事について ~仕事内容、探偵になる方法、給料など~

ライターさん(最終更新日時:2011/12/19)投稿日:

  • ナイス!:

    22

  • 閲覧数:191234

印刷用のページを表示する

はじめに

探偵業は、もともと秘匿性の高い職業です。
そのせいか、Yahoo!知恵袋でも探偵業に関連する質問が散見されます。
ここでは、専門家としての立場から、探偵という職業について説明したいと思います。

探偵イラスト

 



探偵の仕事

探偵が実際に着手する業務は、おおよそ以下のものになります。

1.相談業務

相談業務とは、相談者の悩みをヒアリングして、それに対する最適な解決方法、アドバイスを提供する仕事です。ここでしっかりした対応ができると、調査依頼の受注に繋がります。

2.調査業務


調査業務とは、クライアントからの依頼内容に基づき、聞き込みや尾行・張り込みなどの手段を用いて、当該依頼に係る情報を収集する仕事です。
調査業務の特徴は、調査を行う時間帯が不規則なこと。そのため、探偵にはある程度の体力が必要となります。

ポイント 法律が定義する「探偵業務」

  • 日本には、「探偵業の業務の適正化に関する法律(以下、「探偵業法」)」という探偵業に関する規制法があります。この法律のなかには、「探偵業務」の定義が以下のように定められています。

  • 探偵業法第2条第1項 
     この法律において「探偵業務」とは、他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務をいう。

    この条文に当てはめると、テレビでよくみる探偵の盗聴器発見調査は、「探偵業務」ではないことが分かります。盗聴器の発見は、探偵の専売特許ではないのです。
 
3.調査報告書などの資料作成業務

調査業務によって収集した情報は、調査報告書として1つにまとめることとなります。
調査報告書は、クライアントが調停や裁判で利用することもあるため、法実務上通用する程度のものに仕上げなければなりません。

4.宣伝業務

宣伝業務とは、自社を広告するチラシ配りやティッシュ配り、ポスターの設置などをする仕事です。
会社によって、調査依頼が少ない場合などに実施することが多いようです。

5.機材の手入れ

探偵は、調査をするにあたり様々な機材を使います。定期的に機材の手入れをして、調査に臨みます。

調査業務の種別

探偵業者のホームページをいくつか見てみると、「調査」と名のつく項目はとても多くあります。
調査業務の種別を整理しようとするとき、個人からの依頼によるものと、法人からの依頼によるものとに分けることができます。

1.個人からの依頼によるもの

(1)浮気調査
(2)所在調査
(3)家出人捜索調査 など

ポイント 浮気調査が人気NO1!

  • 探偵業において最も需要が多い調査項目は、浮気調査と言われています。
  • 詳細については、こちらのコラムをご参照ください。
 
2.法人からの依頼によるもの

(1)企業信用調査
(2)人事調査
(3)市場調査 など

ポイント 探偵の取引先相手は個人だけじゃない!

  • 実際に、法人のみを顧客としている探偵業者も存在しています。
 

探偵になる方法

探偵になるにあたり、年齢や学歴による制限は一切ありません。
日本の法律では、その気になれば高校生でさえ探偵になることが許されています。

探偵になる方法は、大まかに探偵業を開業するか、探偵業者の従業員(調査員)になるかの2つに分けられます。

1.探偵業を開業する場合

探偵業を開業するためには、探偵業務を開始しようとする日の前日までに、警察署経由で公安委員会へ届出をする必要があります(探偵業法第4条第1項、探偵業法施行規則第2条第3項)。

申請書類は、各都道府県の警察本部のサイトから入手することが可能です。申請の流れについては、警視庁の該当ページをご参照ください。

なお、自分で申請することが困難な場合は、行政書士などに届出の代行をお願いすることもできます。

注意

  • 届出をする者が法の定める欠格事由に該当する場合、探偵業を開業することはできません(探偵業法第3条)。
  • 第3条 次の各号のいずれかに該当する者は、探偵業を営んではならない。
     一 成年被後見人若しくは被保佐人又は破産者で復権を得ないもの
     二 禁錮以上の刑に処せられ、又はこの法律の規定に違反して罰金の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から起算して五年を経過しない者
     三 最近五年間に第十五条の規定による処分に違反した者
     四 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成三年法律第七十七号)第二条第六号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)又は暴力団員でなくなった日から五年を経過しない者
     五 営業に関し成年者と同一の能力を有しない未成年者でその法定代理人が前各号のいずれかに該当するもの
     六 法人でその役員のうちに第一号から第四号までのいずれかに該当する者があるもの

ポイント FC(フランチャイズ)による開業

  • 探偵業界には、FCを募集している事業者がいくつかあるようです。
  • FCにはメリットがある反面、デメリットも多くありますから、業界の実情や会社のブランド力、自分の将来のビジョンなどを十分に考慮して判断することが重要です。
 
2.探偵業者の従業員になる場合

探偵業者は、ハローワーク新聞広告探偵業者のWEBサイトなどで調査員を募集しています。
求人に応募して面接に合格すれば、即採用となるでしょう。
採用後、会社から実務に関する教育研修が行われます。

ポイント 探偵学校に通う必要性

  • 「探偵になるには、探偵学校に通わなければいけませんか?」という質問をよく見かけます。
  • この点について、必ずしも探偵学校に通う必要はありません。なぜなら、既に説明したように、探偵学校に通わずとも探偵になることは可能だからです。
    探偵学校に興味がある場合は、企業実績や講師の経歴など、その学校の質をよく見極めることが重要です。
 

ヒント 実務上、探偵に求められるもの

  • (1)運転免許 ⇒ 尾行・張り込みの際に車両を使うことが多いため
  • (2)体力    ⇒ 就業時間帯が不規則なため
  • (3)法律知識 ⇒ 適法に業務を遂行する必要があるため
  •   ポイント どんな分野の法律知識が必要なのか

    • 探偵として適法に業務を遂行するためには、一般社会における様々なルールを把握し、順守しなければなりません。
      探偵の業務には、公法と私法の双方が密接に関係してくるため、幅広い分野の法律知識が求められます。
      具体的には、探偵業法をはじめとして、憲法(人権)民法、刑手続法その他の特別法(消費者契約法、軽犯罪法、戸籍法など)に関する知識が、最低限必要となります。

 

探偵の給料

「探偵って儲かるの?」という質問をよくみかけます。

2011年12月現在ですと、大手の探偵業者で十億円単位で稼いでいるところがいくつかあります。一方で、毎年廃業している業者の数も少なくありません。つまり、儲かっているところもあれば、そうでないところもあるということです。

さて、探偵(調査員)の給料についてですが、3名の業界関係者たちにアンケートしてみたところ、以下のような結果となりました。

A社:基本給20万円前後に加え、能率給制としてプラス15万円~20万円(交通車両費は別途支給)、ボーナス有
B社:15万円~20万円の間の完全固定給(交通車両費は別途支給)、ボーナス有
C社:時給1500円~2500円(交通車両費に加え、お弁当代も別途支給)、ボーナス有

ご覧のように、給与体系は会社によって大きく異なります。
これは聞いた話ですが、従業員への給料の支払いが数か月滞っているような事業者もあるようです。

探偵として安定した収入を得るためには、会社の営業力がカギとなります。

探偵業者の数

探偵業の届出状況


画像は、警察庁生活安全局生活安全企画課が公表した探偵業の届出状況(平成20年~22年)に関するデータです。

22年度のデータを見ると、新規届出数が約1000件ほどある一方で、廃業届出数が約700件あることが分かります。
また、年末の現存届出数は、個人によるものが3760件、法人によるものが1412件で、合計5172件となっています。
つまり、現在は全国に約5000の探偵業者が存在することになります。

事業者の数が増加傾向にありますから、今後も競合との生き残り合戦が厳しくなることが予想されます。


おわりに

探偵という仕事の魅力は、正当な権利を持つクライアントが抱える悩みの解決に取り組むという点に尽きます。

クライアントにとって、今後の人生を左右するような重大な問題に取り組み、求められる結果を出して、感謝される…。
経験した者にしか分からない喜びが、探偵の世界にはあります。

営業力と法律知識さえあれば、まだまだビジネスチャンスは十分にある業界です。将来有望な方々が探偵を目指して下されば、喜ばしい限りですね。
このノートについて質問する

このノートについてライターの方に質問できます。

※ライターの方から必ず回答をいただけるとは限りません

※別ウィンドウで開きます

この知恵ノートのライター

グレード

グレード知恵ノートのグレード:1-2

私は、探偵業者に対する教育研修業務、各都道府県の探偵業者の...[続きを見る]

その他の知恵ノート(2件)
ストーカー被害への対処法 ~ス...
興信所・探偵社の賢い見つけ方 ...

ピックアップ

【iPhone】修理交換の申込方法...
 ※追記※2015/1/30現在iPhone6及び6+が発売されたのを受け、情...
知っておきたい無線LANルーター...
知っておきたい無線LANルーターの知識と選び方iPod touchやPS...
Android向けアプリ Yahoo!ブラ...
基本的な使い方(メニュー・操作)便利な使い方オススメの使...
本文はここまでです このページの先頭へ